2つのコイル間の相互インダクタンスが0.5Hのとき、一方のコイルの電流が1msの間に10mAから12mAに変化すると、他方のコイルに生じる誘導起電力の大きさ[mV]はどれか。
1: 50
2: 100
3: 250
4: 500
5: 1000
生体と磁気について正しいのはどれか。
a: 生体の比透磁率は約10 である。
b: 脳磁図は脳活動に伴うヘモグロビンの磁性の変化を示す。
c: 心筋の活動で生じる磁界は都市の磁気雑音よりも大きい。
d: MRIでは生体内の水素原子核を電磁波で共鳴させている。
e: 交流磁界は生体内に渦電流を発生する。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
図のような1回巻きコイルに向けて磁石を急速に動かした後に停止した。コイルに流れる電流について正しいのはどれか。
1: 流れない。
2: 磁石が動いている間、ABCの方向に流れる。
3: 磁石が動いている間、CBAの方向に流れる。
4: 磁石が停止するとABCの方向に流れる。
5: 磁石が停止するとCBAの方向に流れる。
同一平面内に長い直線導線と正方形の閉回路ABCDがあり(辺ABは直線導線と平行)、それぞれ図の向きに電流I1とI2が流れている。このとき閉回路に働く力として正しいのはどれか。
1: 紙面左向きの力が働く。
2: 紙面右向きの力が働く。
3: 紙面下向きの力が働く。
4: 紙面上向きの力が働く。
5: 紙面手前に向かう力が働く。
真空中に、それぞれ電荷 +Q[C]が帯電する質点 A 及び B がある。これら の帯電体をそれぞれ長さ a[m]の糸で点 P からつるしたところ、図のように、帯電 体 A、B は糸の鉛直直線に対する傾きが 45°となって静止した。帯電体 A、B 間に 働く力 F[N]の大きさとして、正しいのはどれか。
電気メスについて正しいのはどれか。
a: 高周波電流を使用する。
b: ジュール熱で凝固や切開を行う。
c: 電流は対極板を通じて本体に環流する。
d: 図Aは切閉に使用される電流波形である。
e: 図Bは凝固に使用される電流波形である。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
2枚の平行平板電極からなるコンデンサがある。電極面積はSであり電極間は空気で満たされている。この電極を水平に支えるため、図のように中央部に誘電体円柱を挿入した。誘電体水平断面の面積はS/2、比誘電率は5である。挿入前の静電容量と挿入後の静電容量との比で最も近いのはどれか。(電気工学)
1: 1:1
2: 1:2
3: 1:3
4: 1:4
5: 1:5
電子部品について正しいのはどれか。
a: ピエゾ素子は磁束密度を検出する。
b: CdSは光を受けると起電力が発生する。
c: フォトダイオードは受光量に関係なく一定電流が流れる。
d: オペアンプは多数のトランジスタで構成されている。
e: ツェナーダイオードは一定の電圧を得るために用いる。
巻数20回のコイルを貫く磁束数が3秒間に0.5 Wbから2.0Wbまで一定の割合で変化した。コイルに発生する電圧[V]はどれか。
1: 8.3
2: 10
3: 40
4: 75
5: 90
巻数20回のコイルを貫く磁束が3秒間に0.5Wbから2.0Wbまで一定の割合で変化した。コイルに発生する電圧[V]はどれか。
1: 5
1回巻きコイルを貫く磁束が0.05秒間に0.1Wbから0.25Wbまで一定の割合で増加した。この間に発生する起電力の大きさ(絶対値)はどれか。
1: 1.0V
2: 1.5V
3: 2.0V
4: 2.5V
5: 3.0V
シールド(遮蔽)について正しいのはどれか。
1: 磁力線は抵抗体に囲まれた領域内は入り込まない。
2: 磁率が小さい材料ほど磁気シールド効果が大きい。
3: 時間的変化が遅い電界のシールドには導電率の小さい材料が適している。
4: 波長の短い電波にシールドには誘電率が小さい材料が適している。
5: 周波数の低い電波にシールドには導電率の大きい材料が適している。
図の回路でキルヒホッフの法則を用いた解法について誤っているのはどれか。
1: 図の回路には三つの閉回路がある。
2: a 点の電位は起電力 E 2 と R 2 両端の電圧降下との差となる。
3: a 点に流れ込む電流と a 点から流れ出す電流の和は等しい。
4: 一つの閉回路に含まれる電圧降下の大きさと起電力の大きさは等しい。
5: 一つの閉回路内で設定する電流の向きによって起電力の正負は変わる。
真空中に2Cの電荷Aと-1Cの電荷Bが距離1m離れて存在する。正しいのはどれか。
a: AはBに引き付けられる向きに力を受ける。
b: Aの受ける力はBの受ける力の2倍である。
c: BはAに反発される向きに力を受ける。
d: AB間の距離を10mにするとAの受ける力は1/10になる。
e: AB間の距離を50cmにするとBの受ける力は4倍になる。
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