第12回国試午前66問の類似問題

ME2第35回午後:第32問

電気メスについて誤っているのはどれか。

1: 術中脳波モニタに針電極を用いると熱傷の恐れがある。

2: 対極板の面積は広いほうが安全である。

3: 引火性麻酔ガスの使用は禁忌である。

4: 対極板は接地しなければならない。

5: ペースメーカの誤動作を引き起こす恐れがある。

国試第13回午前:第83問

漏れ電流を測定するのに必要なのはどれか。

a: フルスケール100~200mVの交流電圧計

b: 人体の電撃に対する電気特性を模擬した回路

c: 10Hz~100kHzのインピーダンス測定器

d: 方形波を出力することができる発振器

e: 電源極性切り替えスイッチを内蔵した電源ボックス

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第6回午後:第21問

正しいのはどれか。

a: 差動増幅器では同相で入った雑音成分は打ち消されて出力に現れない。

b: 演算増幅器はきわめて利得が高いので発振しにくい。

c: 演算増幅器に負帰還をかけると利得をさらに上げることができる。

d: 生体電気計測用増幅器には入力インピーダンスの低い回路が多く用いられる。

e: 演算増幅器に負帰還をかけると一般に安定となる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第33回午前:第45問

生体用金属電極で誤っているのはどれか。

1: 電極インピーダンスは周波数の増加とともに減少する。

2: 生体との接触面は金属でなければならない。

3: 接触インピーダンスは接触面積が大きいほど小さい。

4: 電極電位の差を少なくするために同じ金属の電極を使用する。

5: 電極インピーダンスは電気化学反応による。

国試第36回午後:第51問

電子部品について正しいのはどれか。 

a: ピエゾ素子は磁束密度を検出する。 

b: CdSは光を受けると起電力が発生する。 

c: フォトダイオードは受光量に関係なく一定電流が流れる。 

d: オペアンプは多数のトランジスタで構成されている。 

e: ツェナーダイオードは一定の電圧を得るために用いる。  

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第9回午前:第67問

除細動について正しいのはどれか。

a: 除細動率は交流方式が直流方式より優れている。

b: 通電時の心筋障害の程度は交流方式が直流方式より少ない。

c: 除細動器は心房細動にも用いられる。

d: 心室細動には同期出力装置を必要としない。

e: 体内直接通電では5000Vを5ms、心臓に直接加える。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第7回午後:第82問

図は漏れ電流測定用回路を示す。正しいのはどれか。

7PM82-0

a: 点線内の回路は人体の電撃に対する反応の周波数特性を模擬したものである。

b: 点線内の回路の低域遮断周波数は約15Hzである。

c: 精度10%以内の電圧計を使用する。

d: 測定値は電圧計の読みをR2で除した値をとる。

e: 電圧計の入力インピーダンスは1MΩ以上必要である。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第34回午後:第29問

手動式除細動器の操作として正しいのはどれか。

1: パドル誘導ではパドルの位置を逆にしても心電図波形の極性は変わらない。

2: 心室細動の治療ではR波同期機能をONにする。

3: 介助者は患者の身体を押さえる。

4: 通電電極を強く押しつけると熱傷の恐れがある。

5: 患者の酸素吸入は一時停止する。

ME2第37回午後:第15問

電気メスのモノポーラ出力測定に使用する負荷抵抗値はどれか。

1: 10Ω

2: 50Ω

3: 150Ω

4: 500Ω

5: 5000Ω

ME2第38回午後:第37問

筋電計について誤っているのはどれか。

1: 筋電図の振幅は数百mV程度である。

2: 導出する針電極の針には白金線が入っている。

3: 神経伝導速度は近位と遠位の2点の誘発電位波形から得る。

4: 電気刺激はアイソレーションして出力する。

5: 電気刺激の最大出力電圧は約300Vである。

ME2第32回午後:第31問

電気メスの取扱いについて誤っているのはどれか。

1: 対極板は身体の平坦な部分に装着する。

2: 対極板コード断線アラームが鳴ったら、コネクタの接続を確認する。

3: 対極板コードを他の電子機器の上に置かない。

4: アクティブ電極(メス先電極)先端部の炭化物は術中に除去する。

5: 広範囲の発赤は電気メスによる熱傷と考える。

国試第17回午後:第19問

図の回路について正しいのはどれか。ただし、ダイオード゙は理想的とし、入力電圧圧Viは周波数50Hz振幅1Vの正弦波とする。

17PM19-0

1: ダイオードにかかる電圧の最大値は約2Vである。

2: ダイオードに流れる電流は正弦波である。

3: コンデンサにかかる電圧の最大値は約1.4Vである。

4: コンデンサにかかる電圧は正弦波である。

5: 抵抗を1kΩに変えるとコンデンサにかかる電圧のリップル(変動量)は減少する。

ME2第32回午後:第2問

除細動器について正しいのはどれか。

1: コンデンサに貯めた電荷を放電する。

2: 心房細動除去にはR波同期装置を用いない。

3: 充電電圧の最高値は700V程度である。

4: 成人の場合、体表通電には15~36Jのエネルギーが必要である。

5: 成人用体表通電電極の面積は180cm2以上である。

国試第10回午前:第68問

電気メスについて正しいのはどれか。

a: メス先電極はエチレンオキサイドガス(EOG)滅菌が可能である。

b: パイポーラ電気メスでは対極板は必要である。

c: パースト波は切開に用いる。

d: 対極板回路の抵抗が小さくなると高周波漏れ電流が大きくなる。

e: 定期点検で高周波漏れ電流が150mA以上あればより詳しい点検が必要である。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第15回午前:第87問

除細動器の定期点検項目として適切でないのはどれか。

1: 出力波形のピーク電圧

2: 出力エネルギー

3: 同期感度

4: ディマンド感度

5: 内部放電時間

ME2第28回午後:第41問

電気メスの切開出力の測定をしたい。適切な負荷抵抗の値はどれか。

1: 10Ω

2: 50Ω

3: 150Ω

4: 500Ω

5: 5kΩ

国試第21回午前:第81問

医用電気機器の電気的安全性点検方法について正しいのはどれか。

a: 電源プラグの電源受刃と機器外装との間の絶縁抵抗が1kΩ以上であれば正常と判定する。

b: クランプ式電流系で消費電流を測定するには電源コードを検出部に直接挟む。

c: 3Pプラグ機器アースピンと機器金属ケースとの間の抵抗は0.2Ω以下でなければならない。

d: 漏れ電流計測では電源極性を変えて大きい方をその機器の漏れ電流とする。

e: 漏れ電流計測機器の人体の模擬抵抗は10kΩである。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第5回午後:第62問

除細動器について正しいのはどれか。

a: 除細動器といえば一般には交流除細動器を指す。

b: 心細動の除細動にはタイミングをとる必要がない。

c: 心房細動の除細動にはR波同期出力装置が必要である。

d: 体外通電の電圧は数百Vである。

e: 通電時間は数秒である。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第13回午前:第85問

除細動器の体外通電電極コネクタ部に表示すべき図記号はどれか。

13AM85-0

ME2第33回午後:第1問

心電計で入力インピーダンスの大きな増幅器が用いられる理由はどれか。

1: 電極の分極電圧を低減する。

2: 電極接触インピーダンスの影響を低減する。

3: 増幅回路の消費電力を低減する。

4: 筋電図の混入を低減する。

5: 外装漏れ電流を低減する。