正しいのはどれか。(医用機器安全管理学)
a: 外装漏れ電流は機器の外装から保接接地線へ流れる電流である。
b: インピーダンス式呼吸モニタで患者に流す電流は患者測定電流である。
c: 外部から装着部への電流の流入に対する保護にはF形絶縁装着部が有効である。
d: 取り外すのに工具を必要とするカバーに覆われた金属部分は接触可能金属部分である。
e: 強化絶縁は基礎絶縁と補強絶縁の二重の絶縁からなる。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
乾電池6個を直列にして電源とする機器で、乾電池1個を誤って逆方向に入れた。正しいのはどれか。
1: 機器には必ず保護回路が付いているので1個くらい逆に入れても問題はない。
2: 消費電力が大きい機器では逆向きの電池が発熱して危険である。
3: 逆向きの電池のために異常電圧が発生して機器が破損する。
4: 逆向きの電池の中は電流は逆に流れないので出力電流は零になる。
5: 逆向き電池では逆には導通しないので出力電圧は零になる。
一次コイルの巻数200回、二次コイルの巻数100回の変圧器について正しいのはどれか。
a: 一次側に実効値1.0Aの交流電流が流れているとき、二次側には実効値2.0Aの交流電流が流れている。
b: 一次側に100Vの交流電圧をかけると二次側には200Vの交流電圧が発生する。
c: 二次側で100Wの電力を取り出しているとき、一次側には200Wの電圧が入力されている。
d: 二次側に交流電源を接続して一次側に電熱器を接続しても電熱器に熱は発生しない。
e: どのような用い方をしても電力の増幅はできない。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
1次コイルの巻数100回、2次コイルの巻数500回の変圧器について正しいのはどれか。
a: 2次側に実効値1.0Aの交流電流が流れているとき、1次側には実効値5.0Aの交流電流が流れている。
b: 1次側に100Vの直流電圧をかけると、2次側には500Vの直流電圧が発生する。
c: 2次側で500Wの電力を取り出しているとき、1次側には100Wの電力が入力されている。
d: 定格を超えた用い方をすると、巻線で異常な熱が発生することがある。
e: 定格を超えた用い方をすると、鉄心中で異常な熱が発生することがある。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
図のように真空中で、r離れた無限に長い平行導線1、2に、大きさが等しい電流I1、I2が同じ方向に流れているとき、正しいのはどれか。ただし、I1が導線2につくる磁束密度をB1、I2が導線1につくる磁束密度をB2、導線2の単位長さにかかる力をF2とする。
1: 磁束密度B1電流I1に反比例する。
2: 電流I1と磁束密度B1との向きは逆方向となる。
3: 導線1導線2の間には引力が働く。
4: 力F2は導線間の距離rに比例する。
5: 磁束密度B1と磁束密度B2の向きは同方向となる。
一次コイルの巻数200回、二次コイルの巻数100回の無損失変圧器について正しいのはどれか。
1: 二次側に実効値1.0Aの交流電流が流れているとき、一次側には実効値2.0Aの交流電流が流れている。
2: 一次側に100Vの交流電圧をかけると、二次側には25Vの交流電圧が発生する。
3: 二次側で100Wの電力が取り出されているとき、一次側には200Wの電力が入力されている。
4: 二次側から電力を入カすると、一次側で増幅された電力を取り出せる。
5: どのような用い方をしても電力の増幅はできない。