第27回国試午前32問の類似問題

ME2第33回午前:第52問

手術室で用いる画像診断機器について誤っているのはどれか。

1: ポータブルX線装置使用時には防護衣は不要である。

2: X線使用時には個人被曝線量計を着用する。

3: ME機器から発生するノイズは術中MRI撮影時の障害になる。

4: 術中DSA(Digital Subtraction Angiography)では造影剤を用いる。

5: 脳外科手術のナビゲーションシステムにはMRIが使用されることがある。

国試第27回午後:第32問

内視鏡画像計測について誤っているのはどれか。

1: 撮像素子にはCCDを用いる。

2: 電子内視鏡では画像を光ファイバで伝送する。

3: 狭帯域光を用いると血管を強調できる。

4: カプセル内視鏡は腸を対象とする。

5: 超音波内視鏡は粘膜下の病変の診断に適している。

ME2第28回午後:第23問

MRI診断装置について誤っているのはどれか。

1: X線CTよりも検査時間が長い。

2: 血管像を得るためには造影剤が必要である。

3: 骨や空気による画像への影響がない。

4: X線CTよりも体動に弱い。

5: 検査前に補聴器をはずす。

ME2第28回午前:第48問

水素原子の核磁気共鳴を利用して組織内の水分量の差などを画像化するのはどれか。

1: 超音波診断装置

2: X線CT

3: ガンマカメラ

4: MRI

5: PET

国試第2回午前:第87問

正しいのはどれか。

a: 超音波診断は原子の種類により異なる反射波を利用する。

b: エックス線の吸収は原子の密度で定まり、その種類には依存しない。

c: 生体内で可視光線を主に吸収するのは脂肪である。

d: RIは代謝の機能や特定の臓器の形態を知るのに利用される。

e: 電磁波の吸収は筋肉層の方が脂肪層より大きい。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第11回午前:第59問

MRIで得られる情報について誤っているのはどれか。

1: 信号強度は観測原子核の質量に比例する。

2: 緩和は励起されたスピンが元の状態に戻ることである。

3: 緩和時間差によって組織の区別が可能となる。

4: 血流についての情報が得られる。

5: 水素原子核以外の原子核からも情報が得られる。

ME2第35回午前:第45問

MRI検査について正しいのはどれか。

1: 撮像する断面の方向の制約がある。

2: 血管撮影には造影剤が必要である。

3: 臓器内に空気があると撮像できない。

4: 生体内の水分子の存在状態を画像化する。

5: 脊髄の描出能はX線CTより劣る。

ME2第34回午後:第14問

MRIに利用されるのはどれか。

1: X 線

2: γ 線

3: 超音波

4: 磁 界

5: 赤外線

ME2第38回午前:第57問

X線CTについて正しいのはどれか。

1: MRIよりも軟部組織の描出に優れている。

2: 造影剤を用いずに血管像を描出できる。

3: 撮影時に放射線同位元素(RI)が必要である。

4: マルチスライスCTにより冠動脈の3D表示ができる。

5: 石灰化は描出できない。

国試第5回午前:第87問

ディジタルラジオグラフィについて正しいのはどれか。

a: ベータ線を利用する。

b: コンピュータによる画像処理が有効である。

c: 従来の透過像撮影に比べて被曝が少ない。

d: 濃度分解能が高い。

e: 多種の核種を使用する方法もある。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第36回午前:第32問

X線CT撮影について誤っているのはどれか。 

1: 装置から発生する音はMRIよりも大きい。 

2: 造影剤を使用して血管を強調する。 

3: 手術ナビゲーションに用いられる。 

4: 患者が動くと像が不鮮明になる。 

5: 放射線防護対策が必要である。 

国試第33回午後:第30問

核磁気共鳴画像法について正しいのはどれか。

a: 放射線被曝はない。

b: 磁力線の透過性を画像化している。

c: 臓器の画像再構成は一断面に限られる。

d: 空間分解能は 5 mm 程度である。

e: 撮影手法として T2 強調がある。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第35回午前:第31問

MRIについて誤っているのはどれか。 

a: 炭素原子の空間分布を画像化する。 

b: 超電導電磁石には液化ヘリウムが用いられる。 

c: 静磁場強度が高いほど画質は向上する。 

d: 画像化には傾斜磁場が必要である。 

e: 石灰化病変の描出に適している 

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第30回午前:第32問

臨床用MRIについて正しいのはどれか。

a: 軟部組織の画像化に適している。

b: 炭素原子の空間分布を画像化する。

c: 水分の少ない組織の撮影に適している。

d: 撮像法としてT1強調がある。

e: 血管造影が可能である。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第12回午前:第61問

ポジトロンエミッションCT(PET)について誤っているのはどれか。

1: 消滅ガンマ線のエネルギーはポジトロン放出核種にかかわらず一定である。

2: 検出器にはコリメータが必要である。

3: 使用される核種の半減期は短い。

4: シングルフォトンエミッションCT(SPECT)に比べて高分解能である。

5: 代謝に関する情報が得られる。

国試第1回午前:第81問

正しいのはどれか。

a: 電磁波の生体内での吸収は導電率できまる。

b: 可視光線の吸収スペクトラムは血液の酸素飽和度では変化しない。

c: エックス線の減衰は原子の密度できまり、原子の種類には影響されない。

d: RIを用いた生体の計測では、臓器の形はわからない。

e: 超音波エコーによって密度および硬さの異なる組織の境界面がわかる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第39回午後:第40問

SPECT装置について正しいのはどれか。

1: 装置から放射線を照射する。

2: β線を遮蔽する必要がある。

3: 撮影に要する時間は1秒程度である。

4: 多数の断面の断層画像が得られる。

5: X線CTに比べて空間分解能が高い。

国試第32回午前:第33問

磁気共鳴画像(MRI)について正しいのはどれか。

a: 撮影には被曝を伴う。

b: 骨の撮像はできない。

c: 軟部組織の撮像に適している。

d: 動きのある臓器も撮像できる。

e: 血管の撮像が可能である。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e