第13回国試午前5問の類似問題

国試第16回午前:第1問

正しいのはどれか。

1: 不顕性感染では人から人に伝染しない。

2: 空港・海港で発見される伝染病を検疫伝染病という。

3: 母体から胎盤・産道を介して児に感染することを垂直感染という。

4: 病原体が昆虫・野生動物に潜んでいる時期を潜伏期という。

5: 予防接種は集回接種方式での実施が義務づけられている。

国試第11回午前:第4問

感染症について正しいのはどれか。

1: 外来伝染病とは入院を必要としない伝染病のことである。

2: 不顕性感染とは感染して症状が発現した状態のことである。

3: 日和見感染は季節流行を繰り返す感染の種類である。

4: 流行予測は集団免疫の高さを参考にして行う。

5: 後天性免疫不全症候群(エイズ)の患者数は感染者数とほぼ同数である。

ME2第38回午前:第15問

感染症について誤っているのはどれか。

1: 病原体が生体内に侵入、増殖して引き起こす状態をいう。

2: 不顕性感染は抗体陰性で確認できる。

3: 垂直感染の一例として母乳を介した母から子への感染がある。

4: 抗がん剤治療は重篤な感染症を引き起こすことがある。

5: 咳やくしゃみによって病原体が伝搬することを飛沫感染という。

国試第6回午前:第4問

感染病について正しいのはどれか。

a: 保菌者とは症状がなく特定の病原体をもつ感染者をいう。

b: 検疫伝染病は検疫法や国際保健規則により定められる。

c: 感染経路には直接伝播と間接伝播の二つがある。

d: サーベイランスは感染経路対策として有用である。

e: 日本脳炎は伝染予防法に基づく法定伝染病ではない。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第19回午前:第7問

感染症について正しいのはどれか。(公衆衛生学)

1: 外来伝染病とは入院を必要としない伝染病のことである。

2: 不顕性感染とは感染して症状が発現した状態のことである。

3: 日和見感染は季節流行を繰り返す感染の種類である。

4: 流行予測は集団免疫のレベルを参考にして行う。

5: AIDSの患者数はHIV感染者数とほぼ同数である。

国試第10回午前:第6問

感染症について正しいのはどれか。

a: 輸入感染症は減少している。

b: 法定伝染病は伝染病予防法で13種類が規定されている。

c: ヒト免疫不全ウイルス(HIV)は注射で感染する。

d: MRSAは院内感染が多い。

e: インフルエンザ予防接種は定期の予防接種である。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第17回午前:第16問

誤っているのはどれか。

1: 垂直感染とは母から子への感染である。

2: 日本脳炎は蚊によって媒介される。

3: 日和見感染とは季節によって変化する感染である。

4: 肝炎には輸血によって感染するものがある。

5: 院内感染にはメチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)によるものがあ る。

国試第1回午前:第13問

正しいのはどれか。

a: コレラは三類感染症である。

b: インフルエンザは届出伝染病である。

c: 病院内で緑膿菌感染が発見されたら、保険所に届け出なければならない。

d: 病院内で血液に接触する可能性のある従事者にはB型肝炎ワクチン接種が法律により義務づけられている。

e: いわゆるAIDSウイルスは、性的接触がなければ感染しない。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第15回午前:第6問

感染症について正しい組合せはどれか。

1: 検疫感染症 ――― 国内に常在しない

2: 外来伝染病 ――― 入院を必要としない

3: 日和見感染 ――― 季節的に流行する

4: 新興感染症 ――― 新興国においてみられる

5: 指定感染症 ――― 指定された医療機関に隔離される

国試第35回午前:第18問

インフルエンザウイルス感染症で正しいのはどれか。 

a: 飛沫感染する。 

b: ヒトからイヌに感染する。 

c: 有効な抗ウイルス薬はない。 

d: 三類感染症に分類される。 

e: ワクチンによる予防効果が期待できる。 

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第12回午前:第3問

正しいのはどれか。

a: 我が国でのマラリアは外国で感染して持ち込まれる例が多い。

b: レジオネラ菌は空調用循環水槽で増殖しやすい。

c: ポリオワクチンの乳児への接種は避ける方がよい。

d: MRSAは在宅での感染が多い。

e: ヒト免疫不全ウイルス(HIV)は性的接触がなければ感染しない。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第35回午前:第16問

HIV感染症について正しいのはどれか。

1: 日本においてHIV感染症患者数は減少している。

2: 避妊具を用いれば感染を完全に予防することができる。

3: HIVを完全に排除する薬剤がある。

4: 母子感染は予防できない。

5: 保健所で匿名かつ無料で検査を受けることができる。

国試第14回午前:第17問

正しいのはどれか。

1: 疾病の原因となる病原微生物がウイルスから細菌に交代することを菌交代現象という。

2: 季節や気候の変化に伴って悪化する感染性疾患のことを日和見感染という。

3: 抗生物質によって感染症を治療することを脱感作療法という。

4: 白血球増多を示す白血病で細菌感染への抵抗力は低下する。

5: 出血傾向を伴う白血病を赤血病という。

国試第34回午後:第1問

院内感染の標準予防策として正しいのはどれか。

1: 患者の常在菌保有率の検査

2: 院内感染発生に関する患者説明会の開催

3: 電子カルテによる感染症データの一元化

4: 院内感染した職員の診療記録の全職員への開示

5: 感染リスクの分類に基づく医療器材の消毒滅菌

ME2第40回午前:第6問

インフルエンザについて正しいのはどれか。

1: 潜伏期間は5~7日である。

2: 主な感染経路は空気感染である。

3: 抗ウイルス剤を使用しなければ異常行動は起きない。

4: 非感染者がマスクをしても予防効果は低い。

5: 家畜のインフルエンザはヒトには感染しない。

国試第33回午後:第22問

院内感染について正しいのはどれか。

a: 手袋を着用して処置をした場合、手袋取り外し後の手指衛生は不要である。

b: 標準予防策では、手袋、マスク、ガウン等の着用基準を定めている。

c: 患者の唾液は感染性があるものとして扱う。

d: 麻疹感染者の部屋への入室時には N95 マスクを着用する。

e: 入院前から感染し入院後に発症した場合、院内感染症とみなされる。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第18回午前:第47問

正しい組合せはどれか。(滅菌消毒学)

a: 飛沫感染 ----- AIDS

b: 空気感染 ----- 結 核

c: 経口感染 ----- 細菌性赤痢

d: 母子感染 ----- B型肝炎

e: 接触感染 ----- A型肝炎

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第34回午後:第22問

病原体の感染経路で正しい組合せはどれか。

a: 麻疹ウイルス                  空気感染

b: マイコプラズマ                 空気感染

c: 水痘・帯状疱疹ウイルス             飛沫感染

d: インフルエンザウイルス             飛沫感染

e: MRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)      接触感染

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第3回午前:第23問

正しいのはどれか。

1: マイコプラズマ肺炎はウイルスによって起こる。

2: かぜ症候群では上気道の感染は認められない。

3: 嚥下性肺炎は細菌感染を起こさない。

4: 肺の癌はすべて転移性である。

5: 気管支鏡は擦過細胞診の試料採取に用いられる。

国試第21回午前:第4問

院内感染の標準予防策として正しいのはどれか。

1: 患者の常在菌保有率の検査

2: 院内感染発生に関する患者説明会の開催

3: 電子カルテによる感染症データの一元化

4: 適用症例の選別

5: 感染リスクの分類に基づく医療器材の消毒滅菌