第16回国試午前84問の類似問題

国試第6回午後:第84問

漏れ電流の測定回路を図に示す。機器の作動状態における測定器の読みはどれか。

6PM84-0

1: 接地漏れ電流

2: 外装漏れ電流

3: 患者漏れ電流-1

4: 患者漏れ電流-2

5: 患者漏れ電流-3

国試第2回午前:第78問

図に示す回路において、抵抗Rに流れる電流を測定したい。内部抵抗5Ωの電流計を抵抗Rと直列に挿入して測定すると約何%の誤差が生じるか。ただし、Rの値はおよそ200Ωであり、計器は正確に校正されているものとする。

2AM78-0

1: 0

2: 0.01

3: 0.025

4: 0.1

5: 0.4

ME2第39回午前:第30問

正弦波交流電源に抵抗器、インダクタ、キャパシタ各1個を直列に接続した。各素子の両端の電位差(実効値)を測定したところ、抵抗器は10V、インダクタとキャパシタはいずれも5Vであった。電源電圧の実効値は何Vか。

1: 5

2: 10

3: 15

4: 20

5: 25

国試第3回午後:第76問

図に示す洩れ電流測定回路で、外装洩れ電流を測定する場合、測定器の端子Pを接続する場所はどこか。

3PM76-0

1: A

2: B

3: C

4: D

5: E

国試第25回午前:第34問

電気メスで誤っているのはどれか。

1: 数100kHz~数MHzの高周波電流が用いられる。

2: 負荷抵抗は200~1,000Ωである。

3: 凝固にはバースト波が用いられる。

4: 出力200Wのとき対極板接触面積150cm2は安全域である。

5: 出力回路にはコイルが挿入されている。

国試第3回午後:第77問

非接地配線方式について正しいのはどれか。

a: 主目的はミクロショックを防止することにある。

b: 絶縁トランスを設備側に持つため、ME機器故障時に洩れ電流を低く抑えることができる。

c: 1線の地絡時にも電源の供給を確保することができる。

d: 心臓手術では必要性が高い。

e: 保護接地の設備は不要である。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第3回午後:第83問

 (JIS改訂により不適切化)誤っているのはどれか。

a: 患者漏れ電流-3はB型機器の信号入出力部にのった電源電圧による患者漏れ電流である。

b: 接地漏れ電流の許容値は、機器の型別を問わず同じ値である。

c: 患者漏れ電流-2の測定は、危険なので熟練者が行うべきである。

d: 患者漏れ電流-1の測定では、単一故障状態での測定も必要である。

e: CF形機器の外装漏れ電流の許容値は、正常状態、単一故障状態ともBF形の1/10である。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第30回午後:第56問

接地設備について誤っているのはどれか。

1: 大地への接地方法として鉄骨鉄筋コンクリート建造物の鉄骨が使用される。

2: 医用接地方式に用いる接地抵抗値は10Ω以下とする。

3: 高電圧が使われるX線装置の接地と心電計の接地は異なった系統の接地を使用する。

4: 非接地配線方式の配電設備を持つ医用室でもME機器は接地して使用する。

5: 非接地配線方式の絶縁監視装置の表示が2mA以上になるとアラームが発生する。

国試第35回午前:第41問

図の測定用器具MDについて正しいのはどれか。 

25041

a: R1とC1でローパスフィルタを形成している。 

b: R2は人体の代表抵抗値を模擬している。 

c: R2の抵抗値は10kΩである。 

d: 電圧測定器の入力インピーダンスは10kΩ以上である。 

e: 電圧測定器の入力容量は150pF以下である。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第3回午前:第75問

図のいずれかの回路で、電流計および電圧計の指示値IおよびVから、R=V/Iによって抵抗の値Rを求めたい。抵抗の値がおおよそ下記であるとき、いずれの回路で測定しても誤差が1%以下なのはどれか。ただし電流計および電圧計の内部抵抗はおおよそ1Ω及び50kΩであり、いずれの計器も正確に校正されているものとする。

3AM75-0

1: 20Ω

2: 200Ω

3: 2kΩ

4: 20kΩ

5: 200kΩ

ME2第29回午後:第48問

EPRシステムについて点検をした。適切でないのはどれか。

1: ME機器の露出金属部とEPRポイントの電位差を測定した。

2: ベッドから3m離れた固定のME機器との電位差は測定対象外とした。

3: 機器間の電位差が5mVであった。

4: 等電位化導線の抵抗は1Ωであった。

5: 心臓カテーテル室に設置されていることを確認した。

国試第29回午前:第42問

JIS T 0601-1:2012 で規定されている単一故障状態はどれか。

a: 保護接地線の開路

b: 絶縁のいずれかひとつの短絡

c: 電源導線のいずれか1 本の断線

d: F 形装着部への外部電圧印加

e: 信号入出力部への外部電圧印加

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第32回午後:第43問

定電流出力型の体外式ペースメーカの出力端子に500Ωの抵抗を接続し、出力電流10mA、パルスレート60回/分およびデマンド感度最高の設定で点検を行った。動作不良を示す項目はどれか。

1: 出力電圧は5Vであった。

2: パルス幅は1msであった。

3: パルス周期は1sであった。

4: デマンド感度は10mVであった。

5: アルカリ乾電池の電圧が9Vであった。

ME2第38回午前:第22問

フルスケール1mA、内部抵抗4.9Ωの電流計を使って50mAまでの電流を測定できるようにしたい。正しいのはどれか。

1: 1.00Ωの抵抗を電流計に直列に接続する。

2: 0.49Ωの抵抗を電流計に並列に接続する。

3: 0.10Ωの抵抗を電流計に直列に接続する。

4: 1.00Ωの抵抗を電流計に並列に接続する。

5: 0.10Ωの抵抗を電流計に並列に接続する。

国試第27回午前:第42問

接地漏れ電流を測定するとき、測定用器具(MD)は図に示すA~Eのどの間に入れればよいか。

27AM42-0

1: A-B間

2: B-C間

3: C-D間

4: D-E間

5: E-A間

国試第23回午前:第43問

定格電流15A用の医用コンセント(接地極付)の保持力[N]として規格の範囲にあるのはどれか。

1: 1

2: 5

3: 10

4: 50

5: 100

ME2第30回午前:第30問

定格1mA、内部抵抗10Ωの電流計を用いて、最大100mAの電流を測定したい。正しいのはどれか。

1: 0.010Ωの抵抗を電流計に並列接続する。

2: 99.0Ωの抵抗を電流計に直列接続する。

3: 1.00Ωの抵抗を電流計に並列接続する。

4: 0.010Ωの抵抗を電流計に直列接続する。

5: 0.101Ωの抵抗を電流計に並列接続する。

国試第12回午前:第79問

漏れ電流の許容値について正しいのはどれか。

a: 一般機器の接地漏れ電流の正常状態は0.5mA以下である。

b: BF形機器の患者漏れ電流Iと外装漏れ電流とは許容値が同じである。

c: 患者漏れ電流IIの許容値は患者漏れ電流Iの許容値より小さい。

d: BF形機器の患者漏れ電流IIIはミクロショックを防止できる許容値である。

e: CF形機器の患者測定電流は交流、直流とも同じ許容値である。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第31回午後:第59問

JIS T 0601-1で規定された医用電気機器で単一故障状態における漏れ電流の許容値について正しいのはどれか。

1: 接地漏れ電流では正常状態の5倍である。

2: 外装漏れ電流は接地漏れ電流の単一故障状態の5倍である。

3: 患者漏れ電流Ⅰでは正常状態の5倍である。

4: 患者漏れ電流Ⅱは患者漏れ電流Ⅰの単一故障状態の5倍である。

5: 患者漏れ電流Ⅲは患者測定電流の単一故障状態の5倍である。

国試第23回午後:第47問

長さ1km、半径1mm、抵抗率2×10-8Ωmの金属線がある。この金属線の電気抵抗[Ω]に最も近いのはどれか。

1: 1.6

2: 3.2

3: 6.4

4: 13

5: 25