吸着型酸素濃縮器の酸素濃縮回路の構成要素でないのはどれか。
1: 吸着筒
2: 冷却装置
3: 防塵フィルタ
4: 真空ポンプ
5: サージタンク
従圧式人工呼吸器について正しいのはどれか。
a: 気道抵抗が増加すると換気量が減少する。
b: 調節呼吸、補助呼吸のいずれも可能である。
c: 吸入療法によく用いられる。
d: 気道に洩れがあるときに不利である。
e: 長期人工呼吸に適している。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
気管吸引について正しいのはどれか。
a: 人工呼吸器装着中は時間を決めて行う。
b: 人工呼吸器装着中は換気量や気道内圧が効果の指標となる。
c: 1 回の吸引操作で 10 秒以上の陰圧はかけない。
d: 重篤な低酸素血症は絶対的禁忌である。
e: 滅菌手袋を使用しなければならない。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
ハイフロー療法について正しいのはどれか。
a: 吸入気の加温加湿に人工鼻を使用できる。
b: 最大 20 L/分の流量を供給できる。
c: 吸入気酸素濃度は 21?100 % の任意の値を設定できる。
d: 解剖学的死腔のガスを洗い流す効果がある。
e: PEEP 効果が期待できる。
人工呼吸器について正しいのはどれか。
a: トリガ感度の点検にはテスト肺が有用である。
b: 人工鼻で吸気湿度を80%程度に保つことができる。
c: 従圧式人工呼吸器では設定圧を高くすると一回換気量は増加する。
d: 従圧式人工呼吸器で肺コンプライアンスが上昇すると換気量は減少する。
e: 小児には定常流(constant flow)方式を用いない。
1: 呼気弁は呼気時に閉じる。
2: 体外式陰圧換気法が主流である。
3: 人工呼吸器を吸引配管に接続する。
4: ホースヒータは回路内の結露を防止する。
5: コンプレッサ内蔵機種では酸素ガスは使用しない。
正しいのはどれか。
1: 人工呼吸器では血中二酸化炭素(CO2)の排出はできない。
2: 人工呼吸器として現在鉄の肺が最もよく用いられる。
3: 非再呼吸方式は人工呼吸器の一般的方式である。
4: 人工呼吸器には加湿器は必須ではない。
5: 人工呼吸器で現在よく使用されるのは従圧式である。
酸素吸入に用いる機器について正しいのはどれか。
1: 鼻カニューレではCO2ナルコーシスを生じることはない。
2: 簡易酸素マスクは一定の酸素濃度を供給する際に用いる。
3: リザーバ付きマスクは簡易酸素マスクで酸素化が保てない場合に用いる。
4: ベンチュリーマスクは加湿が必要な場合に用いる。
5: ネブライザ付き酸素吸入装置は肺水腫の治療に用いる。
高気圧酸素治療について正しいのはどれか。
1: 結合型酸素量は酸素分圧に比例して増大する。
2: 0 ATA、100%酸素における肺抱酸素分圧は 1.0 ATA の 1.7倍 となる。
3: 溶解型酸素量よりも結合型酸素量の増大による効果が大きい。
4: 2.8 ATA、100%酸素における溶解型酸素量は安静時分時酸素需要量を上回る。
5: 減圧症への有効性は示されていない。
ベンチュリマスクによる酸素療法について正しいのはどれか。
a: 100%の吸入気酸素濃度が可能である。
b: 一定の吸入気酸素濃度が維持される。
c: 慢性呼吸不全患者に有用である。
d: CO2ナルコーシスの危険性が高い。
e: マスク死腔量が極めて大きい。
ショック患者の酸素吸入について正しいのはどれか。
a: パルスオキシメータはモニタとして有用である。
b: ショックのタイプにかかわらず適応がある。
c: フェイスマスクでは7~8l/minの流量で約40%の吸気酸素濃度となる。
d: 低酸素血症が改善されれば組織への酸素供給も改善される。
e: 酸素吸入中に輸液療法を併用してはならない。
気道の給湿療法について正しいのはどれか。(人工呼吸療法)
a: 人工鼻は患者呼気中の水分を利用して加湿を行う。
b: 回路内に結露がみられるときの相対湿度は100%である。
c: 口元で吸入気温度22°Cを目標とする。
d: ホースヒータ付回路で結露がみられるときの貯水槽温は回路温より低い。
e: 貯水槽の細菌汚染に留意する。
a: 従圧式では補助呼吸性能がよい。
b: 従圧式ではPEEPができる。
c: 従量式では回路に漏れがあっても換気量は保たれる。
d: 従量式では気道内圧をモニタする必要はない。
e: 従量式ではコンプライアンスの変化による換気量への影響が少ない。
従量式人工呼吸器について正しいのはどれか。
a: 換気量直接設定方式と吸気流量・吸気時間設定方式がある。
b: 終末吸気気道内圧を設定することによって換気量を決める方式である。
c: 回路の漏れは問題にならない。
d: 重症呼吸不全患者に適している。
e: 呼吸量、吸入圧のモニタが重要である。
a: 従量式では回路に少々洩れがあっても換気量はよく保たれる。
b: 従量式は最近あまり用いられない。
c: 従量式ではコンプライアンスの変化による換気量への影響が少ない。
d: 従圧式は補助呼吸性能がよい。
e: 従圧式の長所はPEEPができることである。
人工呼吸器について誤っているのはどれか。
1: 従圧式は分泌物の多い患者や重傷呼吸不全患者に適している。
2: 従圧式では患者の呼気量のモニタが重要である。
3: 従量式では呼気量、吸入圧のモニタが重要である。
4: 従圧式では測定した換気量から必要な設定圧を調節する。
5: 従量式では1回換気量は吸気流量と吸気時間で決定される。
ハイフローシステムについて正しいのはどれか。
a: 加温加湿器は必要ない。
b: FIO2の上限は60%である。
c: 解剖学的死腔の二酸化炭素の洗い出し効果がある。
d: 装着しながら経口摂取を行うことができる。
e: 慢性閉塞性肺疾患では在宅で使用できる場合がある。
a: 従圧式では肺胸郭コンプライアンスが変化しても換気量の変化が少ない。
b: 従量式では回路漏れがあっても換気量の変化が少ない。
c: 成人には従量式の方が多く使用される。
d: 従量式は換気量直接設定方式と吸気流量・吸気時間設定方式がある。
e: 長期人工呼吸には従圧式の方が適している。
膜型人工肺について正しいのはどれか。
1: 吹送ガス流量を増やすとPaO2 は上昇する。
2: 吹送ガス酸素濃度を上げるとPaCO2 は低下する。
3: 多孔質膜では血液は酸素と直接接触しない。
4: 均質膜では長時間使用すると血漿漏出が起こる。
5: 外部灌流型は内部灌流型よりも血流に乱流が生じやすい。
呼吸回路の加温加湿で正しいのはどれか。
1: ホースヒーターは呼気回路に組み入れる。
2: 回路内に結露を生じていれば相対湿度はほぼ100%である。
3: 加温加湿器の貯水槽には水道水を用いる。
4: 人工鼻は加湿加湿器との組合せが効果的である。
5: 人工鼻は分時換気量の増加によって加湿効率が増加する。
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