第20回国試午前70問の類似問題

国試第28回午後:第35問

超音波凝固切開装置で正しいのはどれか。

1: ブレードは 1 MHz で振動する。

2: 対極板が必要である。

3: 生理食塩液で洗浄しながら使用する。

4: 比較的太い動脈の凝固切聞が可能である。

5: 凝固温度はレーザメスよりも高温である。

国試第15回午前:第62問

超音波診断について正しいのはどれか。

1: 電子セクタ法は単一の振動子で実現できる。

2: 超音波ゼリーの音響インピーダンスは空気と同程度である。

3: エコー断層法の分解能は用いる波長の程度である。

4: ドップラー法では50MHz以上の振動数を用いる。

5: 超音波ビームを肋間から入射することによって心臓を観察できる。

国試第18回午前:第67問

電気メスについて正しいのはどれか。(医用治療機器学)

a: 300kHz~5MHzの高周波を使用する。

b: モノポーラ出力では対極板が必要である。

c: 小児の場合は対極板を半分に切って使用する。

d: バイポーラ電極を使用すればモニタ障害が起こらない。

e: 対極板接地形では高周波分流が起こりやすい。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第9回午前:第60問

超音波診断装置について正しいのはどれか。

a: 生体中の超音波の反射や散乱を利用して情報を得ている。

b: 超音波に鋭い指向性を持たせるには振動子は小さくするのがよい。

c: 走査をする目的は体への悪影響を防ぐためである。

d: Bモードは肝腫瘍の診断に適している。

e: ドップラー法において血流方向を超音波ビームの軸方向とのなす角度が小さい方が感度が高い。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第23回午前:第35問

マイクロ波手術器について正しいのはどれか。

a: 使用する波長は1~2mmである。

b: 組織中の水に発生するジュール熱を利用する。

c: モノポーラ型針電極を使用する。

d: 凝固作用が中心である。

e: 他の医療機器に対する電磁的影響は少ない。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第30回午前:第44問

画像診断用超音波装置について正しいのはどれか。

1: 音響レンズにはガラスが使用される。

2: 距離分解能はパルス幅が短いほど向上する。

3: 方位分解能は振動子の口径が小さいほど向上する。

4: リニア電子スキャンプローブの振動子には水晶が用いられている。

5: 周波数が高いと到達深度が深くなる。

国試第9回午前:第71問

マイクロ波手術器について誤っているのはどれか。

1: 肝臓の手術に使用される。

2: 凝固・止血のために用いられる。

3: 約2.5GHzが用いられる。

4: 対極板が必要である。

5: メス先は針状である。

国試第19回午前:第71問

マイクロ波手術装置について正しいのはどれか。(医用治療機器学)

a: 対極板を使用する。

b: 使用中に可燃性ガスを併用しない。

c: 手術電極付近では電気メスを併用しない。

d: 出力同軸ケーブルはガス滅菌する。

e: バイポーラ電極を使用する。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第9回午前:第73問

超音波手術吸引器(CUSA)について誤っているのはどれか。

a: 超音波エネルギーで組織を乳化する。

b: 超音波による振動で除去したい組織を凝固する。

c: 振動による摩擦熱で血管はすべて凝固できる。

d: 主に肝臓の手術に使用される。

e: 除去したい組織は生理食塩液とともに吸引される。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第32回午後:第30問

超音波診断装置について正しいのはどれか。

a: 狭窄部位の高血流速度の測定にはパルス波を用いる。

b: 心臓弁運動の定量にはMモードを用いる。

c: 組織性状の画像化には高調波が有用である。

d: 腹部の画像描出にはセクタ走査が適している。

e: Bモード画像描出には連続波を用いる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第22回午後:第34問

マイクロ波手術器で正しいのはどれか。

a: 用いられる電磁波の標準的波長は約1.2mである。

b: モノポーラ電極を利用する。

c: マイクロ波は電極まで同軸ケーブルで伝送する。

d: 切開より凝固に適している。

e: 対極板による電流の回収が必要である。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第33回午後:第4問

超音波診断装置について誤っているのはどれか。

1: 超音波プローブの振動子は超音波の送受信を交互に行う。

2: 連続波ドプラ法によって弁狭窄前後の圧較差が算出できる。

3: Bモードの輝度変調は反射強度が強いほど明るく表示される。

4: Mモード表示はプローブを動かさずに送受信を行う。

5: 画像のフレームレートを高くするには走査線数を増す必要がある。

国試第7回午後:第60問

マイクロ波メスについて正しいのはどれか。

1: バイポーラ型手術電極が多く用いられる。

2: 対極板を必ず使用する。

3: 皮膚表面を過度に加温せずに筋肉組織を加温できる。

4: マグネトロン発振管が使用される。

5: 電図モニタには電磁的影響を与えない。

国試第14回午前:第60問

超音波診断装置の探触子について誤っているのはどれか。

a: 超音波振動子の厚さは共振周波数に対応する波長の2倍である。

b: 圧電振動子の材料としてポリフッ化ビニリデンが用いられる。

c: 時間的に短い超音波パルスを用いると距離分解能は向上する。

d: シリコーンレンズ中の音速は1500m/sより遅い。

e: 整合層の音響インピーダンスは圧電振動子のそれより大きい。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第36回午前:第46問

超音波凝固切開装置について正しいのはどれか。

1: 組織の炭化に伴い煙が発生する。

2: 機械的振動によって組織を断裂させ切開する。

3: 凝固では組織温が300℃前後に達する。

4: ジュール熱により血管壁を収縮させ止血する。

5: 鋭利な切開に適している。

ME2第36回午前:第43問

超音波診断装置について誤っているのはどれか。

1: 音響レンズで超音波を集束できる。

2: 超音波が平面波のままで伝播する領域を近距離音場という。

3: 画像上で胆石の後方が黒い影になる現象を音響陰影という。

4: サイドローブからの反射は実像と重なってアーチファクトとして表示される。

5: 超音波の周波数が高いほど深部臓器の観察ができる。

国試第10回午前:第60問

超音波診断装置について正しいのはどれか。

a: 超音波探触子には圧電素子が用いられる。

b: 生体組織中の音速は空気中よりも遅い。

c: 超音波探触子の距離分解能は周波数が低いほど向上する。

d: 超音波探触子の方位分解能は口径が大きいほど向上する。

e: STC(SDC)のツマミは体表面からの距離に応じて部位ごとに輝度を調節する。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第28回午後:第19問

超音波ネブライザについて誤っているのはどれか。

1: 超音波の伝達には蒸留水が使用される。

2: 超音波の周波数は5~20MHz程度である。

3: ベンチュリー管の原理を利用している。

4: 噴霧粒子の径は数μm程度が主となる。

5: 噴霧粒子の発生量は超音波の強度で調節する。

国試第11回午前:第69問

経皮的超音波結石破砕装置の常用周波数と振幅との組合せで正しいのはどれか。

1: 10kHz以下 ――――――― 3~10μm

2: 20~30kHz ―――――― 3~10μm

3: 20~30kHz ――――― 30~100μm

4: 200~300kHz ―――― 3~10μm

5: 200~300kHz ――― 30~100μm

国試第1回午前:第59問

超音波について誤っているのはどれか。

1: 振動数20kHz以上の音波のことである。

2: 波動の緩衝を起こしたり、吸収、反射、散乱されながら伝搬する。

3: 振動数が高いほど指向性が鋭い。

4: 2MHzの超音波の波長は生体中で約7mmである。

5: 強力な超音波を液体中に照射するとキャビテーションを起こす。