医用電気機器の電気的安全性点検方法について正しいのはどれか。
a: 電源プラグの電源受刃と機器外装との間の絶縁抵抗が1kΩ以上であれば正常と判定する。
b: クランプ式電流系で消費電流を測定するには電源コードを検出部に直接挟む。
c: 3Pプラグ機器アースピンと機器金属ケースとの間の抵抗は0.2Ω以下でなければならない。
d: 漏れ電流計測では電源極性を変えて大きい方をその機器の漏れ電流とする。
e: 漏れ電流計測機器の人体の模擬抵抗は10kΩである。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
JIS-T-1022「病院電気設備の安全基準」で非常電源について正しいのはどれか。
a: 非常電源で用いられる自家用発電設備は連続して最小限40時間運転できる。
b: 瞬時特別非常電源の最少連続運転時間は15分である。
c: 非常電源用のコンセントの外郭表面は赤色である。
d: 手術灯の電源回路には瞬時特別非常電源を設けなければならない。
e: 特別非常電源の電圧確立時間は10秒以内である。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
病院の非常電源について正しいのはどれか。
a: 生命維持装置を使用する医用室には非常電源からの給電が必要である。
b: 非常電源が供給されるコンセントの外郭は緑色とする。
c: 特別非常電源の立ち上り時間は20秒以内である。
d: 瞬時特別非常電源は蓄電池と自家用発電機との組合せで構成する。
e: 一般非常電源と特別非常電源の最小運転時間は同じである。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
電気的安全性の測定について正しいのはどれか。
a: 漏れ電流測定用電圧計の入力インピーダンスは100kΩ以上であればよい。
b: 漏れ電流測定用電圧計の精度は誤差が10%以下であればよい。
c: 測定用電源ボックスを用いて電源導線1本の断線を模擬できる。
d: 漏れ電流の測定のためディジタルテスタを用いてもよい。
e: EPRシステムでは接地センターと金属物体間の電位差は20mV以下であればよい。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
医用電気機器や病院電気設備の安全基準に関して正しい組み合わせはどれか。
a: クラスII機器------ 追加保護手段として補強絶縁を使用
b: 内部電源を使用した心電計--外部電源に接続した場合の追加保護手段は不要
c: 検体検査機器-------- クラスI機器であることが必要
d: 医用接地センタの接地極--- 病院建物の鉄骨の利用が可能
e: 胸部手術室--------- 非接地配線方式が必要
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
医用電気機器・病院電気設備の安全基準と機器との組合せで正しいのはどれか。
a: 直接心臓に使用可能 ――――――― BF型機器
b: 迫加保護手段として補強絶縁 ――---- クラスII機器
c: 等電位接地設備 ―――――――――- CF型機器
d: 2Pの電源プラグとアース線 ――------ クラスI機器
e: 一般非常電源 ――――――――---- 生命維持装置
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
電気的安全について正しいのはどれか。(医用機器安全管理学)
a: アンギオグラフィで最も注意しなければならないのはマクロショックである。
b: エックス線装置の外装は接地しなければならない。
c: 心臓カテーテル検査室内の医用機器の保護接地線は一点に接続する。
d: エックス線CT装置の電源コードはリング状にまとめておく。
e: MRI装置の外装は接地してはならない。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e