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第24回国試午前71問の類似問題

国試第35回午前:第72問

人工心肺を用いた成人体外循環における完全体外循環中の至適灌流量、至適灌流圧について正しいのはどれか。 

1:正常生体血液循環量の3.0L/min/m2と同量を維持する必要がある。 
2:常温体外循環では灌流量を高めに設定する必要がある。 
3:腎機能低下例では灌流量を低めに設定する必要がある。 
4:体表面積当たりの至適灌流量は乳幼児より大きくなる。 
5:灌流圧は平均大動脈圧で100mmHgを下回らないことが重要である。 

国試第10回午後:第48問

人工心肺による体外循環中に血液を希釈する目的として正しいのはどれか。

a:空気塞栓症を予防する。
b:血液の粘度を下げる。
c:組織灌流を良好にする。
d:使用血液量を節減する。
e:生体の酸素需要を促進する。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第29回午前:第73問

人工心肺による体外循環において送血流量を上げるべきなのはどれか。

1:脱血不良時
2:大動脈遮断時
3:大動脈遮断解除時
4:復温時
5:大動脈解離発生時

国試第38回午前:第73問

人工心肺による体外循環で正しいのはどれか。

a:中心静脈圧は15 mmHg以上を維持する。
b:平均血圧は100 mmHg以上を維持する。
c:ヘマトクリット値は20%以上を維持する。
d:混合静脈血酸素飽和度は70%以上を維持する。
e:成人の灌流量は中等度低体温では60~80 mL/(分・kg)である。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第20回午後:第52問

人工心肺の適正灌流量について誤っているのはどれか。(体外循環装置)

1:需要に見合う酸素を供給できる灌流量を保つ。
2:体表面積あたりの成人の灌流量は乳児に比べて多い。
3:常温体外循環では低体温体外循環と比べて灌流量を低く設定する。
4:平均大動脈圧を60~80mmHgに維持する。
5:混合静脈血酸素飽和度70%を目標に灌流量を調節する。

国試第10回午後:第55問

人工心肺について正しいのはどれか。

a:肺循環と体循環とを灌流する。
b:完全体外循環中は心拍動を停止できる。
c:灌流量は心拍出量の約80%を目安とする。
d:血液のpH調節のため酸素と二酸化炭素を用いる。
e:無血体外循環では抗凝固剤は不要である。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第10回午後:第53問

人工心肺灌流時の低体温について正しいのはどれか。

a:20°C以下の体温を超低体温という。
b:体温を30°Cに保つと臓器の酸素需要は37°Cの約半分となる。
c:体温を15°Cに保つと臓器の酸素需要は37°Cの1%以下となる。
d:低体温中は酸素解離曲線が右方に移動する。
e:低体温中は血液の粘度は増大する。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第36回午前:第71問

人工心肺を用いた体外循環に伴う生体の変化について正しいのはどれか。

a:補体系が活性化する。 
b:血小板数が減少する。 
c:リンパ球数が減少する。 
d:血中抗利尿ホルモンが減少する。 
e:血中ブラジキニンが減少する。 
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第29回午前:第71問

人工心肺による体外循環中の変化として正しいのはどれか。

a:血中カルシウム濃度の低下
b:血中ナトリウム濃度の上昇
c:インスリン分泌の増加
d:炎症性サイトカインの放出
e:血中バソプレシン濃度の上昇
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第27回午前:第71問

人工心肺による体外循環中の変化について正しいのはどれか。

1:血糖値は低下する。
2:血中カリウム値は上昇する。
3:血中レニン活性は低下する。
4:血中アドレナリン値は上昇する。
5:血中インターロイキン-6値は低下する。

国試第8回午後:第41問

体外循環について正しいのはどれか。

a:体外循環では末梢循環に非生理的灌流がある。
b:大静脈からの脱血には強い陰圧を用いる。
c:血液フィルタを人工肺の直前に挿入する。
d:無血体外循環では自己血回収装置を用いる。
e:至適灌流量は末梢血管抵抗などを基にして決める。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第14回午後:第63問

人工心肺を用いる体外循環について誤っているのはどれか。

a:需要に見合う酸素を供給できる灌流量を保つ。
b:静脈血酸素飽和度を60%以下に保つ。
c:血圧は50mmHg以下でよい。
d:灌流量を手術前の値の約80%とする。
e:末梢血管抵抗を手術前の値に保つ。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第24回午前:第74問

人工心肺中に脱血回路の酸素飽和良が低下した。(生体機能代行装置学)原因として考えられないのはどれか。

1:送血流量の不足
2:過度の血液希釈
3:体温の低下
4:生体肺の機能不全
5:吹送ガス酸素濃度の低下

国試第9回午後:第55問

体外循環中の血液希釈について誤っているのはどれか。

1:使用する血液量の節減に役立つ。
2:血液の酸素運搬能は低下する。
3:末梢血液循環を円滑にする。
4:常温下ではへマトクリット値を20~25%にする。
5:血液粘度を上昇させる。

国試第14回午後:第64問

低体温での体外循環について正しいのはどれか。

a:酸素消費量の減少
b:血液粘度の低下
c:ヘモグロビン酸素解離曲線の右方移動
d:血液凝固能の低下
e:体外循環の安全域の拡大
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第24回午前:第69問

気管挿管下での陽圧換気による影響で正しいのはどれか。(生体機能代行装置学)

1:体温上昇
2:頭蓋内圧亢進
3:気道クリアランス増加
4:心拍出量増加
5:尿量増加

国試第25回午後:第71問

人工心肺時の血液希釈で正しいのはどれか。

a:溶血量が軽減する。
b:酸素運搬能が増加する。
c:血液粘稠度が増加する。
d:膠質浸透圧が増加する。
e:組織血液を良好にする。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第36回午前:第73問

人工心肺を用いた体外循環について正しいのはどれか。

1:.ヘパリンは送血管および脱血管の挿入が完了した後に投与する。
2:.ACT(活性化凝固時間)は150~250秒に維持する。 
3:目標とする至適灌流量が得られた状態を完全体外循環という。 
4:血液希釈限界はヘモグロビン10g/dLである。 
5:復温灌流中には送脱血温の温度較差を10℃以内とする。 

国試第23回午前:第71問

人工心肺使用中の生体側に起こる変化はどれか。

a:血漿遊離ヘモグロビン濃度の低下
b:血小板数の増加
c:リンパ球数の増加
d:補体の活性化
e:血糖値の増加
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第31回午後:第70問

人工心肺を用いた体外循環中に血中濃度が低下するのはどれか。

1:血 糖
2:レニン
3:アドレナリン
4:サイトカイン
5:カルシウム