酸素ボンベの取扱について誤っているのはどれか。
a: ボンベは重くて細長いため倒して保存する。
b: 引火事故を防ぐために赤く塗ったボンベを使用する。
c: ボンベの周囲2m以内に火気を置かない。
d: ボンベは40°C以下の環境で保存する。
e: 麻酔器との接続部の洩れに対してパッキングを用いる。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
ガス麻酔薬はどれか。
1: 亜酸化窒素(笑気)
2: セボフルラン
3: イソフルラン
4: エンフルラン
5: ハロタン
高圧ガス容器の接続口でガス別特定として、おねじを用いなければならないのはどれか。
a: 酸 素
b: 窒 素
c: 治療用空気
d: 二酸化炭素
e: 亜酸化窒素
医療ガス配管設備について正しいのはどれか。
1: 静止状態での標準送気圧力は酸素よりも治療用空気の方が高い。
2: シャットオフバルブは日常「閉jの状態で使用される。
3: 駆動用空気配管には「VACJと識別表示されている。
4: 三酸化炭素の配管端末器にはAGSSカブラが用いられる。
5: マニフォールドとは高圧ガス容器の集合体である。
医療ガスと医療ガス配管端末器の識別色との組合せで正しいのはどれか。
1: 酸素 --------------- 黒
2: 亜酸化窒素 --------- 灰
3: 治療用空気 --------- 緑
4: 駆動用空気 --------- マゼンタ
5: 二酸化炭素 --------- だいだい
ICUで医療ガス配管からの酸素供給が停止した。誤っている処置はどれか。(医用機器安全管理学)
a: ICUにある酸素のシャットオフバルブを閉じた。
b: 院内の人工呼吸器をICUに集めた。
c: 予備の酸素ボンベに切り換えた。
d: 院内の責任者に供給が停止していることを伝えた。
e: ICUの医療従事者に供給が停止していることを伝えた。
麻酔器とその周辺機器の安全対策でフェイルセーフ機構はどれか。
1: ガス遮断装置
2: 酸素濃度計
3: 酸素フラッシュ
4: 気化器選択装置
5: ピン方式迅速継ぎ手
高(気)圧酸素療法の装置について誤っているのはどれか。
a: 第1種装置は患者1名だけを収容する小型タンクである。
b: 第1種装置は酸素で加圧することができる。
c: 第2種装置は患者とともに医療従事者も入ることができる大型タンクである。
d: 第2種装置は酸素で加圧することができる。
e: 第2種装置で監視できる生体情報は、我が国では心電図と脳波に限られる。
人工呼吸器について誤っているのはどれか。
1: 呼気弁は吸気時に閉じる。
2: ジェットネブライザへの送気は吸気に同期している。
3: ヒータ入り呼吸回路にはウォータトラップは不要である。
4: 酸素センサは吸気側呼吸回路に装備されている。
5: 換気量の測定には電磁流量計が用いられる。
高気圧酸素治療装置で正しいのはどれか。
a: 第1種治療装置は単室構造に限定される。
b: 第1種治療装置は酸素加圧式に限定される。
c: 定期点検は2年に1回が義務づけられている。
d: 定期点検では安全弁の分解点検を要する。
e: 日常点検での使用前点検では通話装置の動作を確認する。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
誤っているのはどれか。(人工呼吸療法)
a: 動脈血二酸化炭素分圧は換気の指標である。
b: 呼気終末二酸化炭素分圧は動脈血二酸化炭素分圧に近似する。
c: 赤外線吸光法は呼気ガス中の二酸化炭素側定法の一つである。
d: サイドストリーム法では、毎分1~2Lの呼吸ガスがサンプリングされる。
e: 二酸化炭素呼出開始時点が呼気開始に一致する。
麻酔器に装備されているフェイルセーフ機構はどれか。
1: 酸素ノブの形状
2: ピンインデックスシステム
3: ガス別塗色
4: DISS方式の接続
5: ガス遮断装置
フェイルセーフはどれか。
a: 医療ガス配管端末器のピン方式
b: 電気メスの対極板コード断線検知機構
c: 麻酔器における酸素供給停止時の亜酸化窒素ガス遮断装置
d: IABP装置のバッテリ搭載
e: 心電図モニタの不整脈アラーム
ガス別表示が、高圧ガス保安法によるボンベの塗色とJIST7101「医療ガス配管設備」による識別色とが同じなのはどれか。(医用機器安全管理学)
1: 酸素
2: 亜酸化窒素
3: 二酸化炭素
4: 空気
5: 窒素
医療ガスボンベについて誤っているのはどれか。
1: 酸素残量は内圧とボンベ容量から推測できる。
2: 酸素ボンベは表面の1/2以上が黒色である。
3: 二酸化炭素ボンベは表面の1/2以上が緑色である。
4: 二酸化炭素ボンベは40℃以下で保管する。
5: 亜酸化窒素残量は内圧とボンベ容量から推測できる。
医療用酸素の設備・取扱いについて正しいのはどれか。
1: 高圧ガス取締法ではボンベの色は灰色と規定されている。
2: ボンベの初期充填内圧は150kgf/cm2である。
3: 配管内圧は通常2気圧である。
4: 医療ガス配管設備のJISでの表示色は黒である。
5: ボンベ内の残量はボンベ重量から計算する。
酸素療法について正しいのはどれか。
a: 酸素は高圧低温下で空気を液化分離して製造される。
b: 未使用酸素ボンベ内の圧力は約15MPaである。
c: 鼻カニューレ法で60%以上の吸気酸素濃度を得ることができる。
d: 在宅では液化酸素を利用することができない。
e: 副作用として酸素中毒に注意する。
高気圧酸素治療について誤っているのはどれか。
1: 入室者の着衣には合成繊維製品を避ける。
2: 第1種装置は患者を一人だけ収容する装置である。
3: 第1種装置において認められる生体情報は心電図と脳波である。
4: 第2種装置は酸素で加圧する。
5: 第2種装置は複数の患者と医療職員を収容できる。
人工呼吸器の保守点検について誤っているのはどれか。
1: 目視により呼吸回路の亀裂の有無を点検する。
2: テスト肺を用いてトリガ機構の点検をする。
3: 酸素濃度計を用いて酸素ブレンダの点検をする。
4: ストップウォッチを用いて呼吸回数を点検する。
5: 呼吸回路の接続部をはずしてガス供給圧低下アラームの作動を点検する。
医療ガス配管端末の点検をした。供給圧が適切でないのはどれか。
1: 酸素の供給圧は400kPaであった。
2: 亜酸化窒素の供給圧は460kPaであった。
3: 治療用空気の供給圧は370kPaであった。
4: 手術機器駆動用窒素の供給圧は750kPaであった。
5: 吸引の供給圧は-60kPaであった。
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