第9回国試午前79問の類似問題

国試第3回午後:第90問

ME機器の安全管理について適切なのはどれか。

a: 機器の安全管理には、その専門家である臨床工学技士のみが従事すべきである。

b: 機器の安全管理には、始業点検、終業点検および定期点検の3つで十分である。

c: 始業点検では安全に関する点検が重要なので、主として洩れ電流の測定をすればよい。

d: 機器の購入の際、市販品に適当なものがなければ、設計し、特別注文してもよい。

e: 保守点検後、調整や修理によっても一定水準に復帰できない機器は廃棄すべきである。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第8回午前:第89問

非接地配線方式について正しいのはどれか。

a: 主目的はミクロショックを防止することにある。

b: ME機器故障時に漏れ電流を低く抑えることができる。

c: 1線の地絡時にも電源の供給を確保することができる。

d: 心臓手術室では必要性が高い。

e: 保護接地の設備は不要である。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第15回午前:第86問

ME機器の安全管理について正しいのはどれか。

a: 患者に直接装着する機器のみを点検の対象とする。

b: 納入後、ベンチテストによる工学的評価を行う。

c: 保守点検作業の結果はチェックリストに記録し保管する。

d: 故障頻度はMTBFによる時系列的管理が重要である。

e: 機器の廃棄は安全管理業務に含まれない。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第19回午前:第71問

マイクロ波手術装置について正しいのはどれか。(医用治療機器学)

a: 対極板を使用する。

b: 使用中に可燃性ガスを併用しない。

c: 手術電極付近では電気メスを併用しない。

d: 出力同軸ケーブルはガス滅菌する。

e: バイポーラ電極を使用する。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第8回午前:第90問

ME機器の安全管理について適切なのはどれか。

a: 機器の安全には、その専門家である臨床工学技士のみが従事できる。

b: 機器の安全管理には、始業点検、終業点検および定期点検の3つの点検で十分である。

c: 始業点検では安全に関する点検が重要なので、主として漏れ電流の測定をすればよい。

d: 機器が納入される再は、マニュアルにしたがって受け入れ試験を実施する。

e: 保守点検後、調整や修理によっても一定の水準に復帰できない機器は廃棄すべきである。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第19回午前:第82問

ME機器の安全使用について正しいのはどれか。(医用機器安全管理学)

a: 体外式ペースメーカの刺激闘勧測定にCF形装着部を持つモニタを使用する。

b: BF形装着部を持つ機器をミクロショック対策として使用する。

c: B形装着部を持つ心電計の患者保護ヒューズを10mAのものと交換する。

d: 内部電源はフローティング電源として機能している。

e: クラスII機器を筐体部の保護接地をしないで使用する。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第36回午後:第57問

非接地配線方式の電源について正しいのはどれか。

1: 接続するME機器は保護接地をする必要がない。

2: 一線の対地絶縁破壊(地絡)時にも電源の供給が確保される。

3: 絶縁監視装置は絶縁変圧器の1次電路側に設ける。

4: ミクロショック事故が防止できる。

5: コンセントの外郭の色は緑色を用いる。

国試第33回午前:第40問

医療機器とその有害事象との組合せで適切でないのはどれか。

1: マイクロ波加温装置       キャビテーション

2: 熱希釈式心拍出量計       不整脈

3: 経皮的酸素分圧モニタ      水 疱

4: 電気メス            熱 傷

5: レーザメス           眼傷害

ME2第35回午後:第5問

接地が防止対策にならないのはどれか。

1: ミクロショック

2: マクロショック

3: 電気メスによる熱傷

4: 心電図への交流雑音(ハム)

5: 静電気による電子部品の破壊

国試第7回午後:第65問

電気メスによる事故または障害とは考えられないのはどれか。

1: 熱傷事故

2: 騒音による聴覚の障害

3: 電気ショックによる事故

4: 雑音によるME機器の障害

5: 爆発事故

ME2第38回午後:第53問

ME機器の患者装着部をフローティング方式にする主たる目的はどれか。

1: 機器の操作者から患者に流れる電流を阻止する。

2: 患者を介して機器に流入する電流を阻止する。

3: 機器に触れた人を介して大地に流れる電流を阻止する。

4: 信号入出力部に外部電圧が印加するのを阻止する。

5: 保護接地線を接続しなくても安全性を保つ。

ME2第32回午後:第57問

電気メスの熱傷防止対策として不適当なのはどれか。

1: 患者の背部にたまった薬液を拭き取る。

2: 対極板を筋肉質の部分に貼る。

3: 心電図モニタ用の電極はできるだけ小さい電極を使う。

4: 体位変換時に対極板部を点検する。

5: フローティング形電気メスを使う。

国試第5回午後:第74問

医療機器に由来する事故のうち、化学的安全に関係するものはどれか。

a: 医療ガスの誤用

b: 生理食塩液による輸液ポンプモータの腐食

c: 人工呼吸器の呼吸回路の亀裂

d: 人工心肺送血回路内への気泡の混入

e: 汚染医療機器使用による院内感染

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第37回午後:第54問

非接地配線方式の電源設備について誤っているのはどれか。

1: 集中治療室に設けられている。

2: マクロショックの防止に役立つ。

3: 絶縁監視装置は絶縁変圧器の2次側電路に設ける。

4: 地絡電流が0.1mAを超えると絶縁監視装置のアラームが鳴る。

5: 対地インピーダンス計測により絶縁不良機器の接続を監視する。

国試第35回午後:第39問

医療機器とその有害事象との組合せで適切でないのはどれか。 

1: マイクロ波加溫装置キャビテーション 

2: 熱希釈式心拍出量計不整脈 

3: 経皮的酸素分圧モニタ水疱 

4: 電気メス熱傷 

5: レーザメス眼傷害 

ME2第37回午後:第28問

レーザ手術装置について誤っているのはどれか。

1: 患者、術者および周囲の補助者は保護眼鏡を着用する。

2: 照射部位以外の術野を適宜保護する。

3: 黒くコーティングされた手術器具を用いる。

4: レーザの出射方向は打ち上げとする。

5: 術者の眼の位置を照射部位からなるべく離す。

国試第2回午後:第86問

除細動器で感電事故が起こり点検の依頼があった。安全管理担当者がまず最初にとるべき処置として適切なのはどれか。

a: 操作者の操作方法の詳細を調べる。

b: 造業者へ連絡してすぐ来院するように依頼する。

c: 電源コードを交換する。

d: 同時にその患者に使用していた他のME機器を点検する。

e: 洩れ電流を測定する。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第14回午前:第70問

レーザ手術装置について正しいのはどれか。

a: ハンドピースはオートクレーブで滅菌する。

b: ファイバ先端の汚れはアルコールガーゼで拭きとる。

c: 術者は使用レーザに適応した保護メガネを着用する。

d: 照射野からの拡散反射光も危険である。

e: 手術野からの煙霧の排除は医療ガス設備の吸引を用いる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第5回午後:第85問

医療におけるシステム安全について正しいのはどれか。

a: 多数の機器からなる医療システムでは、一つの機器の故障はシステム全体の故障につながらない。

b: システム安全の対策として操作者の教育も含まれる。

c: 事故情報の分析には故障モード効果分析が用いられる。

d: 異常状態の発生を予知する安全対策をフェールセイフという。

e: コンピュータシステムを含まない機器ではシステム安全を考慮しなくてもよい。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第7回午後:第54問

第2種(大型)高気圧酸素治療装置内への持込禁止物品はどれか。

1: 機械的動力源を用いた自動注入器

2: 体内植込み式ペースメーカ

3: 防炎・不燃加工した木綿製品

4: カイロ

5: 眼鏡