第16回国試午後40問の類似問題

国試第2回午前:第43問

呼吸不全について正しいのはどれか。

a: 呼吸筋疲労による換気量減少は呼吸不全の原因になる。

b: すべての呼吸不全は人工呼吸器装着の適応になる。

c: 動脈血炭酸ガス分圧40mmHgはCO2ナルコーシスとされる。

d: 動脈血酸素分圧50mmHgは呼吸不全とされる。

e: 酸素療法が換気を抑制することがある。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第36回午後:第66問

人工呼吸器離脱が可能な状態として正しいのはどれか。 

1: 動脈血pH7.20 

2: PaO240mmHg(FIO20.21) 

3: PaCO245mmHg 

4: 1回換気量4mL/kg 

5: 呼吸回数40/分 

国試第13回午後:第40問

人工呼吸器からのウィーニング中断を決定する指標となるのはどれか。

a: 毎分20以上の心拍数の増加

b: 1回換気量が10ml/kg

c: 肺活量が20ml/kg

d: pHが7.38から7.28に低下

e: 不穏状態の出現

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第8回午後:第53問

人工呼吸の生体への影響で起こり得るのはどれか。

a: 気道の感染

b: 酸素解離曲線の右方移動

c: 尿量の増加

d: 血圧の低下

e: 圧外傷

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第14回午後:第42問

人工呼吸器の突然の停止に備えて人工呼吸器の代替として準備すべき機器はどれか。

a: 用手蘇生器

b: 麻酔器

c: 除細動器

d: IABP

e: PCPS

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第3回午後:第33問

人工呼吸の適用基準でないのはどれか。

1: 肺活量が予測値の1/6以下

2: 呼吸数が正常値の1.55倍

3: 吸気力が-25cmH2O以下

4: PaO2が50mmHg以下

5: PaCO2が55mmHg以上

ME2第28回午後:第9問

人工呼吸器に装備されていない警報項目はどれか。

1: 分時換気量

2: 胸腔内圧

3: 吸気酸素濃度

4: 吸気ガス温度

5: 医療ガス供給圧

ME2第32回午後:第39問

人工呼吸器の始業点検について誤っているのはどれか。

1: 電源プラグを非常用電源コンセントに接続する。

2: ウォータトラップを患者より高い位置に設置する。

3: 吸気側呼吸回路に加温加湿器を接続する。

4: Yピースの先端を閉じてリークテストをする。

5: テスト肺に陰圧をかけてトリガすることを確認する。

国試第11回午後:第46問

人工呼吸からのウィーニングの適応として正しいのはどれか。

a: 感染の改善

b: 循環動態の安定

c: 代謝性アルカローシス

d: 意識レベルの低下

e: 頻呼吸

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第10回午後:第39問

自発呼吸を残しながら行う換気様式はどれか。

a: PSV(圧支持換気)

b: CPPV(持続性陽圧換気)

c: IRV(吸気時間延長換気)

d: CPAP(持続的気道陽圧)

e: IMV(間欠的陽圧換気)

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第17回午後:第45問

プレッシャーサポート換気(PSV)について正しいのはどれか。

a: 呼気への移行は患者が決める。

b: 1回換気量は一定に維持される。

c: 中枢性低換気でも安全に使用できる。

d: ウィーニングの手段としても利用される。

e: 呼吸仕事量を軽減する。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第33回午前:第64問

ハイフロー療法について正しいのはどれか。

a: 吸入気の加温加湿に人工鼻を使用できる。

b: 最大 20 L/分の流量を供給できる。

c: 吸入気酸素濃度は 21?100 % の任意の値を設定できる。

d: 解剖学的死腔のガスを洗い流す効果がある。

e: PEEP 効果が期待できる。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第40回午後:第48問

人工呼吸器使用中の点検項目として実施しないのはどれか。

1: バッテリー駆動への切り替え

2: 低換気量警報の設定値

3: 呼吸器回路破損状態

4: 吸入気酸素濃度の設定値

5: 機器本体からの異音の有無

国試第1回午後:第35問

人工呼吸中、呼気量が送気量よりも少ない場合、点検すべき箇所として正しいのはどれか。

a: 回路蛇管

b: 加湿器

c: 高圧ガス管との接続部

d: 酸素濃度計

e: 回路内圧計

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第36回午前:第69問

人工呼吸管理の災害時への対応として誤っているのはどれか。

1: .常時から非常電源用コンセントに電源プラグを接続しておく。 

2: 用手的換気装置の用意をしておく。 

3: 医療ガス安全管理委員会に設備、配管の点検を依頼する。 

4: 人工呼吸器の内部バッテリを優先して使用する。 

5: 停電後の復電時には、サージ電流対策を講じる。 

国試第9回午後:第42問

Inversed Ratio Ventilation (IRV)について正しいのはどれか。

a: 平均気道内圧は低下する。

b: 吸気相:呼気相を1:2にしたものである。

c: 呼気終末陽圧(PEEP)に反応しにくい低酸素血症に適応がある。

d: 肺コンプライアンスの低下に適応がある。

e: 慢性肺気腫に適応がある。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第23回午後:第20問

PSV(Pressure support ventilation)で正しいのはどれか。

1: 量規定換気である。

2: 呼吸数が規定される。

3: 吸気時間は一定である。

4: 吸気流速は一定である。

5: PEEPを併用できる。

国試第17回午後:第43問

人工呼吸器の低圧アラームが作動した。点検すべき箇所はどれか。

a: 加温加湿装置

b: 吸気流速

c: 吸気相:呼気相比(I:E比)

d: 呼吸回路

e: 気管チューブカフ

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第6回午後:第40問

自発呼吸下で行うことができる換気様式はどれか。

a: CPPV

b: CPAP

c: IMV

d: プレッシャーサポート

e: IPPV

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第18回午後:第51問

人工心肺による体外循環の至適灌流量について誤っているのはどれか。(体外循環装置)

1: 体表面積を基準に求める。

2: 血液を希釈した場合、増加させる。

3: 体温が低下した場合減少させる。

4: 混合静脈血の酸素飽和度によって調節する。

5: 体表面積あたりの成人の灌流量は乳児に比べ多い。