電気メスについて正しいのはどれか。
a: 対極板の接触面積は10cm前後である。
b: ゲルパッド型は静電結合である。
c: 導電結合型対極板は、静電結合型よりも接触インピーダンスが高い。
d: 高周波漏れ電流の測定には200Ωの無誘導抵抗を使用する。
e: アクティブ電極と生体接触部のインピーダンスは400Ω前後である。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
電気メス出力の点検を行う場合の標準的な負荷抵抗として適切なのはどれか。
1: 0.5Ω
2: 5Ω
3: 50Ω
4: 500Ω
5: 5000Ω
図の回路について正しいのはどれか。ただし、ダイオード゙は理想的とし、入力電圧圧Viは周波数50Hz振幅1Vの正弦波とする。
1: ダイオードにかかる電圧の最大値は約2Vである。
2: ダイオードに流れる電流は正弦波である。
3: コンデンサにかかる電圧の最大値は約1.4Vである。
4: コンデンサにかかる電圧は正弦波である。
5: 抵抗を1kΩに変えるとコンデンサにかかる電圧のリップル(変動量)は減少する。
50Ωの抵抗に周波数100Hz、実効値1.0Aの正弦波交流電流を流した。正しいのはどれか。
a: 電流の最大値は約0.71Aである。
b: 抵抗両端の電圧の実効値は約35Vである。
c: 抵抗両端の電圧の最大値は約71Vである。
d: 50Wの電力が消費される。
e: 毎秒、約71Jの電気エネルギーが熱に変わる。
除細動器について誤っているのはどれか。
1: 動作試験には150Ωの負荷抵抗を用いる。
2: 放電回路にはインダクタが挿入されている。
3: 出力パルス幅は約5msである。
4: 通電時には電極パドルを押し付ける。
5: 電極接触不良では装着部に熱傷が起こる。
定電流出力型の体外式ペースメーカの出力端子に500Ωの抵抗を接続し、出力電流10mA、パルスレート60回/分およびデマンド感度最高の設定で点検を行った。動作不良を示す項目はどれか。
1: 出力電圧は5Vであった。
2: パルス幅は1msであった。
3: パルス周期は1sであった。
4: デマンド感度は10mVであった。
5: アルカリ乾電池の電圧が9Vであった。
機器の点検項目と必要な機材との組合せで誤っているのはどれか。
1: ペースメーカの出力パルス振幅 ―---- 周波数カウンタ
2: 除細動器の出力波形 ―------------ メモリ型オシロスコープ
3: 電気メスの出力電力 ―------------- 無誘導抵抗器
4: 輸液ポンプの精度 ―--------------- メスシリンダ
5: 人工心肺の絶縁抵抗 ―------------ メガー
電気メスのモノポーラ型メス先電極について正しいのはどれか。
1: 温度検知機能がある。
2: 非通電時でも皮膚切開ができる。
3: メス先よりアーク放電が生じる。
4: バースト波出力を用いることができない。
5: メス先の炭化物は接触インピーダンスを小さくする。
除細動器について正しいのはどれか。
a: 最大出力エネルギーは約400 J(ジュール)である。
b: 電極にぺーストを塗ってはならない。
c: 除細動にはAC(交流)通電が適する。
d: 併用する心電計は保護回路が入っていないものが適する。
e: 体外通電では術者はゴム手袋をはめて行う。
フローティング型の電気メスについて正しいのはどれか。
a: 高周波分流の対策を目的としている。
b: 装置本体のアースをとる必要がある。
c: 対極板を用いる必要がない。
d: 停電時でも使用できる。
e: 電気メスの切れ味はやや低下する。
図の回路について正しいのはどれか。ただし、変圧器は理想的なもので一次対二次の巻数比は1:2である。
a: 一次側に流れる電流波形は正弦波である。
b: AB間の電圧波形は正弦波である。
c: CB問の電圧波形は半波整流波形である。
d: 電流iの最大値は約2.8Aである。
e: 抵抗100Ωの消費電力は400Wである。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
電圧増幅器の入力インピーダンスについて正しいのはどれか。
a: 入力信号の周波数に依存する。
b: センサのもつインピーダンスに対して充分低い必要がある。
c: 出力電圧と入力電圧との比である。
d: 単位にはデシベルを用いる。
e: 入力電圧と入力電流の波形からその位相特性がわかる。
1: 交流除細動方式が一般的である。
2: 単相性波形が一般的である。
3: 通電時間は 0.1?0.5 秒である。
4: 4000 J 前後で体外通電する。
5: 体内通電時の出力は体外通電時の 10?20 % 程度にする。
電気メスの対極板装着法として正しいのはどれか。
a: 接触抵抗が少ないように装着する。
b: 出力200Wに対して10cm2の対極板を用いる。
c: 対極板コードはコイル状に巻いておく。
d: 身体の一部をアースされた金属部に接触させておく。
e: 装着部位への血液の付着を避ける。
a: コイルに充電した数千ボルトのエネルギーをコンデンサを介して生体に放出する。
b: 通電時間は数ミリ秒である。
c: 心房細動の除細動にはR波同期出力装置を使用する。
d: 電極にはペーストを十分に塗り、また出力フローティングを確保する。
e: 最大出力エネルギーは約40J(ジュール)である。
生体電気信号増幅器の入力インピーダンスについて正しいのはどれか。
b: 電極接触インピーダンスより充分大きくする。
c: 入力電圧と入力電流の波形から位相特性がわかる。
e: 入力部に電界効果トランジスタを使うと小さくなる。
a: 低周波を使用する。
b: 電流によるジュール熱を利用する。
c: 対極板(患者プレート)周辺よりも、メス先電極(能動電極)周辺の方が電流密度が高い。
d: バイポーラ方式ではメス先電極と対極板が1か所にまとめられている。
e: 電気メスでは熱傷事故を起こす危険性はない。
誘発筋電図検査について正しいのはどれか。
1: 電気刺激にはパルス幅0.1~0.5msの波形を用いる。
2: アイソレータはミクロショックを防ぐために用いる。
3: 運動神経伝導速度の測定には針電極を用いる。
4: 筋の機械振動を音で確認するためにスピーカを用いる。
5: 検出回路の時定数は1sとする。
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