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第24回国試午前71問の類似問題

国試第24回午後:第73問

人工心肺による体外循環中の空気塞栓の原因でないのはどれか。(生体機能代行装置学)

1:左心ベンド挿入部から心内への空気流入
2:脱血回路からの空気流入
3:膜壁肺における血漿漏出
4:貯血槽内の血液レベル低下
5:左心ベントポンプの逆回転

国試第15回午後:第51問

体外循環中の生体監視について誤っているのはどれか。

1:動脈圧は臓器の灌流状態の指標となる。
2:中心静脈圧は循環血液量を反映する。
3:直腸温は深部体温を反映する。
4:尿量は毎時20ml/kg以上に保つ。
5:血液ガス分析値は人工肺機能の指標となる。

国試第31回午前:第73問

人工心肺を用いた体外循環中に生じる大動脈解離について正しいのはどれか。

a:大腿動脈送血では解離は生じない。
b:濯流圧を下げた状態で人工心肺を継続する。
c:上行大動脈は緊満する。
d:上行大動脈の色調の変化がみられる。
e:脱血不良となる。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第28回午後:第71問

体外循環における血液希釈の目的として正しいのはどれか。

a:血液粘性の増加
b:酸素運搬能の増加
c:輸血量の減少
d:溶血の軽減
e:膠質浸透圧の上昇
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第14回午後:第59問

膜型人工肺での体外循環中に血液の酸素加能が低下した場合、考えられる原因はどれか。

a:血漿漏出
b:血液凝固時間短縮
c:血圧上昇
d:胸腔内出血
e:ポンプ流量増加
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第20回午後:第50問

一定の灌流圧で送血したときの流量について正しいのはどれか。(体外循環装置)

1:血液を希釈すると増加する。
2:低体温にすると増加する。
3:末梢血管抵抗が減少すると減少する。
4:小さな口径のカニューレを使うと増加する。
5:血液粘度が上昇すると増加する。

国試第38回午前:第72問

人工心肺による体外循環中の生体反応において血中で上昇するのはどれか。

a:レニン活性
b:血清カリウム
c:血清カルシウム
d:プロスタグランジン
e:心房性ナトリウム利尿ペプチド
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第34回午後:第70問

人工心肺を用いた体外循環中の電解質、内分泌系の変動で正しいのはどれか。

a:血中ナトリウム濃度は低下する。
b:血中カリウム濃度は低下する。
c:赤血球液の使用で血中カルシウム濃度は上昇する。
d:インスリンの過剰分泌により低血糖になりやすい。
e:バソプレシンは増加する。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第37回午前:第71問

人工心肺を用いた体外循環中の血液希釈法について正しいのはどれか。

a:末梢血管抵抗を低下させる。
b:代謝性アルカローシスを軽減する。
c:ヘマトクリット値30%を希釈下限の目安とする。
d:組織浮腫の原因となる。
e:溶血を軽減する。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第28回午前:第74問

人工心肺による体外循環中の溶血の直接的原因とならないのはどれか。

1:大量吸引の持続
2:脱血不良
3:異型輸血
4:血液希釈
5:過度の加温

国試第27回午前:第74問

人工心肺について正しいのはどれか。

1:落差脱血では少なくとも1m以上の落差を確保する。
2:吸引からの戻りが多い場合は脱血量よりも送血流量を増やす。
3:脱血不良時には脱血カニューレの挿入をできるだけ深くする。
4:脱血不良時には利尿剤を投与して尿量を増やす。
5:大動脈解離を認めたら送血流量を上げる。

国試第25回午前:第71問

人工心肺の操作で誤っているのはどれか。

1:PaO2は吹送ガス濃度の増減で調整する。
2:至適灌流量で体外循環を開始する。
3:大動脈遮断時には一時的に送血流量を下げる。
4:心腔内圧の減圧はベント吸引によって行う。
5:離脱開始時には最初に脱血量を減少させる。

国試第35回午後:第72問

人工心肺を用いた体外循環中の事象と対処法について誤っているのはどれか。 

1:溶血が顕著な場合にはポンプチューブの圧閉度を調整する。 
2:代謝性アルカローシス時には炭酸水素ナトリウムを投与する。 
3:ヘマトクリット値の低下時には水分バランスをチェックする。 
4:ACTが延長しないときにはヘパリンを追加する。 
5:脱血不良時には脱血カニューレの挿入部位をチェックする。 

ME2第31回午後:第11問

人工心肺について誤っているのはどれか。

1:静脈から脱血し、酸素加した血液を動脈に送る。
2:現在の人工肺の主流は気泡型人工肺である。
3:血液ポンプにはローラポンプと遠心ポンプがある。
4:出血を回収する吸引回路がある。
5:代謝を下げるために低体温にすることがある。

国試第17回午後:第49問

人工心肺に用いる熱交換器について誤っているものはどれか。

1:42°C未満の温水を流す。
2:送血温は灌流水の温度と流量で調節する。
3:金属製より樹脂製が多く使用されている。
4:深部温と送血温との差に注意して冷却する。
5:人工肺一体型では回路の単純化が図られる。

国試第21回午後:第53問

人工心肺に用いる熱交換器について誤っているのはどれか。

1:42°C未満の温水を流す。
2:送血温は灌流水の温度と流量とで調節する。
3:金属製より樹脂製が多く使用されている。
4:深部温と送血温との差に注意して冷却する。
5:人工肺一体型では回路の単純化が図られる。

国試第33回午前:第71問

人工心肺による体外循環時に血中カリウム値の上昇を来すのはどれか。

a:溶 血
b:代謝性アルカローシス
c:インスリン投与
d:低体温
e:心筋保護液注入
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第37回午前:第72問

人工心肺を用いた体外循環の離脱において正しいのはどれか。

a:混合静脈血酸素飽和度が60%以上である。
b:左房圧が15mmHg以下である。
c:中心静脈圧が15mmHg以上である。
d:脱血カニューレより先に送血カニューレを抜く。
e:ベンティングは継続する。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第23回午前:第73問

人工心肺後の復温に要する時間に影響しないのはどれか。

1:熱交換器の性能
2:送血流量
3:血液ガス分圧
4:患者体重
5:送水ポンプ流量

国試第4回午後:第28問

人工心肺の使用中に人工肺の交換が必要な場合はどれか。

a:血圧の低下
b:酸素化能の低下
c:膜型肺における血液の漏出
d:血液の濃縮
e:脱血の不良
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e