臨床工学技士として適切なのはどれか。
a: 法を守ることが基本である。
b: 患者に対して精神的支援をするべきである。
c: 患者の求めに応じて病状を説明してよい。
d: 患者を助けるためには患者の経済状態を配慮しなくてよい。
e: 患者との間に上下関係をつくらない。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
臨床工学(CE)の内容について正しいのはどれか。
a: 臨床医療の場に医用工学の技術・手法を導入し医療の向上を図る。
b: 医療機器の安全性・信頼性の向上のため、その規格化や指針の作成を行う。
c: 工学的技術や理論に臨床医学の概念を導入し工学の発展に寄与する。
d: 医療現場でCEに直接関与する職種の一つとして理学療法士(PT)がある。
e: 医療機器・システムに関する医療現場での教育・訓練を受け持つ。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
臨床工学技士法(第39条)には『臨床工学技士は、その業務を行うにあたっては、[ A ]との[ B ]を図り、適正な[ C ]に努めなければならない』と明記されている。[ ]の中のA,B,Cの組み合わせで正しいのはどれか。
1: A医師B緊密な協力C患者の治療
2: A医師および臨床検査技師B緊密な連帯C医療の施行
3: A看護婦などの医療関係者B緊密な連絡C治療の遂行
4: A薬剤師および診療放射線技士B緊密な協力C職務の遂行
5: A医師その他の医療関係者B緊密な連携C医療の確保
臨床工学技士が医師の具体的指示の下に行うことができる業務はどれか。
a: 気管挿管
b: 血液浄化装置への脱血
c: 人工心肺装置からの送血
d: 体内式ぺースメーカの植込み
e: 診断を目的とする心電図・脳波の測定
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
誤っているのはどれか。
1: 患者に関する必要事項は記録に残さなければならない。
2: 医療従事者は業務上知った患者のプライバシーを他人に漏らしてはならない。
3: 病院は営利を目的として設立される。
4: 患者と医療従事者とは対等の立場である。
5: 臨床工学技士が定められた業務を行うに当たっては「医師の具体的な指示」を受けなければならない。
臨床工学技士が行ってはならないのはどれか。
1: 病院における医用機器・医用システムの安全確保
2: 医療従事者に対するME教育・訓練への協力
3: 各種ME機器を使用した診断
4: トランスジューサの研究開発のための協力
5: ME機器の規格作成に対する協力
臨床工学の主たる役割はどれか。
a: 医療機器の適正運用
b: 医療機器・設備の規格・基準の作成支援
c: 医療従事者に対する医療機器の取扱い教育
d: 新薬の臨床試験の実施
e: 高額医療機器使用患者の経済的支援
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
臨床工学技士の業務として適切でないのはどれか。
a: 心電図検査
b: レーザメスの購入時評価
c: 血液透析装置のベンチテスト
d: 人工呼吸器の保守管理
e: RI検査装置の臨床試験
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
[ ]内に入るべき適切なのはどれか。臨床工学は[ ]と工学との学際領域の中で、臨床の場において医療に直接貢献することを目的とする学問・技術分野である。
1: チーム医療
2: 社会科学
3: 生命科学
4: バイオテクノロジー
5: 予防医学
臨床工学技士としての倫理に反する行為はどれか。(医学概論・関係法規)
1: 米国で使用されている医療機器についてインターネッドで調べた。
2: 看護師に依頼され病院内の勉強会で人工呼吸の操作法を説明した。
3: 電車の中で同僚が患者の治療経過を話し出したのでその揚で制止した。
4: 患者データの入った電子媒体を紛失したので上司に報告した。
5: 信頼できる患者会の代表に頼まれ手術患者の住所録を一週間貸し出した。
臨床工学技士の業務で医師の具体的な指示が必要なのはどれか。
a: 人工呼吸装置の回路の組み立て
b: 動脈留置カテーテルからの採血
c: 血液浄化装置の運転条件の変更
d: 人工呼吸装置の運転条件の設定
e: 高気圧酸素治療装置の消毒
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
医師の具体的な指示が必要な臨床工学技士業務はどれか。
a: 人工呼吸装置の酸素濃度変更
b: 動脈留置カテーテルからの採血
c: 血液浄化装置の運転条件の変更
d: 高気圧治療装置内の消毒
e: 人工心肺装置点検項目の変更
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
臨床工学技士として行うことのできる医療行為はどれか。
1: 静脈からの採血
2: 処方せん発行
3: 気菅内挿管
4: 手術室における心電図モニダ連極の装着
5: 診断目的の心電図検査
臨床工学技士の業務として適切でないのはどれか。
a: 電気メスの対極板の患者への装着
b: 観血式動脈圧モニタ用の動脈針の穿刺
c: 除細動器購入時のベンチテスト
d: レーザーメスの出力エネルギー測定
e: 院内勉強会での人工呼吸器の取り扱い方法の講義
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
臨床工学技士が行うことができないのはどれか。
1: 人工心肺業務における留置カテーテルからの採血
2: 人工心肺装置の運転条件の変更
3: 除細動器の操作条件の設定
4: 人工呼吸業務における気管挿管
5: 条件付きMRI対応ペースメーカの検査前確認
医師の具体的指示によって臨床工学技士が行ってよい業務はどれか。
a: 気管内挿管
b: 体内式ペースメーカの植込み
c: 人工心肺装置からの送血
d: 血液浄化装置への脱血
e: 診断を目的とする心電図・脳波の測定
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e