第23回国試午後26問の類似問題

国試第11回午前:第55問

脳波計のフィルタについて正しいのはどれか。

a: 時定数0.3秒のとき低域遮断周波数は0.5Hzである。

b: 基線のゆるやかな動揺を除去するには時定数を0.1秒に下げる。

c: 時定数を0.3秒から0.1秒にするとβ波が抑制される。

d: 高域遮断フィルタを使用すると校正電圧曲線に棘が出現する。

e: 筋電図が混入するときには高域遮断フィルタによって除去する。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第32回午後:第24問

脳波計の時定数を0.3sから0.1sに切り替えたときの現象として正しいのはどれか。

1: α波の振幅が増加する。

2: δ波に比べθ波の振幅減少が大きくなる。

3: 混入していた心電図のR波の振幅が増加する。

4: ハム雑音の振幅が増加する。

5: 基線が動揺したときの戻りが速くなる。

国試第19回午前:第55問

脳波計測について誤っているのはどれか。(生体計測装置学)

1: 臨床上利用される周波数は0.5~100Hzである。

2: 標準感度は50μV/5mmである。

3: 時定数は0.3sである。

4: 周波数が8~14Hzの脳波をα波と呼ぶ。

5: β波はリラックスしているときの脳波である。

ME2第34回午後:第20問

脳波計について誤っているのはどれか。

1: 標準紙送り速さは3cm/sである。

2: 校正電圧には50μVの方形波を用いる。

3: 増幅器の同相弁別比は60db以上である。

4: 単極導出の基準電極装着部は耳垂(耳朶)である。

5: 高域通過フィルタの標準的な時定数は1.5sである。

ME2第32回午前:第10問

脳波について誤っている組合せはどれか。

1: α波 -- 緊 張

2: β波 -- 覚 醒

3: θ波 -- まどろみ

4: δ波 -- 熟 睡

5: スパイク波(棘波)-- けいれん

国試第29回午後:第27問

脳波計について正しいのはどれか。

a: 必要な周波数帯域は5.0?60Hzである。

b: 低域遮断周波数を規定する時定数は0.03秒である。

c: 雑音レベルは3.0μVp-p 以下である。

d: A/D変換時のサンプリング周波数は200 Hz以上である。

e: 最大感度は10μV/mm である。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第38回午後:第31問

脳波測定について誤っているのはどれか。

1: 単極誘導では耳垂を基準としている。

2: 10Hzの低域遮断フィルタを使用する。

3: ディジタル式ではリモンタージュ機能がある。

4: 記録する場合は紙送り速さ30mm/sで行う。

5: 脳死判定では電極接触抵抗は2kΩ以下が望ましい。

ME2第35回午前:第42問

脳波検査について誤っているのはどれか。

1: 脳死判定に用いる。

2: 熟睡時にはδ波がみられる。

3: 睡眠時無呼吸症候群の検査に用いる。

4: リラックスしたときにはθ波が見られる。

5: 周波数0.5Hz~60Hzの波形を分析する。

国試第21回午前:第55問

脳波計について正しいのはどれか。

1: 必要な周波数帯域は0.5~10Hzである。

2: 標準感度は1mV/5mmである。

3: 時定数0.3秒の低域遮断のための回路をもつ。

4: 同相除去比(CMRR)は50dB以下である。

5: 入力インピーダンスは100kΩ以下である。

ME2第32回午後:第6問

脳波記録の条件として誤っているのはどれか。

1: 標準感度 : 5mm/50μV

2: 脳死判定時感度 : 5mm/10μV

3: 低域遮断周波数 : 0.5Hz

4: 高域遮断周波数 : 60Hz

5: 紙送り速度 : 50mm/s

ME2第38回午前:第3問

脳波についての組合せで誤っているのはどれか。

1: α波 -- てんかん

2: β波 -- 覚 醒

3: θ波 -- まどろみ

4: δ波 -- 熟 睡

5: 平坦波 -- 脳 死

国試第3回午前:第82問

脳波測定器について誤っているのはどれか。

a: 周波数帯域は0.5~70Hzの範囲である。

b: 標準記録紙送り速度は30cm/sである。

c: 電極には分極電極が用いられる。

d: 増幅器には100dB以上の増幅度が必要である。

e: ペン書き記録方式がよく用いられる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第40回午後:第22問

ディジタル脳波計について誤っているのはどれか。

1: リモンタージュ機能がある。

2: 判読用表示画面は10秒間分のデータを表示できる。

3: 商用交流雑音を取り除くために加算平均演算を行う。

4: 保存したデータの判読時に遮断周波数を変えて表示することができる。

5: システムリファレンスは雑音の少ない部位を用いる。

国試第1回午前:第85問

脳波計について誤っているのはどれか。

1: 周波数特性は0.5~70Hzである。

2: 同相弁別比は60dB以上必要である。

3: 増幅度は100dB以上必要である。

4: 入力インピーダンスは50kΩである。

5: 標準紙送り速度は毎秒3cmである

ME2第29回午前:第5問

脳波の各周波数で正しく並べられているのはどれか。

1: δ波< θ波 < β波 < α波

2: δ波< θ波 < α波 < β波

3: δ波< α波 < θ波 < β波

4: δ波< α波 < β波 < θ波

5: δ波< β波 < α波 < θ波

ME2第29回午後:第25問

図の脳波において、灰色部分(1s)の周波数と名称で正しいのはどれか。

img11205-25-0

1: 4Hzのδ波

2: 6Hzのθ波

3: 8Hzのα波

4: 9Hzのα波

5: 18Hzのβ波