第18回国試午後19問の類似問題

国試第7回午後:第12問

正しいのはどれか。

a: 差動増幅器では逆相で入った信号成分は打ち消されて出力に現れない。

b: 演算増幅器に正帰環をかけると一般に安定となる。

c: 演算増幅器は通常、負帰環をかけて使用される。

d: 演算増幅器に負帰環をかけると、ひずみが減少する。

e: 生体電気計測用増幅器には入力インピーダンスの高い回路が多く用いられる。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第10回午前:第50問

差動増幅器の性能を評価する事項でないのはどれか。

1: 同相除去比(CMRR)

2: 周波数特性

3: 入カ換算雑音

4: 入カインピーダンス

5: 電極インピーダンス

国試第22回午前:第53問

電圧利得が20 dB と40dBの2台の増幅器を直列に接続した。出力電圧が5.0Vのとき入力電圧はどれか。 

1: 1.2.5mV

2: 2.5.0mV

3: 15mV

4: 25mV

5: 50mV

国試第7回午前:第79問

生体の電気現象を計測するための増幅器で正しいのはどれか。

a: 増幅器への入力電圧をEiその出力連圧をE0とするとEi/E0を電圧増幅率という。

b: 増幅器の感度は電圧利得で表すことができる。

c: 差動増幅器の両入力端子に等しい振幅の同相入力を加えると出力は零になる。

d: 前置増幅器は入力インピーダンスを小さくするように設計されている。

e: 心電図を記録するための増幅器には100dB以上の増幅度が必要である。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第14回午前:第54問

脳波計について正しいのはどれか。

a: 増幅器のCMRR(同相除去比)は60dB以上である。

b: CR結合の標準時定数は0.01秒である。

c: 記録紙上では標準感度は50mV/mmである。

d: 入カインビーダンスは5MΩ以上である。

e: 電極接触インピーダンスは50kΩ以下が望ましい。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第28回午後:第51問

理想演算増幅器について正しいのはどれか。

a: 周波数帯域幅は無限大である。

b: 出力インピーダンスは無限大である。

c: 同相除去比(CMRR)はゼロである。

d: 入力端子に流れ込む電流はゼロである。

e: スルーレートは無担大である。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第30回午後:第55問

図の回路について正しいのはどれか。ただし、A は理想演算増幅器とする。

30PM55-0

a: 遮断周波数は5Hzである。

b: 通過域の増幅度は20dBである。

c: 遮断周波数ではViとVoの位相差はゼロである。

d: 入カインピーダンスは10kΩである。

e: 直流は通過域に含まれる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第16回午後:第15問

増幅器に1mVの生体信号を入力したとき、出力信号は2Vであった。この増幅器の電圧利得はどれか。ただし、log102を0.3とする。

1: 30dB

2: 33dB

3: 60 dB

4: 66 dB

5: 2000 dB

国試第13回午前:第55問

誘発電位計について正しいのはどれか。

a: CMRR(同相除去比)は約40dBである。

b: 周波数帯域は0.1Hz~3kHzである。

c: 潜時とは刺激から誘発電位の発生までの時間である。

d: 加算平均法は刺激と同期しない生体信号を減少させる。

e: デルタ波は聴覚刺激によって誘発される。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第12回午後:第16問

増幅器について正しいのはどれか。

1: 電圧増幅を行うとき出カインピーダンスは高い方がよい。

2: 生体信号を増幅するには入力インピーダンスをできるだけ低くする必要がある。

3: 入力段で発生した雑音は信号とともに増幅されることはない。

4: ダイナミック・レンジが広いと広範囲の電圧の入力をひずみなく増幅できる。

5: 利得を増加すると増幅可能な周波数帯域幅が広くなる。

国試第9回午前:第52問

心電計の同相除去比(CMRR)が60dBのとき交流誘導雑音により20mVの電圧が患者に発生した。この電圧による記録器の振れはいくらか。ただし、心電計の感度を10mm/mVとする。

1: 200mm

2: 20mm

3: 2mm

4: 0.2mm

5: 0.02mm

国試第4回午後:第22問

医用差動増幅器の性能を評価するための事項として適切でないのはどれか。

1: CMRR(同相除去比)

2: 周波数特性

3: 入力インピーダンス

4: 入力換算雑音

5: サンプリング周波数

ME2第30回午前:第46問

入力換算雑音5μV、利得40dBの増幅器の出力雑音は何mVか。

1: 0.2

2: 0.5

3: 10

4: 100

5: 200

国試第9回午後:第17問

演算増幅器について正しいのはどれか。

a: 正帰環をかけることにより安定度を改善できる。

b: 負帰環をかけることにより周波数特性を改善できる。

c: コンデンサと抵抗とを組み合わせてフィルタを構成できる。

d: 直流信号は増幅できない。

e: 信号の電力増幅はできない。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第40回午前:第43問

心電計の入力に、心電図信号に比べて1000倍の電圧振幅を持つ同相のハムノイズが混入した。機器の同相弁別比が60dBである場合、ノイズの出力は心電図出力に比べて何倍になるか。

1: 1/10

2: 1/5

3: 1/2

4: 1

5: 2

国試第32回午後:第52問

図の回路について正しいのはどれか。ただし、Aは理想演算増幅器とする。

32PM52-0

a: 時定数は10msである。

b: 通過域の増幅度は20 である。

c: 遮断周波数ではViとVoの位相差はゼロである。

d: 入カインピーダンスは周波数に反比例する。

e: 遮断周波数より十分に高い帯域で積分特性を有する。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第1回午後:第19問

電子回路による電気信号の増幅について正しいのはどれか。

1: ダイオードを用いると電気信号を増幅することができる。

2: 増幅器において信号電圧が増幅されているとき、出力信号電流は必ず入力信号電流より小さい。

3: 信号電圧も信号電流も出力が入力より大きくなるような増幅器をつくることができる。

4: 雑音を含む信号でも増幅すると、一般に、信号対雑音比が向上する。

5: 一般に、電圧増幅器は出力インピーダンスが大きい方が使いやすい。

国試第15回午後:第17問

演算増幅器について正しいのはどれか。

a: 正帰還をかけることによって安定度を改善できる。

b: 負帰還をかけることによって周波数特性を改善できる。

c: コンデンサと抵抗とを組み合わせてフィルタを構成できる。

d: 直流信号は増幅できない。

e: 信号の電力増幅はできない。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第13回午後:第17問

図の電圧増幅回路について正しいのはどれか。ただし、オペアンプは理想的なものとする。

13PM17-0

a: 反転増幅回路である。

b: 電圧利得は20dBである。

c: 負帰還が用いられている。

d: a-b間の電圧は入力電圧に等しい。

e: 入力インピーダンスは11kΩである。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第33回午前:第52問

理想演算増幅器について正しいのはどれか。

a: 周波数帯域幅は無限大である。

b: 出力インピーダンスは無限大である。

c: 同相除去比(CMRR)はゼロである。

d: 入力端子に流れ込む電流はゼロである。

e: スルーレートは無限大である。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e