第27回国試午後74問の類似問題

国試第26回午前:第77問

CAPDで正しいのはどれか。

1: 循環動態に対する影響が小さい。

2: 透析不均衡症候群への注意が必要である。

3: 酸性透析液は生体適合性の面で有利である。

4: 浸透圧は透析液中のカリウム濃度で調整する。

5: 小分子量物質の除去効率は血液透析よりも高い。

国試第9回午後:第65問

標準的な連続的腹膜透析(CAPD)について正しいのはどれか。

a: アルカリ化剤として乳酸塩が用いられる。

b: 浸透圧調節物質としてグルコースが用いられる。

c: 透析液パッグ交換時に滅菌(殺菌)システムが用いられる。

d: 抗凝固剤としてへパリンが用いられる。

e: アクセスとして内シャントが用いられる。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第1回午後:第50問

正しいのはどれか。

a: 血液透析は小分子量物質の除去効率がよい。

b: 血漿交換法は免疫疾患の治療に用いられている。

c: 活性炭を用いる血液吸着は尿素の除去効率が悪い。

d: 腹膜潅流用の透析液の浸透圧は血液透析液のそれより低い。

e: 血液濾過は不均衡症状を起こしやすい。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第36回午前:第79問

HDに比べたCAPDの特徴として正しいのはどれか。 

a: 小分子溶質の除去に優れる。 

b: 循環系への影響が少ない。 

c: 不均衡症状が起きにくい。 

d: 20年以上の長期透析が可能である。 

e: 糖負荷量が少ない。 

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第36回午前:第52問

血液浄化法について誤っているのはどれか。

1: 腹膜透析は中分子量物質の除去能力に優れている。

2: 血液透析は小分子量物質の除去能力に優れている。

3: 血液濾過は中・大分子量物質の除去能力に優れている。

4: 血液透析ではタンパク質の喪失が少ない。

5: 血液濾過は血漿浸透圧変化が生じやすい。

国試第15回午後:第65問

CAPDの合併症で誤っているのはどれか。

1: 陰嚢水腫

2: 被嚢性腹膜硬化症

3: 透析不均衡症候群

4: 透析不足

5: 腰背部痛

ME2第29回午前:第53問

血液透析(HD)に比べた腹膜透析(PD)の長所について誤っているのはどれか。

1: 循環系への影響が少ない。

2: 不均衡症状が起こりにくい。

3: バスキュラ(ブラッド)アクセスが不要である。

4: 抗凝固薬を必要としない。

5: 小分子物質の除去に優れる。

国試第8回午後:第59問

血液浄化療法について誤っているのはどれか。

1: 連続的腹膜透析は低分子量物質の除去能に優れている。

2: 血液濾過法は血液透析に比べて不均衡症侯群の発症は少ない。

3: 血液吸着療法は薬物の除去に有効である。

4: 血漿交換には中空糸型濾過器が最も多く用いられている。

5: 血漿交換療法は自己免疫疾患の治療に適用される。

国試第18回午後:第65問

CAPD患者に特徴的な合併症はどれか。(血液浄化装置)

a: 高血圧

b: 透析不均衡症候群

c: 被嚢性腹膜硬化症

d: 陰嚢水腫

e: 貧 血

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第3回午後:第46問

正しいのはどれか。

a: 腹膜潅流における単位時間当たりの尿素の除水量は増加する。

b: CAPDで液の貯留時間を延長すると単位時間あたりの除水量は増加する。

c: CAVHは長時間にわたって行われるため心臓の負担が大きい。

d: CAPDでは不均衡症状は起こりにくい。

e: 二重濾過液將交換法はアルブミン回収を目的として改良された血液交換法である。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第25回午前:第79問

透析液について誤っているのはどれか。

1: カプラは定期的に消毒する。

2: 透析液ナトリウム濃度を上昇させると血圧が安定する。

3: 透析液に用いる原水は水道法による水質基準を満たす必要がある。

4: エンドトキシン捕捉フィルタは細菌も捕捉する。

5: 水処理装置は上流から逆浸透、活性炭吸着、硬水軟化装置の順である。

国試第11回午後:第66問

標準的なCAPD用透析液に含有されているのはどれか。

a: ナトリウム

b: カルシウム

c: カリウム

d: 重炭酸

e: ブドウ糖

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第15回午後:第64問

腹膜透析について正しいのはどれか。

a: 生体膜による血液浄化法である。

b: 溶質除去は拡散による。

c: 除水は浸透圧差による。

d: 尿素クリアランスは一定である。

e: 腹腔内透析液量は一定である。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第38回午後:第21問

血液透析について誤っているのはどれか。

1: 中空糸型の透析膜が使用されている。

2: 体内の過剰の水分を浸透圧差により除去する。

3: 透析液には重炭酸が添加されている。

4: ローラポンプが使用されている。

5: 血液と透析液を互いに反対方向に流す。

国試第22回午後:第74問

腹膜透析で正しいのはどれか。

a: 生体膜による血液浄化法である。

b: 溶質除去は拡散による。

c: 除水は浸透圧差による。

d: 尿素クリアランスは一定である。

e: 腹腔内透析液量は一定である。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第35回午後:第11問

血液透析について正しいのはどれか。

1: 拡散と限外濾過により物質除去を行う。

2: 透析液と血液は並流で流す。

3: 過剰の水分は浸透圧により除去する。

4: 抗凝固薬は使用しない。

5: 主に積層型の透析器を用いる。

国試第29回午前:第75問

血液透析の目的として誤っているのはどれか。

1: 過剰水分の除去

2: 代謝性アシドーシスの是正

3: 血清カリウム濃度の是正

4: 尿素の除去

5: 免疫グロブリンの除去

国試第4回午後:第48問

血液透析について誤っているのはどれか。

a: 血小板の一部は透析液側へ漏出する。

b: カリウムは血液側へ補給される。

c: アルカリ化剤は血液側へ補給される。

d: 蛋白代謝産物は血液側から除去される。

e: 透析液中の細菌は膜で阻止される。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第2回午後:第43問

血液浄化法について正しいのはどれか。

a: 現在、我が国で行われている血液濾過は前希釈方式を用いている。

b: 血液濾過では中分子物質のクリアランスに比べ小分子物質のクリアランスは大きい。

c: 吸着法では血中コレステロールの除去はできない。

d: 血液吸着で用いられている活性炭では電解質、pHの調整はできない。

e: DFPPではアルブミンの回収ができる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第25回午後:第77問

市販のCAPD透析液に含まれているが、血液透析液には含まれていないのはどれか。

1: アセテート

2: マグネシウム

3: ラクテート

4: リ ン

5: カリウム