第21回国試午前81問の類似問題

国試第7回午後:第81問

誤っているものはどれか。

1: CF形機器では患者漏れ電流-Iの正常状態の許容値は0.01mAである。

2: 患者漏れ電流-IIの単一故障状態の許容値は5mAである。

3: 外装漏れ電流の許容値はすべての状態で各形共通に0.1mAである。

4: 一般機器の接地漏れ電流の許容値は正常状態で0.5mAである。

5: 正常状態の場合、患者測定電流の許容値は直流で各形共通に0.01mAである。

ME2第38回午後:第48問

電気メスの定期点検で負荷抵抗500Ωを接続して出力を測定した。負荷抵抗両端の最大電圧が900Vで高周波電流(実効値)が300mVであった。 クレストファクタ(波高率)はいくらか。

1: 0.17

2: 1.4

3: 3.0

4: 6.0

5: 20

国試第2回午後:第76問

B形装着部を有する心電計の正常状態における接地洩れ電流を、高感度交流電圧計と人体の電気的等価インピーダンスを模擬した回路により測定した。 洩れ電流が許容範囲内であるときの電圧計の読みは何mV以下か。

1: 10mV

2: 50mV

3: 100mV

4: 500mV

5: 1000mV

ME2第30回午後:第55問

漏れ電流測定用器具(MD)を用いて心電計の漏れ電流を測定した。電圧計の代わりにオシロスコープを用いると、オシロスコープ上の正弦波電圧波形のpeak to peak値が17mVであった。漏れ電流はおよそ何μAか。

1: 1.7

2: 6

3: 12

4: 17

5: 32

ME2第30回午後:第13問

交通電源式の除細動器について誤っているのはどれか。

1: 通電電流のパルス幅は数msである。

2: 試験には50Ωの負荷抵抗を用いる。

3: 最大出力電圧は数kVである。

4: 充電回路にダイオードが挿入されている。

5: 出力波形はバースト波である。

ME2第28回午後:第41問

電気メスの切開出力の測定をしたい。適切な負荷抵抗の値はどれか。

1: 10Ω

2: 50Ω

3: 150Ω

4: 500Ω

5: 5kΩ

国試第18回午前:第83問

周波数10kHzで漏れ電流が10mAだった場合、JIS T 0601-1に規定されている漏れ電流測定回路の測定される電圧値どれか。(医用機器安全管理学)

18AM83-0

1: 0.01V

2: 0.1V

3: 1V

4: 10V

5: 100V

ME2第38回午前:第22問

フルスケール1mA、内部抵抗4.9Ωの電流計を使って50mAまでの電流を測定できるようにしたい。正しいのはどれか。

1: 1.00Ωの抵抗を電流計に直列に接続する。

2: 0.49Ωの抵抗を電流計に並列に接続する。

3: 0.10Ωの抵抗を電流計に直列に接続する。

4: 1.00Ωの抵抗を電流計に並列に接続する。

5: 0.10Ωの抵抗を電流計に並列に接続する。

ME2第39回午後:第44問

輸液ポンプの正常状態における接触電流を測定したところ、電源極性が正極性のとき8μA、逆極性のとき12μAであった。点検結果として採用する電流値[μA]はどれか。

1: 4

2: 8

3: 10

4: 12

5: 20

国試第24回午前:第49問

図の回路で電圧計は1.0V、電流計は20mAを示した。抵抗値R[Ω]はどれか。ただし、電流計の内部抵抗は2.0Ωとする。(医用電気電子工学)

24AM49-0

1: 45

2: 48

3: 50

4: 52

5: 55

ME2第29回午後:第52問

非接地配線方式について誤っているのはどれか。

1: 絶縁変圧器の2次側電路は接地してはいけない。

2: 2次側電路の定格電圧は単相2線式100Vでなければならない。

3: 絶縁変圧器の2次巻線から1次巻線への漏れ電流の許容値は0.1mA以下である。

4: 絶縁変圧器を用いることによってミクロショックを防止できる。

5: 電源線の1線地絡事故に際しても他の医用電気機器に電力を供給することができる。

ME2第32回午前:第29問

最大目盛1mA、内部抵抗100Ωの直流電流計を使って、最大10Vまで計れる直流電圧計を構成したい。正しいのはどれか。

1: 9.9kΩの抵抗を電流計に並列接続する。

2: 9.9kΩの抵抗を電流計に直列接続する。

3: 10.0kΩの抵抗を電流計に並列接続する。

4: 10.1kΩの抵抗を電流計に直列接続する。

5: 10.1kΩの抵抗を電流計に並列接続する。

国試第19回午前:第80問

患者測定電流として誤っているのはどれか。(医用機器安全管理学)

1: 患者装着部の部分間に患者を介して流れる。

2: インピーダンスプレチスモグラフィで使用される電流も含まれる。

3: 生理的な効果の発生を意図して流す。

4: 機器入力部の増幅器のバイアス電流も含まれる。

5: 直流電流の場合、生体内電解質が電気分解する恐れがある。

国試第23回午前:第34問

電気メスについて正しいのはどれか。

a: 対極板の面積は5cm2程度である。

b: 血行のよい部位には対極板を装着しない。

c: 対極板回路抵抗の増加は熱傷の原因である。

d: 高周波漏れ電流は150mA以下に規制されている。

e: 放電時に発生する低周波電流は電撃の原因となる。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第8回午前:第84問

漏れ電流測定用の電圧計の特性として、JISで要求されているのはどれか。

a: 入力インピーダンス :1kΩ以下

b: 周波数特性 :直流から10MHzまで平坦

c: 測定精度 :真の値に対して±5%以内

d: 指示方法 :実効値

e: 表示桁数 :8桁以上

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第36回午前:第42問

定格電流が12AのME機器の保護接地線の抵抗測定で、JIST0601-1で規定されている測定電流値[A]はどれか。 

1: 12 

2: 15 

3: 18 

4: 24 

5: 25 

ME2第31回午後:第53問

ある治療機器の装着部に図のような図記号が表示してあった。正しいのはどれか。

img11209-53-0

1: 電源トランスの二次側に3000V以上の電圧が発生している。

2: 1000Vの静電気放電に耐性がある。

3: ピーク電圧で1500V以上の出力電圧が出る。

4: 雷撃に対して防護されている。

5: 目に障害を発生させるレベルのレーザ光を出力する。

国試第18回午前:第82問

電気的安全について正しいのはどれか。(医用機器安全管理学)

a: アンギオグラフィで最も注意しなければならないのはマクロショックである。

b: エックス線装置の外装は接地しなければならない。

c: 心臓カテーテル検査室内の医用機器の保護接地線は一点に接続する。

d: エックス線CT装置の電源コードはリング状にまとめておく。

e: MRI装置の外装は接地してはならない。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第6回午後:第84問

漏れ電流の測定回路を図に示す。機器の作動状態における測定器の読みはどれか。

6PM84-0

1: 接地漏れ電流

2: 外装漏れ電流

3: 患者漏れ電流-1

4: 患者漏れ電流-2

5: 患者漏れ電流-3

国試第36回午前:第41問

JIST0601-1で規定されている漏れ電流測定用器具(MD)について正しいのはどれか。 

36041

a: R2は1kXである。 

b: C1は0.015nFである。 

c: R1とC1で高域通過フィルタを構成している。 

d: 点線内の合成インピーダンスZは約10kXとなる。 

e: 漏れ電流の値は電圧計の指示値をR2で除した値となる。  

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e