第38回午後第86問の類似問題

第37回午後:第89問

慢性関節リウマチで誤っているのはどれか。  

1: 半数以上の患者が高度障害となる。

2: 血沈値の亢進がみられる。

3: 慢性で進行性である。

4: 朝のこわばりがみられる。

5: 骨・関節の破壊を生じる。

第54回午前:第41問

大腿義足装着者の異常歩行と原因の組合せで正しいのはどれか。  

1: 過度の腰椎前弯―股関節伸展拘縮

2: 外転歩行――――股関節屈曲拘縮

3: 義足膝の不安定―股関節伸展筋力低下

4: 伸び上がり歩行―股関節内転筋力低下

5: 分回し歩行―――股関節内転拘縮

第36回午前:第26問

図の膝継手の特徴で誤っているのはどれか。 

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1: 回転中心はリンクの位置によって決まる。

2: 回転中心は屈曲が増大すると上方になる。

3: リンクは4つある。

4: 大腿長断端義足に処方される。

5: 立脚相の膝の随意的コントロールがしやすい。

第38回午前:第78問

スポーツ傷害と理学療法との組合せで誤っているのはどれか。  

1: 膝蓋軟骨軟化症-膝屈曲位での大腿四頭筋強化

2: ハムストリングス断裂予防-ストレッチング

3: 脛骨疲労骨折-PTB免荷装具

4: 野球肩-PNF

5: テニス肘-アイスマッサージ

第49回午後:第70問

上肢の関節について誤っているのはどれか。  

1: 腕橈関節は球関節である。

2: 上橈尺関節は車軸関節である。

3: 肘の生理的内反の角度を運搬角という。

4: 肘頭は肘屈曲位でHüter三角を構成する。

5: 腕尺関節は上橈尺関節と同一の関節包内にある。

第40回午前:第11問

75歳の女性。左膝は、変形と痛みのため、可動域が屈曲20°~90°であった。左人工膝関節手術(セメント使用)を受けた。術前の膝関節エックス線単純正面立位像(別冊No. 2A)、術後の膝関節エックス線単純正面像(別冊No. 2B)および側面像(別冊No. 2C)を別に示す。術後2週の運動療法で適切でないのはどれか。 

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1: 足関節の底背屈運動

2: 大腿四頭筋の等尺性運動

3: 体幹筋の強化

4: 膝CPM(持続的他動運動)

5: 平行棒内免荷歩行訓練

第50回午前:第33問

上腕骨骨折について正しいのはどれか。  

1: 顆上骨折は高齢者に多い。

2: 近位部骨折は小児に多い。

3: 近位部骨折では外転位固定を行う。

4: 骨幹部骨折では骨壊死が起こりやすい。

5: 骨幹部骨折では橈骨神経麻痺が起こりやすい。

第57回午後:第86問

高齢者の大腿骨近位部骨折について正しいのはどれか。  

1: 男性に多い。

2: 骨転位は稀である。

3: 骨頭壊死は生じない。

4: 認知症は危険因子である。

5: 発生原因は交通事故が最も多い。

  • 答え:4
  • 解説:高齢者の大腿骨近位部骨折は、骨粗鬆症と関係しており、高齢女性に好発する。骨転位型が高齢者では多くみられ、骨頭壊死が生じることがある。認知症は危険因子であり、発生原因として転倒が最も多い。
  • 大腿近位部骨折は、骨粗鬆症と関係しており、高齢女性に好発するため、男性に多いというのは誤りである。
  • 骨転位型は高齢者では多くみられるため、骨転位は稀であるというのは誤りである。
  • 大腿骨頭や大腿骨頸部の回旋動脈の損傷により骨頭壊死に至るケースがあるため、骨頭壊死は生じないというのは誤りである。
  • 危険因子として女性、高齢、飲酒、喫煙などが報告されている。また、二次骨折の危険因子として認知症や呼吸疾患が報告されているため、認知症は危険因子であるというのは正しい。
  • 発生原因は転倒が最も多いため、交通事故が最も多いというのは誤りである。
  • 科目:老年期障害と臨床医学
  • 重要度:プレミアム特典
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第40回午後:第49問

病変部位で誤っている組合せはどれか。  

1: 筋萎縮性側索硬化症-脊髄前角

2: 急性灰白髄炎(ポリオ)-脊髄後角

3: Parkinson病-中脳黒質

4: Hungtinton病-線条体

5: Alzheimer病-大脳皮質

第52回午後:第17問

20歳の女性。1か月前に転倒し、疼痛は軽減したが膝関節の不安定感があり来院した。実施した検査を図に示す。矢印は力を加えた方向を示す。この検査で陽性が確認された。他に損傷がなかった場合、優先すべき治療はどれか。 

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1: 安静固定

2: 水中歩行練習

3: 大腿四頭筋の強化

4: 超音波療法

5: ハムストリングスの強化

第40回午前:第83問

変形性膝関節症の理学療法で適切でないのはどれか。  

1: 膝関節痛に対するTENS

2: 膝内側痛に対する内側ウエッジ

3: 免荷のための杖

4: 減量のための自転車エルゴメーター

5: 関節支持のための膝装具

第34回午前:第44問

疾患と運動療法との組合せで誤っているのはどれか。  

1: 腰痛症-ウイリアムス体操

2: 失調症-フレンケル体操

3: 五十肩-コッドマン体操

4: 圧迫骨折-ベーラー体操

5: 変形性膝関節症-バージャー・アレン体操

第48回午前:第29問

膝関節前十字靭帯損傷で異常所見がみられるのはどれか。2つ選べ。  

1: Lachman test

2: McMurray test

3: Thompson test

4: 軸移動テスト(pivot shift test)

5: 後方引き出しテスト(posterior drawer test)

第37回午後:第88問

先天性股関節脱臼について誤っているのはどれか。  

1: 女児に多い。

2: 股関節伸展制限が著しい。

3: 下肢の短縮がみられる。

4: 歩行開始は遅延する。

5: トレンデレンブルグ徴候がみられる。

第35回午前:第79問

極超短波療法の適応でないのはどれか。  

1: 変形性膝関節症

2: 肩関節周囲炎

3: 転移性脊椎腫瘍

4: アキレス腱炎

5: 頸椎捻挫

第44回午前:第55問

スポーツ外傷と強化すべき筋との組合せで誤っているのはどれか。  

1: 肩関節前方脱臼 − 肩関節内旋筋

2: 肘関節内側側副靭帯損傷 − 手関節屈筋

3: 膝関節後十字靭帯損傷 − ハムストリングス

4: 反復性膝蓋骨脱臼 − 大腿四頭筋

5: 前距腓靭帯損傷 − 腓骨筋

第45回午後:第23問

転子果長の左右差を生じるのはどれか。  

1: 骨盤の傾斜

2: 大転子高位

3: 股関節の内転拘縮

4: 膝関節の屈曲拘縮

5: 足関節の尖足拘縮

第43回午後:第64問

多発性硬化症に特徴的な痛みはどれか。2つ選べ。  

1: テタニー様痙攣に伴って生じる四肢の放散痛

2: 頭部前屈に伴って生じる背部下方への電撃痛

3: 食後に生じる胸背部鈍痛

4: 上肢と手指の発赤を伴った疼痛

5: 歩行を困難にするしびれを伴う下肢の疼痛

第36回午前:第84問

大腿義足の膝継手が原因でない異常歩行はどれか。  

1: 膝折れ

2: 外転歩行

3: 内側ホイップ

4: けりあげ異常

5: 膝のインパクト

第44回午前:第14問

70歳の女性。左変形性膝関節症に対する人工関節置換術後2週経過時、手術側下肢に深部静脈血栓症が発症した。理学療法で適切なのはどれか。2つ選べ。  

1: 右膝関節の自動屈伸訓練

2: 左膝関節の他動屈伸訓練

3: 両足関節の自動底背屈訓練

4: 右大腿四頭筋の等張性収縮訓練

5: 左下肢伸展位挙上訓練(SLR訓練)