心臓ペースメーカについて正しいのはどれか。
1: 体外式ペースメーカのディマンド感度は変更できない。
2: ディマンド型ではパルスレートは固定されている。
3: プログラマブル・ペースメーカのパラメータは体外から変更できる。
4: 体内式ペースメーカの電源には水銀電池が使用される。
5: パルス振幅は約5V、パルス幅は約10msである。
電気メスについて正しいのはどれか。
a: 心臓ペースメーカのデマンド機能誤作動を誘発する。
b: 切開には連続波を使用する。
c: 高酸素環境下ではバイポーラ方式を使用する。
d: 対極板はできるだけ血流の少ない部位に装着する。
e: 負荷抵抗は20kΩで設計されている。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
3: パルス振幅は約5V、パルス幅は約10ms(ミリ秒)である。
4: プログラマブル・ペースメーカのパラメータは体外から変更できる。
5: 植込み式ペースメーカの電源には水銀電池が多く使用される。
心臓ペースメーカについて誤っているのはどれか。
1: 体外式は体外から刺激回数、出力、感度を調整する。
2: 体外式は一時的な心拍数低下症例に使用される。
3: 体外式の操作パネルは調整後にカバーをする。
4: 植込み型は皮下組織に埋没させて留置する。
5: 刺激電極は左心房内に留置する。
植込み式ディマンド型ペースメーカの基本的な機能はどれか。
1: 体外からパルス幅が変えられる。
2: 体外からパルスレートが変えられる。
3: 体外からパルス振幅が変えられる。
4: 自発心拍が一定期間現れないとき刺激する。
5: 頻脈が生じたとき刺激する。
1: 体外式ペースメーカの本体は体外におかれる。
2: 固定レート型ペースメーカは刺激頻度が一定である。
3: デマンド型ペースメーカは自発収縮があるときにぺーシングする。
4: プログラマブルペースメーカは植え込み後に刺激頻度や振幅を変更できる。
5: 植込み式多機能ペースメーカの機能はICDHコードで表示される。
ペースメーカについて正しいのはどれか。
1: 刺激パルスは正弦波交流である。
2: 刺激パルス電圧は1mV程度である。
3: 刺激電極は大動脈基部に留置する。
4: ペースメーカ本体の植込みは通常腹腔内である。
5: 刺激電極は自己心拍を検出する役目もある。
ペースメーカで正しいのはどれか。
1: VVIのペースメーカの電極は左心房に留置する。
2: 完全A-V(房室)ブロックの患者には右心房を刺激する。
3: 低周波治療器と併用してもよい。
4: 自発心電図を検出しないときに刺激を出すことをデマンド機能という。
5: 刺激電圧は1~5mV程度である。
a: 体外式ペースメーカは頻脈性不整脈の治療に使用する。
b: 植込み式ペースメーカの出力などのパラメータは体外から変更できない。
c: VVIペースメーカでは自己心拍により刺激発生が抑制される。
d: パルス振幅は約5V、パルス幅は約1msである。
e: リチウム電池の寿命は約2年である。
a: 植込み型にはヨウ素リチウム電池は使用されない。
b: 出力パルス幅は約100msである。
c: 電極装着後、刺激闘値は経時的に低下する。
d: NBG(ICHD)コードの第一文字は刺激部位を表す。
e: 体外式ペースメーカの出力点検時には500Qの負荷抵抗を接続する。
手動式除細動器の体外通電操作について正しいのはどれか。
1: 成人の初回通電を50Jで行った。
2: 患者が動かないように介助者に押さえてもらった。
3: 心房細動除去のため心電図モニタから心電図を入力した。
4: 電極ペーストに超音波検査用ゼリーを代用した。
5: 通電パドルを患者に軽く押し当てた。
DDDペースメーカについて誤っているのはどれか。(医用治療機器学)
a: 心房ペーシングの閾値は心室ペーシングの閾値より高い。
b: 閾値は時間経過に伴い挿入時より少し低くなる。
c: 出力は閾値を少し下回る程度に設定する。
d: パルス幅は6~10msが適当である。
e: 不応期は170~500msの間で調節する。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
体外式ペースメーカの取扱いについて誤っているのはどれか。
1: 電極のdistal(遠位)端子を本体のマイナス端子に接続した。
2: ゴム手袋をしてカテーテル電極端子の接続操作を行った。
3: 出力電流を徐々に下げながらペーシング閾値を決めた。
4: 感度をセンシング閾値の1/3の電圧値に設定した。
5: 出力をペーシング閾値の1/3の電流値に設定した。
a: 胸腔内にジェネレータ(本体)を留置する。
b: NBG(ICHD)コードの第二文字はセンシング部位を表す。
c: パルス幅は0.5 ms 前後である。
d: 電極装着直後は刺激閾値の低下が続く。
e: 体外式ペースメーカの出力点検時には50Ωの負荷抵抗を接続する。
ペースメーカアナライザ(負荷抵抗:500Ω)を用いて、定電流型体外式ペースメーカを出力電流4mA、ペーシングレート60ppm、デマンド感度最高に設定して定期点検を行った。異常なのはどれか。
1: 出力電圧のピーク値が2.0Vであった。
2: 出力パルス幅が10msであった。
3: 出力パルス間隔が1000msであった。
4: デマンド感度が1mVであった。
5: 心室不応期が250msであった。
定電流出力型の体外式ペースメーカの出力端子に500Ωの抵抗を接続し、出力電流10mA、パルスレート60回/分およびデマンド感度最高の設定で点検を行った。動作不良を示す項目はどれか。
1: 出力電圧は5Vであった。
2: パルス幅は1msであった。
3: パルス周期は1sであった。
4: デマンド感度は10mVであった。
5: アルカリ乾電池の電圧が9Vであった。
体外式ペースメーカの定期点検項目として適切でないのはどれか。
1: ペーシングレート
2: 電池電圧
3: パルス幅
4: 電極接触インピーダンス
5: デマンド感度
機器の点検項目と必要な機材との組合せで誤っているのはどれか。
1: ペースメーカの出力パルス振幅 ―---- 周波数カウンタ
2: 除細動器の出力波形 ―------------ メモリ型オシロスコープ
3: 電気メスの出力電力 ―------------- 無誘導抵抗器
4: 輸液ポンプの精度 ―--------------- メスシリンダ
5: 人工心肺の絶縁抵抗 ―------------ メガー
体外式ペースメーカの刺激パルス幅を点検する際に必要なのはどれか。
1: パルス発生器
2: ディジタルテスタ
3: メガー
4: インピーダンスメータ
5: オシロスコープ
体外式ペースメーカについて正しいのはどれか。
1: リチウムヨウ素電池が使用されている。
2: 設定の変更にはプログラマを使用する。
3: 電極のdistal(遠位)側は本体のマイナスに接続する。
4: 心拍応答機能を有している。
5: デマンド機能を有していない。
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