ある電気メスの切開出力を最大値に設定し、500Ωの無誘導負荷抵抗を接続して両端の電圧をオシロスコープで観測したら1000Vppの正弦波が観測された。出力電力を計算すると何Wになるか。
1: 2000
2: 1000
3: 500
4: 250
5: 125
電気メスについて正しいのはどれか。
a: スプリット形対極板により電極の接触不良を監視する。
b: 凝固には断続波を用いる。
c: 発振器にはマグネトロンを用いる。
d: 静電結合型対極板の接触抵抗は導電型よりも低い。
e: 対極板面積の安全範囲は出力に依存する。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
電気メスについて正しいのはどれか。(医用治療機器学)
a: 300kHz~5MHzの高周波を使用する。
b: モノポーラ出力では対極板が必要である。
c: 小児の場合は対極板を半分に切って使用する。
d: バイポーラ電極を使用すればモニタ障害が起こらない。
e: 対極板接地形では高周波分流が起こりやすい。
電気メスの定期点検で負荷抵抗500Ωを接続して出力を測定した。負荷抵抗両端の最大電圧が900Vで高周波電流(実効値)が300mVであった。 クレストファクタ(波高率)はいくらか。
1: 0.17
2: 1.4
3: 3.0
4: 6.0
5: 20
20Ωの抵抗に周波数50Hz、実効値100Vの正弦波交流電圧をかけたとき、正しいのはどれか。
a: 毎秒、約0.7kJの電気エネルギーが熱に変わる。
b: 電圧の最大値は約71Vである。
c: 電流の実効値は約7.1Aである。
d: 500Wの電力が消費される。
e: 電流の最大値は約7.1Aである。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
電気メスの切開出力を最高値にセットして、500Ωの負荷抵抗に高周波電流計を直列に接続して測定したところ、700mAであった。チェックリストには出力は何Wと書けばよいか。
1: 35
2: 150
3: 245
4: 350
5: 714
交通電源式の除細動器について誤っているのはどれか。
1: 通電電流のパルス幅は数msである。
2: 試験には50Ωの負荷抵抗を用いる。
3: 最大出力電圧は数kVである。
4: 充電回路にダイオードが挿入されている。
5: 出力波形はバースト波である。
電気メスの出力電力を求めるために高周波電流計と分流抵抗を用い、図の回路を使用した。電流計の指示が30mAのとき電気メスの出力はおよそいくらか。
1: 57W
2: 75W
3: 97W
4: 108W
5: 119W
手動式除細動器について正しいのはどれか。
1: 出力波形は連続正弦波である。
2: 最高出力電圧のピーク値は360V程度である。
3: 電源投入時にR波同期はOFFとなる。
4: 通電時には患者を接地する。
5: 通電時間は0.5秒間である。
a: 使用する対極板は約10cm2である。
b: スプレー凝固では高周波電流を連続的に流す。
c: ゲルパッド型対極板の電気的特性は静電結合である。
d: バイポーラ電極はマイクロサージェリーで多用される。
e: 出力試験に用いる標準的な負荷抵抗は500Ω前後である。
図の正弦波電圧波形について正しいのはどれか。
1: 周期は10msである。
2: 周波数は50Hzである。
3: 電圧の実例直は100Vである。
4: 電圧の平均値は100Vである。
5: 角周波数は100rad/sである。
図の回路について正しいのはどれか。
a: 遮断周波数は約500Hzである。
b: 時定数は0.15msである。
c: 交流電圧を入力に加えたときの出力電圧は入力電圧より位相が進む。
d: 振幅が同一で周波数を2倍にすると出力は減少する。
e: 帯域除去フィルタとして使われる。
図の正弦波交流電圧波形について正しいのはどれか。
a: 周波数は 50 Hz である。
b: 角周波数は 50π rad/s である。
c: 周期は 10 ms である。
d: 電圧の平均値は 110 V である。
e: 電圧の実効値は 100 V である。
電気メスの出力測定を行うため、負荷として500Ωの無誘導抵抗器と熱電形高周波電流計を直列に接続した。高周波電流計の指示値が500mAであった。出力は何Wか。
1: 75
2: 100
3: 125
4: 150
5: 250
電気メス使用について正しいのはどれか。
a: 凝固には低周波電流モードを用いる。
b: 対極板の接触面積を大きくする。
c: 対極板コードはできるだけ短いものにする。
d: 高周波分流が大きいと熱傷の危険がある。
e: 熱傷は対極板以外の部位では発生しない。
a: 対極板の面積は5cm2程度である。
b: 血行のよい部位には対極板を装着しない。
c: 対極板回路抵抗の増加は熱傷の原因である。
d: 高周波漏れ電流は150mA以下に規制されている。
e: 放電時に発生する低周波電流は電撃の原因となる。
a: バイポーラ電極は対極板が必要である。
b: 凝固にはバースト波を用いる。
c: 身体の部分同士の接触が分流熱傷の原因となる。
d: ペースメーカ障害の原因となる。
e: 出力電力の増加に伴い対極板の必要面積は減少する。
マイクロ波メスについて正しいのはどれか。
a: 2.45 GHz の周波数が使用される。
b: 対極板は不要である。
c: 出力エネルギーは組織の水分に吸収される。
d: 組織の比誘電率が大きいほど波長が長くなる。
e: 組織の凝固範囲は電極の形状で変化しない。
a: 切開の原理はジュール・トンプソン効果である。
b: 切開には連続正弦波の高周波電流が用いられる。
c: 凝固にはバースト波が用いられる。
d: 患者にマクロショックを起こす危険性はない。
e: 植込みペースメーカ使用の患者にはミクロショックを起こす危険性はない。
a: 周波数は約500kHzである
b: 切開に適している。
c: 対極板は必要ない。
d: 誘電損で発熱する。
e: 心電図モニタに影響を与えない。
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