腹膜透析について正しいのはどれか。
1: 原理は水圧差による。
2: 透析液のカリウム濃度は1.5~2mEq/Lである。
3: 自動灌流装置によって除水量を制御できる。
4: 腹膜カテーテルはダグラス窩に挿入する。
5: 酸性透析液は生体適合性に問題はない。
動脈血のpH7.60、PCO2 28mmHg、[HCO3-] 33mEq/Lの状態を示すのはどれか。
1: 呼吸性アルカローシス
2: 呼吸性アシドーシス
3: 代謝性アシドーシス
4: 呼吸性アルカローシスと代謝性アルカローシスの混合障害
5: 呼吸性アシドーシスと代謝性アシドーシスの混合障害
血液透析の目的として誤っているのはどれか。
1: 過剰水分の除去
2: 代謝性アシドーシスの是正
3: 血清カリウム濃度の是正
4: 尿素の除去
5: 免疫グロブリンの除去
血液透析について誤っているのはどれか。
a: セルロース膜は補体の活性化作用が強い。
b: 透析膜素材として、合成高分子系膜が最も多用されている。
c: 拡散効率を高めるためには並流がよい。
d: クリアランスは通常、透析液流量の関数で示される。
e: 尿素のふるい係数は約1.0である。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
市販血液透析液の成分で浸透圧に最も寄与するのはどれか。(血液浄化装置)
1: ブドウ糖
2: 炭酸水素イオン
3: カルシウムイオン
4: ナトリウムイオン
5: 塩素イオン
市販の血液透析液組成で浸透圧に最も寄与するのはどれか。(人工腎臓装置)
2: マグネシウム
3: カルシウム
4: カリウム
5: ナトリウム
血液透析施行中、常時監視すべき項目はどれか。
1: 抗凝固剤の濃度
2: 静脈側の回路内圧
3: 透析液のエンドトキシン濃度
4: 透析液の粘度
5: 消毒剤の残量
血液流量200ml/min、透析液流量500ml/minの条件で血液透析を行った。透析開始1時間後、ダイアライザ入口および出口のクレアチニン濃度は、それぞれ10.0、4.0mg/dlであった。クリアランス(ml/min)として正しいのはどれか。ただし限外濾過流量は無視できるものとする。
1: 105
2: 110
3: 115
4: 120
5: 125
血液濾過器のふるい係数について正しいのはどれか。
1: 分子量が大きいほど大きな値をとる。
2: 負の値をとることがある。
3: 小分子蛋白では、治療中経時的に上昇する。
4: 小分子蛋白では、血液系より水系の方が高い値を示す。
5: クリアランスと同じ次元をもつ。
血液透析中、血液回路内圧が異常に上昇した。直ちに点検すべき項目はどれか。
a: 透析液温度
b: 透析液濃度
c: 透析器の凝血
d: 抗凝固薬の注入量
e: ドリップチャンバの凝血
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