第12回国試午前66問の類似問題

国試第8回午前:第68問

除細動器について誤っているのはどれか。

a: 心房細動の除細動にはR波同期出力装置が必要である。

b: 体外通電の電圧は数千Vの高電圧である。

c: 通電時間は数ミリ秒と短時間である。

d: 体外通電では電極を約5g程度の力で胸壁に押し付ける。

e: 回路内のコイルはコンデンサの充電時間を短縮する。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第33回午後:第32問

電気メスについて正しいのはどれか。

a: 切開には連続正弦波が用いられる。

b: 対極板接触面積の増加は熱傷の原因である。

c: 出力回路には抵抗が挿入されている。

d: スプリット型対極板は接触インピーダンスを測定する。

e: バイポーラ電極は挟まれた部位を凝固する。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第39回午後:第13問

電気メスについて正しいのはどれか。

1: 負荷抵抗を5kΩとして設計する。

2: 2450MHzの周波数を使用する。

3: 切開はメス先からのアーク放電を利用する。

4: 神経・筋刺激低減のために出力回路にコイルを挿入している。

5: スプレー凝固では高周波電流を連続的に流す。

国試第31回午前:第35問

電気メスで正しいのはどれか。

1: 300~500kHz帯の電流を用いる。

2: 切開モードでは断続波を用いる。

3: 導電接触形対極板は静電接触形対極板より接触インピーダンスが大きい。

4: 高周波漏れ電流の許容値は500mA以内である。

5: 負荷抵抗10Ωでキャリブレーションする。

ME2第32回午後:第42問

病院内の除細動器の点検を行った。業者に精密な点検を依頼すべき項目はどれか。

1: 50Ω負荷に放電した波形をオシロスコープで観測したらピーク値が最大で5.5kVであった。

2: 最大エネルギーに充電し、1分ほど放置したら自動的に内部放電した。

3: エネルギーを充電していないときに、通電電極部からの商用交流の漏れ電流が7μAであった。

4: 通電電極クリームが残り5回分しかなかった。

5: 台車のキャスタのベアリングがすり減って、移動するとき音がした。

国試第32回午後:第32問

体外式除細動器で正しいのはどれか。

a: 二柑|生波形は半導体スイッチにより極性を反転する。

b: 出力パルス幅は2~5μsである。

c: 出力端子の一方は接地されている。

d: 通電テストには50Ωの無誘導抵抗を用いる。

e: 心房細動除去にはR波同期を用いる。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第16回午前:第84問

保護接地線の抵抗の点検で誤っているのはどれか。

1: 導通試験は市販のテスタによって行う。

2: 現場では約1Aの電流を流して簡易的に測定してもよい。

3: JISでは規定の電流値を少なくとも5~10秒間流して測定することになっている。

4: 3Pプラグの機器のアースピンと機器の外装金属との間は0.22Ω以下である。

5: 保護接地線の両端に商用交流100Vを加えて測定する。

国試第19回午前:第66問

体外式除細動器について誤っているのはどれか。(医用治療機器学)

a: 心室細動除去には150~360Jのエネルギーを与える。

b: 成人用には面積約15cm2の電極を用いる。

c: 出力パルス幅は20~50msである。

d: 出方電圧は最大数kVである。

e: 通電テストには50Ωの負荷抵抗を用いる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第37回午後:第47問

除細動装置の使用前点検について誤っているのはどれか。

1: パドルの汚れの有無

2: 消耗品の補充

3: 放電テスト

4: 接触電流の測定

5: レコーダテスト印字

国試第1回午後:第68問

除細動器について正しいのはどれか。

a: コイルに充電した数千ボルトのエネルギーをコンデンサを介して生体に放出する。

b: 通電時間は数ミリ秒である。

c: 心房細動の除細動にはR波同期出力装置を使用する。

d: 電極にはペーストを十分に塗り、また出力フローティングを確保する。

e: 最大出力エネルギーは約40J(ジュール)である。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第30回午後:第34問

除細動器について正しいのはどれか。

a: 通電時間は2~5 秒である。

b: 交流除細動方式が一般的である。

c: 5000 J 前後で体外通電する。

d: 成人の体外通電では50 cm2 程度の電極を使用する。

e: 体内通電時は体外通電よりも低い出力に設定する。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第12回午前:第74問

電気メスの対極板装着法として正しいのはどれか。

a: 接触抵抗が少ないように装着する。

b: 出力200Wに対して10cm2の対極板を用いる。

c: 対極板コードはコイル状に巻いておく。

d: 身体の一部をアースされた金属部に接触させておく。

e: 装着部位への血液の付着を避ける。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第37回午後:第40問

電気メスについて誤っているのはどれか。

1: 出力周波数は10kHz程度である。

2: 最大出力電力は切開で200~400Wである。

3: 最大出力電力は凝固で100~200Wである。

4: 出力電流は数100mA~数A程度である。

5: 凝固モードでのピーク電圧は約3000Vである。

ME2第35回午後:第49問

除細動器の日常点検で行うのはどれか。

1: 通電電極の通電テスト

2: 出力エネルギーの測定

3: ピーク電圧の測定

4: 内蔵バッテリーの容量

5: パルス幅の測定

ME2第40回午後:第44問

電気メスの出力測定を行うため、負荷として500Ωの無誘導抵抗器と熱電形高周波電流計を直列に接続した。高周波電流計の指示値が500mAであった。出力は何Wか。

1: 75

2: 100

3: 125

4: 150

5: 250

国試第16回午前:第86問

機器の点検項目と必要な器材との組合せで誤っているのはどれか。

a: 除細動器の出力波形 ---------------- オシロスコープ

b: ペースメーカの出力パルス振幅 ------ 周波数カウンタ

c: 電気メスの出力電力 ---------------- 50Ωの無誘導抵抗器

d: 輸液ポンプの輸液量の精度 --------- メスシリンダ

e: 人工心肺の絶縁抵抗 --------------- メガー

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第28回午後:第32問

電気メスについて正しいのはどれか。

a: スプリット形対極板により電極の接触不良を監視する。

b: 凝固には断続波を用いる。

c: 発振器にはマグネトロンを用いる。

d: 静電結合型対極板の接触抵抗は導電型よりも低い。

e: 対極板面積の安全範囲は出力に依存する。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第20回午前:第66問

電気メスについて正しいのはどれか。(医用治療機器学)

1: 切開作用には断続波を用いる。

2: 対極板はアクティブ電極である。

3: フローティング形でも分流熱傷は発生する。

4: 神経・筋刺激低減のために出力回路にコイルを挿入している。

5: キャリブレーションには5Ωの負荷抵抗を用いる。

国試第14回午前:第69問

電気メスの出力について正しいのはどれか。

1: 出力波形の基本周波数は20~30kHzである。

2: 凝固では、連続的な正弦波を用いる。

3: 無負荷時の出力電圧の最高値は1000V以上である。

4: スプレー凝固で用いる出力電圧の最高値は切開より低い。

5: 出力の校正は5kΩの負荷抵抗(無誘導)で行う。

国試第32回午前:第35問

電気メスについて正しいのはどれか。

1: 500MHzの高周波が用いられる。

2: 出力電力と必要な対極板面積は反比例する。

3: 純切開にはバースト波が用いられる。

4: 出力回路にはコンデンサが直列に挿入される。

5: 高周波接地は対極板側回路を抵抗により接地する。