低酸素血症を呈する病態はどれか。
a: 肺内シャント増加
b: 換気血流比不均等分布
c: 拡散障害
d: 貧血
e: 呼吸性アルカローシス
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
高炭酸ガス(CO2)血症の成因となるのはどれか。
a: 閉塞性換気障害
b: 肺血流量の増加
c: 低体温
d: 呼吸中枢の抑制
e: CO2産生量の増加
高二酸化炭素血症(ハイパーカプニア)の原因となるのはどれか。
1: 肺血流不均等分布
2: シャント
3: 肺胞低換気
4: 高心拍出量
5: 拡散障害
誤っているのはどれか。
1: 肺胞低換気は高炭酸ガス血症の原因となる。
2: 肺胞低換気には酸素療法が適している。
3: 換気血流比の不均等分布は低酸素血症の原因となる。
4: 左心不全は肺水腫の原因となる。
5: 低酸素血症は不整脈の原因となる。
低酸素血症の発生機序で誤っているのはどれか。
1: 換気血流不均等分布の増加
2: 拡散障害
3: 左→右心内シャント
4: 肺胞低換気
5: 心拍出量の減少
低酸素血症の原因となるのはどれか。
a: 死腔の減少
b: 肺内シャントの増加
c: 換気血流比不均等
d: 換気量の増加
e: 赤血球の増加
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
呼吸不全について正しいのはどれか。
a: 空気呼吸下で動脈血酸素分圧(PaO2)60mmHg以下である。
b: 高二酸化炭素血症を伴う低酸素血症は換気障害による。
c: 高二酸化炭素血症を伴わない低酸素血症は拡散障害による。
d: 呼吸不全は肺に基礎疾患がなければ起こらない。
e: シャント率が高い呼吸不全では酸素療法が有効である。
動脈血酸素分圧(PaO2)の低下を来すのはどれか。
a: 換気血流比の均等化
b: 換気量の増加
d: 肺内シャント
e: 高地居住
動脈血低酸素血症に関与しない因子はどれか。
1: 肺動脈圧
2: 肺拡散能
3: シャント
4: 換気血流比
5: 肺胞換気量
高気圧酸素治療の適応疾患はどれか。
a: 一酸化炭素中毒症
b: イレウス
c: 空気塞栓
d: 胃潰瘍
e: 高血圧
高気圧酸素治療の適応で正しいのはどれか。
a: 遷延性一酸化炭素中毒
b: 出血性十二指腸潰瘍
c: 肺水腫
d: 呼吸器感染症
e: 肺空気塞栓症
高気圧酸素治療の適応疾患でないのはどれか。
a: 腎炎
b: 肝炎
c: イレウス
d: 空気塞栓症
e: 一酸化炭素中毒症
高気圧酸素治療の適応でないのはどれか。
1: 急性一酸化炭素中毒
2: 脳血栓による急性脳浮腫
3: バージャー病
4: 急性肺炎
5: 重症肺空気塞栓
1: 減圧症
2: ガス塞栓
3: 酸素中毒
4: ガス壊疽
5: コンパートメント症候群
高気圧酸素治療の適応はどれか。
a: ガス壊疽
b: 潰瘍性大腸炎
c: 気 胸
d: 腹膜炎
e: 脳空気塞栓症
呼吸不全について誤っているのはどれか。
1: 大気吸入時の動脈血酸素分圧は60mmHg以下となる。
2: 高炭酸ガス血症を伴うと意識障害をきたす。
3: 高炭酸ガス血症に酸素を投与するときには換気抑制に注意する。
4: 呼吸不全は大動脈バルーンパンピング法の適応である。
5: 呼吸不全は肺に病変がなくても起こり得る。
肺におけるガス交換について正しいのはどれか。
a: 換気血流比の不均等分布はPaO2を低下させる原因となる。
b: 肺胞気動脈血酸素分圧較差は吸気酸素濃度を変えても一定値を保つ。
c: シャント率50%の患者の純酸素吸入時のPaO2は約380mmHgである。
d: 吸入気の酸素濃度を徐々に低下させるとPaCO2は徐々に上昇する。
e: 分時換気量が一定のとき肺胞死腔が増加するとPaCO2は上昇する。
高気圧酸素治療の適応について正しいのはどれか。
a: 一酸化炭素中毒
c: 本態性高血圧症
d: 糖尿病
e: 空気塞栓症
高気圧酸素治療(高圧酸素療法)の適応でないのはどれか。
2: バージャー病
3: 麻痺性イレウス
4: 空気塞栓症
5: 急性中耳炎
高気圧酸素治療の適応でないのはどれか。(高気圧療法)
1: 胃潰瘍
2: 一酸化炭素中毒
3: 移植後の虚血皮弁
4: ガス壊疸
5: 空気塞栓症
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