激しい運動時の呼吸循環応答で減少するのはどれか。
1: 脈 圧
2: 腎血流量
3: 脳血流量
4: 1回換気量
5: 動静脈酸素較差
継続的な持久力運動で低下するのはどれか。
1: 中性脂肪
2: 筋内毛細血管数
3: 最大酸素摂取量
4: インスリン感受性
5: 筋内ミトコンドリア量
血圧降下薬としての作用機序で適切なのはどれか。
1: 利尿
2: 心拍数増加
3: 心拍出量増大
4: 血管平滑筋収縮
5: ナトリウム貯留
安静時に比べ運動時に血液の分配量が増加するのはどれか。2つ選べ。
1: 骨格筋
2: 消化管
3: 心臓
4: 脾臓
5: 腎臓
脳卒中の早期理学療法で誤っているのはどれか。
1: 上下肢の他動運動は発症当日から可能である。
2: 意識障害がなければ徐々に頭部挙上訓練を行う。
3: 収縮期血圧は100 mmHgを超えないようにする。
4: 脈拍は100/分以下に保つようにする。
5: 悪心などの自覚症状の出現で直ちに中止する。
糖尿病の運動療法で正しいのはどれか。2つ選べ。
1: 尿ケトン体陽性時に効果が高い。
2: 食後すぐに運動を開始する。
3: 網膜症がある場合には運動強度を軽くする。
4: 低血糖に備えて常に糖質を携帯する。
5: 空腹時血糖値が高いほど運動量を増やす。
嫌気性代謝閾値(AT)について誤っているのはどれか。
1: 運動強度を漸増したときに酸素摂取量が急激に上昇する点をいう。
2: 最大酸素摂取量の約60%に相当する。
3: トレーニングによって変化する。
4: 赤筋(SO線維)の多い人はATが高い。
5: 血中乳酸濃度の急激な下降がみられる。
心筋梗塞の再発危険因子として誤っているのはどれか。
1: 加齢
2: 肥満
3: 高血圧
4: 身体活動量の低下
5: 高HDLコレステロール血症
2型糖尿病の運動療法について誤っているのはどれか。
1: 有酸素運動が用いられる。
2: インスリン感受性を上昇させる。
3: 食事療法との併用が基本となる。
4: 尿中ケトン体が陽性の場合においても推奨される。
5: 実施にあたってはインスリンが十分に補充されている必要がある。
急性心筋梗塞で誤っているのはどれか。
1: 冠動脈の粥状硬化が原因となる。
2: 血栓付着による冠動脈の閉塞で発症する。
3: 胸痛に伴ってショックに陥ることが多い。
4: 心電図所見ではST低下を特徴とする。
5: 発症早期の再灌流療法によって救命率が改善する。
運動療法を中止する状態として誤っているのはどれか。
1: 胸痛の出現
2: チアノーゼ
3: 単発性心室期外収縮
4: 喘鳴による呼吸困難感
5: 胸部不快感を伴う心室頻拍
心臓で正しいのはどれか。
1: 収縮期に冠血管の血流は増加する。
2: 心筋は伸張されると収縮力が低下する。
3: 左心室と左心房とは同時に収縮が始まる。
4: ノルアドレナリンは心筋収縮力を増加する。
5: 心筋の収縮は主に水素イオンの細胞内流入によって生じる。