相対誤差1%の電流計と相対誤差2%の電圧計を用いて電力を測定する場合、電力の相対誤差は何%となるか。
1: 1
2: 2
3: √5
4: 3
5: 5
誤差率2%の抵抗器の両端電圧を誤差率4%の電圧計で測定した。測定結果から算出した電流値に含まれる最大の誤差(誤差率[%])に最も近いのはどれか。
1: 2
2: 3
3: 4
4: 6
5: 8
抵抗Rに流れる電流IとRの両端の電位差Vを測定し、R=V/IによってRの値を求めたい。電流計と電圧計の最大許容誤差がそれぞれ5%および2%であった。求めるRの最大誤差はどの程度か。
1: 0.02
2: 0.04
3: 0.05
4: 0.07
5: 0.1
二つの量aおよびbの測定における相対誤差がそれぞれ1.0%、0.2%であるとき、量c=a/bを求める場合に予想される誤差はおよそ何%か。
1: 0.6
2: 0.8
3: 1
4: 1.2
図に示す電源の起電力Eを、電圧計をAB間に接続して測定したい。内部抵抗が8kΩの電圧計を用いた場合、誤差は約何%か。
2: 4
3: 20
4: 25
5: 40
図のいずれかの回路で、電流計および電圧計の指示値IおよびVから、R=V/Iによって抵抗の値Rを求めたい。抵抗の値がおおよそ下記であるとき、いずれの回路で測定しても誤差が1%以下なのはどれか。ただし電流計および電圧計の内部抵抗はおおよそ1Ω及び50kΩであり、いずれの計器も正確に校正されているものとする。
1: 20Ω
2: 200Ω
3: 2kΩ
4: 20kΩ
5: 200kΩ
測定において偶然誤差を小さくしたい。正しいのはどれか。
1: 測定器を校正する。
2: 測定を繰り返して平均を求める。
3: 測定器の最大許容誤差によって補正する。
4: 測定器を変えて測定する。
5: 最大許容誤差の小さな測定器を使用する。
医療機器の電気的安全測定について正しいのはどれか。
1: アナログテスタを用いた導通試験で表示される値が接地線抵抗 値となる。
2: クランプメータによる消費電流の測定は電源導線を2本挟んで測 定する。
3: 漏れ電流測定に用いる電圧計の精度は10%以内である。
4: 等電位接地設備の接地端子と測定点との間の電圧はmV以下である。
5: CF形装着部の患者漏れ電流Iでは、各患者リードを1点に接続した状態で測定する。
フルスケール15Vのアナログ電圧計(内部抵抗12kΩ)を使って、60Vまでの電圧を測定できるようにしたい。電圧計に直列に何kΩの抵抗(倍率器)を接続すればよいか。
1: 3
3: 36
4: 48
5: 60
図の回路で電圧計は1.0V、電流計は20mAを示した。抵抗値R[Ω]はどれか。ただし、電流計の内部抵抗は2.0Ωとする。(医用電気電子工学)
1: 45
2: 48
3: 50
4: 52
5: 55
最大目盛10Vの電圧計に32kΩの倍率器を直列接続すると測定可能な最大電圧が50Vになった。この電圧計の内部抵抗[kΩ]はどれか。
1: 1.6
3: 6.4
4: 8
5: 16
正しいのはどれか(生体計測装置学)
a: 繰り返し測定して平均値を求めると偶然誤差は減少する。
b: 計測器の校正を怠ると系統誤差が生じる。
c: 計測器の目盛りの読み間違いによって偶然誤差が生じる。
d: 計測器の校正法の誤りによって過失誤差が生じる。
e: 量子力学現象によって量子化誤差が生じる。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
心電計の電気的特性で誤っているのはどれか。
1: JIS規格で規定されている。
2: 標準感度では1mV(P-P)入力に対して記録計が10mm振れる。
3: 10Hzで50μV(P-P)入力を判読できる。
4: 総合周波数特性は10Hzにおける10mm振幅を基準(100%)としている。
5: 75Hzでは基準の50%以下の振幅である。
電気的安全性の測定について正しいのはどれか。
a: 漏れ電流測定用電圧計の入力インピーダンスは100kΩ以上であればよい。
b: 漏れ電流測定用電圧計の精度は誤差が10%以下であればよい。
c: 測定用電源ボックスを用いて電源導線1本の断線を模擬できる。
d: 漏れ電流の測定のためディジタルテスタを用いてもよい。
e: EPRシステムでは接地センターと金属物体間の電位差は20mV以下であればよい。
誤差について正しいのはどれか。
1: 計測器の目盛りの読み間違いによって偶然誤差が生じる。
2: 計測器の校正を怠ると系統誤差が生じる。
3: 量子力学的現象によって量子化誤差が生じる。
4: 過失誤差は測定者によらず一定である。
5: n回の測定値を平均すると理論的誤差は1/nとなる。
測定値が1503Vで誤差が10V程度と考えられる場合の有効数字として正しい表現はどれか。
1: 1500
2: $15×10^2$
3: $1.5×10^3$
4: $1.50×10^3$
5: $0.15×10^4$