標準的な紙送り速度で脳波計測を行ったところ、図のような波形が得られた。網かけ部分の波形の種類はどれか。
1: α波
2: β波
3: γ波
4: ∂波
5: θ波
図は心電計の校正波形を示している。AとBはそれぞれ標準感度の何倍か。
1: (A)1/2 -- (B)1
2: (A)1 -- (B)2
3: (A)2 -- (B)4
4: (A)1 -- (B)1/2
5: (A)2 -- (B)1
心電計の点検について正しいのはどれか。
1: 記録器の紙送り速度を30mm/sで確認した。
2: 感度を5倍にして校正波形の振幅を確認した。
3: 低域遮断周波数が0.05Hz以下であることを確認した。
4: 高域遮断周波数が40Hzであることを確認した。
5: 標準感度が20mm/1mVであることを確認した。
心電図で心拍数60回/分の心電図を記録した。紙送りを標準の速さに設定すると記録紙500mm当たりに記録されるQRS波は何拍か。
1: 10
2: 20
3: 40
4: 50
5: 100
図は電気生理学的検査で得られた心電図記録である。刺激レート[回/分]はおよそいくらか。ただし、記録速度は25mm/sである。
1: 30
2: 60
3: 90
4: 120
5: 150
図は電気生理学的検査で心臓をペーシングして得られた心電図記録である。この刺激レート[回/分]はおよそいくらか。ただし、記録速度は100mm/sである。
1: 120
2: 170
3: 220
4: 270
5: 320
心電計で振れ幅2mVの心電図波形を標準感度で記録した場合、記録紙上で振れ幅は何mmになるか。
1: 2
2: 5
3: 10
4: 20
5: 40
図は電気生理学的検査で心臓をペーシングして得られた心電図記録である。刺激レート[回/分]はおよそいくらか。ただし、記録速度は100mm/sである。
1: 80
2: 100
3: 120
4: 140
5: 160
脳波計について誤っているのはどれか。
1: 標準紙送り速さは3cm/sである。
2: 校正電圧には50μVの方形波を用いる。
3: 増幅器の同相弁別比は60db以上である。
4: 単極導出の基準電極装着部は耳垂(耳朶)である。
5: 高域通過フィルタの標準的な時定数は1.5sである。
標準紙送り速さで記録した心電図のR-R間隔が20mmであった。心拍数[回/分]はどれか。
1: 40
2: 48
3: 65
4: 75
5: 90
脳波記録の条件として誤っているのはどれか。
1: 標準感度 : 5mm/50μV
2: 脳死判定時感度 : 5mm/10μV
3: 低域遮断周波数 : 0.5Hz
4: 高域遮断周波数 : 60Hz
5: 紙送り速度 : 50mm/s
脳波測定器について誤っているのはどれか。
a: 周波数帯域は0.5~70Hzの範囲である。
b: 標準記録紙送り速度は30cm/sである。
c: 電極には分極電極が用いられる。
d: 増幅器には100dB以上の増幅度が必要である。
e: ペン書き記録方式がよく用いられる。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
心電計について正しい組合せはどれか。
a: 最小感度 2μV以下
b: 時定数 3.2s以上
c: 標準感度 1mV/10mm
d: 周波数特注 0.5~200Hz
e: 標準紙送り速さ 2.5mm/s
正しいのはどれか。
a: His束心電図は標準四肢誘導で計測できる。
b: 心電計のアース線はできるだけ細いものがよい。
c: 心電図のR波の波高は通常100μV以下である。
d: 心電図を長時間記録するにはホルタ心電計が適している。
e: 心電図の波形の1周期は心臓の1回の拍動に対応している。
心電計の時定数について正しいのはどれか。(生体計測装置学)
a: 心電図の波形取り込み速度を表している。
b: 入力インピーダンスに比例する。
c: 入力電圧に対する過渡応答の特性を表している。
d: 増幅器の低域遮断周波数に反比例する。
e: 大きくすると高い周波数成分は減衰する。
図はある心電計の総合周波数特性である。この心電計の時定数を測定したところ3.2秒であった。低域遮断周波数fLは約何Hzか。
1: 5
2: 3.2
3: 0.5
4: 0.32
5: 0.05
心電計の紙送り速さの確認で適切でないのはどれか。
1: 商用交流雑音(ハム)を入力した。
2: 1周期400msの矩形波を入力した。
3: 120ppmに設定した体外式ペースメーカの信号を入力した。
4: 点検者自身の心電図を入力した。
5: 低周波発振器から10Hzの正弦波を入力した。
心電計について正しいのはどれか。
a: 臓の活動に伴う電気現象を計測する装置である。
b: 差動増幅器が使われている。
c: 標準記録条件は紙送り速度25mm/s、感度10mm/mVである。
d: ホルタ心電計は心起電力をベクトルとして記録する。
e: His束心電計はBF型である。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
整脈の心電図記録で隣接するR波の間隔が20mmのとき心拍数[回/分]はいくらか。ただし、心電図は標準紙送り速度で記録した。
1: 48
3: 72
5: 80
脳波計の始業点検項目でないのはどれか。
1: 同相弁別比
2: 感 度
3: 時定数
4: 紙送り速度
5: 基線間隔
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