急性炎症が慢性期に移行したことを示唆する所見はどれか。
1: 好中球の遊走
2: 血管透過性の亢進
3: 液性成分の滲出
4: 組織圧の上昇
5: 線維芽細胞の増殖
急性炎症において局所の血管透過性の亢進を来さないのはどれか。
1: インスリン
2: キニン
3: ヒスタミン
4: ロイコトリエン
5: プラスミン
炎症に関して正しいのはどれか。
a: 急性炎症時の滲出は前毛細血管小動脈で起こる。
b: 特異性炎は変質性炎の特殊な型と定義される。
c: 増殖性炎では炎症巣の腐敗を伴うことが多い。
d: 劇症肝炎では炎症の他の病変が起こるより先に肝組織の壊死が見られる。
e: 3週間以上続いた炎症は通常、慢性炎症とされる。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
炎症の局所現象で誤っているのはどれか。
1: 血流量の増加
2: 知覚神経刺激の増加
3: 熱産生の増加
4: 血管透過性の低下
5: 遊走細胞の集結
炎症に関して正しいのはどれか。
a: 紫外線は原因の一つである。
b: じん麻疹はアレルギー性の炎症である。
c: 組織の循環障害と滲出とを伴う。
d: 組織では細胞の萎縮が認められる。
e: 膿瘍は炎症後肉芽組織が増殖して生じる。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e