第25回国試午前23問の類似問題

国試第17回午前:第16問

誤っているのはどれか。

1: 垂直感染とは母から子への感染である。

2: 日本脳炎は蚊によって媒介される。

3: 日和見感染とは季節によって変化する感染である。

4: 肝炎には輸血によって感染するものがある。

5: 院内感染にはメチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)によるものがあ る。

国試第19回午前:第13問

免疫について誤っているのはどれか。(臨床免疫学)

a: T細胞は末梢血リンパ球の約90%を占める。

b: ナチュラルキラー細胞は再感染した細菌を特異的に攻撃する。

c: 授乳によって母乳から抗体を受ける現象は自然免疫である。

d: 抗原に最初にさらされたときに生産される抗体はIgMである。

e: ワクチンは人為的な抗原の授与による能動免疫である。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第34回午後:第22問

病原体の感染経路で正しい組合せはどれか。

a: 麻疹ウイルス                  空気感染

b: マイコプラズマ                 空気感染

c: 水痘・帯状疱疹ウイルス             飛沫感染

d: インフルエンザウイルス             飛沫感染

e: MRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)      接触感染

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第11回午前:第46問

消毒薬について誤っている組合せはどれか。

1: クロールヘキシジン ――――――---- 手術器具

2: ヨードホルム ―――――――――---- 皮膚

3: グルタールアルデヒド ―――--------- B型肝炎ウイルス

4: ホウ酸 ――――――――――――--- 眼

5: エチルアルコール ―――――------- 多孔質膜型人工肺

国試第12回午前:第36問

正しいのはどれか。

a: 我が国の肝硬変患者の多くは肝炎ウィルスのキャリアである。

b: 急性C型肝炎患者の多くはキャリアにはならない。

c: 急性B型肝炎患者の多くはキャリアとなる。

d: 急性A型肝炎患者の多くはキャリアとなる。

e: B型肝炎ウィルスの感染予防にはワクチンを接種する。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第23回午前:第15問

ブドウ球菌感染症で正しいのはどれか。

a: 院内感染で問題となる。

b: 食中毒の原因となる。

c: エンドトキシンショックの原因となる。

d: 健常者では検出されない。

e: バンコマイシンには耐性がない。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第6回午前:第15問

誤っているのはどれか。

1: 転移は悪性腫瘍にしばしば見られる。

2: ヒトの悪性腫瘍のなかでウイルスの感染によるものは少ない。

3: 喘息やじんま疹は即時型アレルギーと呼ばれる。

4: Bリンパ球は分化成熟すると抗体を作る形質細胞となる。

5: 初期変化群とは癌の初期にリンパ節が腫大することである。

国試第13回午前:第22問

肺結核の感染・発症について誤っているのはどれか。

1: 菌は飛沫感染をする。

2: 若年時の初感染病巣の再発例が多い。

3: 病巣の好発部位は肺尖部である。

4: 菌の同定には核酸増幅検査(PCR)が有用である。

5: ツベルクリン検査が強陽性であれば発症している。

国試第32回午後:第23問

ヒトの手を介し感染する病原体はどれか。

1: 結核菌

2: MRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)

3: A型肝炎ウイルス

4: リケッチア

5: 梅毒トレポネーマ

国試第13回午前:第36問

正しい組合せはどれか。

a: A型肝炎 ――――― ワクチン投与

b: B型肝炎 ――――― 非経口感染

c: C型肝炎 ――――― 寄生虫

d: 食道静脈瘤 ―――― 門脈圧低下

e: 急性膵炎 ーーーーー 胆石

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第14回午前:第17問

正しいのはどれか。

1: 疾病の原因となる病原微生物がウイルスから細菌に交代することを菌交代現象という。

2: 季節や気候の変化に伴って悪化する感染性疾患のことを日和見感染という。

3: 抗生物質によって感染症を治療することを脱感作療法という。

4: 白血球増多を示す白血病で細菌感染への抵抗力は低下する。

5: 出血傾向を伴う白血病を赤血病という。

国試第7回午前:第27問

正しいのはどれか。

a: 慢性肝炎は肝硬変に移行することはない。

b: 劇症肝炎では血漿交換は無効である。

c: A型肝炎ウイルスはRAN型ウイルスである。

d: B型肝炎には保ウイルス者(carrier)が存在する。

e: C型肝炎は非経口的に感染する。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第22回午前:第16問

ペニシリン系薬が無効なのはどれか。

a: 伝染性単核球症

b: ガス壊疽菌感染症

c: 梅 毒

d: MRSA感染症

e: カンジダ症

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第10回午前:第6問

感染症について正しいのはどれか。

a: 輸入感染症は減少している。

b: 法定伝染病は伝染病予防法で13種類が規定されている。

c: ヒト免疫不全ウイルス(HIV)は注射で感染する。

d: MRSAは院内感染が多い。

e: インフルエンザ予防接種は定期の予防接種である。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第28回午後:第22問

空気感染するのはどれか。

1: 結核

2: MRSA感染症

3: A型肝炎

4: コレラ

5: HIV感染症

国試第3回午前:第23問

正しいのはどれか。

1: マイコプラズマ肺炎はウイルスによって起こる。

2: かぜ症候群では上気道の感染は認められない。

3: 嚥下性肺炎は細菌感染を起こさない。

4: 肺の癌はすべて転移性である。

5: 気管支鏡は擦過細胞診の試料採取に用いられる。

国試第30回午前:第22問

主な感染経路が血液に由来するのはどれか。

a: A型肝炎ウイルス

b: B型肝炎ウイルス

c: C型肝炎ウイルス

d: HIV

e: インフルエンザウイルス

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第24回午後:第16問

皮膚・鼻腔が感染源となるのはどれか。(臨床医学総論)

1: ピロリ菌

2: 大腸菌

3: 黄色ブトウ球菌

4: B型肝炎ウイルス

5: HIV

国試第17回午前:第49問

ペースメーカ感染症を生じる菌で最も頻度の高いのはどれか。

1: 表皮ブドウ球菌

2: メシチリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)

3: 結核菌

4: 緑膿菌

5: 肺炎球菌

国試第21回午前:第21問

肺炎について正しいのはどれか。

a: ニューモシスチス肺炎はしばしばAIDSに合併する。

b: マイコプラズマ肺炎は高齢者に多い。

c: ウィルスと細菌の混合感染性肺炎では抗菌薬療法は行わない。

d: 嚥下性肺炎の主な起炎菌は嫌気性菌である。

e: ウィルス性肺炎の病原診断は発病時の抗体価と2~3週後のそれとを比較する。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e