第57回午前第29問の類似問題

第43回午前:第77問

誤っている組合せはどれか。  

1: 不安障害 - 広場恐怖

2: 身体表現性障害 - 疼痛性障害

3: 広汎性発達障害 - Asperger(アスペルガー)症候群

4: 人格障害 - 多重人格

5: 気分障害 - 双極性障害

第56回午前:第40問

ワーキング・メモリを測定する検査が含まれているのはどれか。  

1: BACS〈The Brief Assessment of Cognition in Schizophrenia〉

2: LASMI〈Life Assessment Scale for the Mentally Ill〉

3: SCSQ〈Social Cognition Screening Questionnaire〉

4: SMSF〈Inventory Scale for Mood and Sense of Fatigue〉

5: WHO-DAS 2.0〈WHO disability assessment schedule 2.0〉

  • 答え:1
  • 解説:ワーキング・メモリを測定する検査が含まれているのはBACS(The Brief Assessment of Cognition in Schizophrenia)であり、言語性記憶と学習、ワーキングメモリー、運動機能、注意と情報処理速度、言語流暢性、遂行機能の項目で構成される。
  • BACSは、言語性記憶と学習、ワーキングメモリー、運動機能、注意と情報処理速度、言語流暢性、遂行機能の項目で構成され、ワーキング・メモリを測定する検査が含まれているため正しい選択肢です。
  • LASMI(Life Assessment Scale for the Mentally Ill)は、統合失調症患者に対して実施され、日常生活、対人関係、労働または課題遂行能力、持続性・安定性、自己認識について評価できるが、ワーキング・メモリを測定する検査は含まれていないため間違いです。
  • SCSQ(Social Cognition Screening Questionnaire)は、心の状態推論質問紙であり、場の雰囲気や他人の気持ちを読むのに必要な機能を測定する検査ですが、ワーキング・メモリを測定する検査は含まれていないため間違いです。
  • SMSF(Inventory Scale for Mood and Sense of Fatigue)は、気分と疲労のチェックリストであり、統合失調症の気分と疲労感に関して、13項目からなる自記式尺度で、主観的体験を評価できるが、ワーキング・メモリを測定する検査は含まれていないため間違いです。
  • WHO-DAS 2.0(WHO disability assessment schedule 2.0)は、様々な文化を超え、健康および障害を評価するために標準化された評価法ですが、ワーキング・メモリを測定する検査は含まれていないため間違いです。
  • 科目:作業療法評価学
  • 重要度:プレミアム特典
  • 類似問題を見る
  • この問題について報告する

第48回午前:第25問

評価法の説明で正しいのはどれか。  

1: PGCモラールスケールはうつ尺度である。

2: MMSEの基準で24点は認知症と判断する。

3: ESCROW Profileは社会的不利の評価である。

4: パラチェック老人行動評定尺度はQOLの評価である。

5: Clinical Dementia Rating(CDR)は3段階評価である。

第37回午前:第52問

右利きの左片麻痺患者の初期評価で適切でないのはどれか。  

1: 長谷川式簡易知能診査スケール

2: ミニメンタルステート検査(MMSE)

3: 線分二等分検査

4: 立方体模写

5: 標準失語症検査(SLTA)

第50回午前:第41問

うつ状態の評価を含む尺度はどれか。2つ選べ。  

1: BPRS

2: POMS

3: TEG

4: WAIS-Ⅲ

5: WCST

第35回午前:第44問

職業関連活動の評価で正しい組合せはどれか。  

1: 場面設定法-作業能力

2: FQテスト-職務内容

3: MODAPTS-学習能力

4: マイクロタワー-職場環境

5: クレペリンテスト-対人関係技能

第55回午後:第29問

遂行機能障害の診断に用いる検査はどれか。  

1: WCST

2: WAIS-Ⅲ

3: 図形模写

4: Reyの複雑図形検査

5: PASAT〈paced auditory serial addition test〉

第48回午前:第26問

FIMについて正しいのはどれか。  

1: 自記式評価法である。

2: 機能障害の評価法である。

3: 更衣は上半身と下半身に分けられる。

4: 補装具を使用しても完全自立と判定する。

5: 認知には「対人関係」という項目が含まれる。

第51回午前:第32問

高次脳機能障害と治療法の組合せで正しいのはどれか。  

1: 記憶障害 - 自律訓練法

2: 失行症 - 回想法

3: 純粋失読 - 認知行動療法

4: 遂行機能障害 - 間隔伸長法

5: 半側空間無視 - プリズム適応療法

第42回午前:第45問

誤っている組合せはどれか。  

1: VAS-腰痛症

2: GCS-意識障害

3: SLTA-失語症

4: MMSE-認知症

5: SIAS-脊髄損傷

第57回午前:第40問

認知症のBPSD〈Behavioral and Psychological Symptoms of Dementia〉の評価尺度はどれか。  

1: ADAS

2: CDR

3: MMSE

4: NPI

5: PSMS

  • 答え:4
  • 解説:この問題では、認知症のBPSD(Behavioral and Psychological Symptoms of Dementia)の評価尺度を尋ねています。正解はNPI(Neuropsychiatric Inventory)で、認知症の行動・心理症状(BPSD)の評価方法です。
  • ADAS(Alzheimer’s Disease Assessment Scale)は認知症の重症度を調べる検査で、見当識、記憶、言語機能、行為・構成能力についての評価を行います。MMSEよりも記憶、構成能力に重点が置かれていますが、BPSDの評価尺度ではありません。
  • CDR(Clinical dementia rating)は記憶を中心とした認知機能障害の重症度評価尺度で、対象者の診察や、対象者を知るものからの行動観察情報により行動を評価します。しかし、BPSDの評価尺度ではありません。
  • MMSE(Mini Mental State Examination)は認知障害の簡便な評価方法で、30点満点のうち23点以下で明確な障害を示します。しかし、BPSDの評価尺度ではありません。
  • NPI(Neuropsychiatric Inventory)は認知症の行動・心理症状(BPSD)の評価方法で、検査用紙に従って検査者が用意された質問項目(妄想、幻覚、興奮、うつ、不安、多幸、無関心、脱抑制、易怒性、異常行動、夜間行動、食行動)に沿って介護者に半構造化面接により評価を行います。このため、正解はNPIです。
  • PSMS(Physical Self-Maintenance Scale)は認知症者のADL評価法で、在宅者、施設入所者に対しても施行可能であり、排泄、食事、着替、身繕い、移動能力、入浴の6つの基本的生活機能を各5段階で評価します。しかし、BPSDの評価尺度ではありません。
  • 科目:認知症・高齢者障害
  • 重要度:プレミアム特典
  • 類似問題を見る
  • この問題について報告する

第52回午前:第83問

運動障害と評価方法の組合せで正しいのはどれか。  

1: 運動失調―――――指鼻試験

2: 筋力低下―――――Brunnstrom法ステージ

3: 持久力低下――――徒手筋力テスト

4: 錐体外路障害―――Babinski反射

5: 錐体路障害――――Romberg試験

第53回午後:第42問

「作業の手順が分からない」、「説明がよく分からない」と訴える統合失調症の患者の認知機能を精査する目的で検査を実施した。図版の一部を図に示す。このような図版が含まれるのはどれか。 

53_1_42

1: WAB

2: BADS

3: MMSE

4: BACS-J

5: WAIS-Ⅲ

第45回午後:第32問

症状と治療法との組合せで正しいのはどれか。  

1: 1. 失行症-自己教示法

2: 2. 半側無視-間隔伸張法

3: 3. 記憶障害-誤りなし学習

4: 4. 注意障害-観察学習

5: 5. 遂行機能障害-プリズム適応療法

第54回午後:第29問

作業遂行要因の評価法の説明で正しいのはどれか。  

1: 意志質問紙は満足度を評価する。

2: AMPSは運動技能と処理技能を評価する。

3: 興味チェックリストは作業の到達度を評価する。

4: 役割チェックリストは役割の認識と数を評価する。

5: COPMは作業の遂行度、重要度、認識度を評価する。

第43回午後:第60問

10歳児の知能を推定するのに最も有用な検査はどれか。  

1: 改訂日本版デンバー式発達スクリーニング検査(DDST)

2: 内田・クレペリン精神作業検査

3: WAIS-III

4: WISC-III

5: WPPSI

第57回午前:第81問

質問紙法によって行われるのはどれか。2つ選べ。  

1: MMPI

2: WCST

3: YG性格検査

4: バウムテスト

5: Rorschachテスト

  • 答え:1 ・3
  • 解説:質問紙法は、性格検査や心理状態検査に用いられる方法で、回答者が自己評価を行う形式の検査です。この問題では、質問紙法によって行われる検査を2つ選ぶ必要があります。
  • MMPI(ミネソタ多面的人格目録性格検査)は、質問紙法を用いて人格特徴を検査する検査であり、正解です。
  • WCST(Wisconsin Card Sorting Test)は、神経精神の分析を行う投影法の検査であり、質問紙法ではないため、間違いです。
  • YG性格検査(矢田部ギルフォード性格検査)は、質問紙法を用いて性格を検査する検査であり、正解です。
  • バウムテストは、性格を検査する投影法の一つである描画法を用いた検査であり、質問紙法ではないため、間違いです。
  • Rorschachテスト(ロールシャッハ・テスト)は、性格検査を投影法で行う検査であり、質問紙法ではないため、間違いです。
  • 科目:精神障害と臨床医学
  • 重要度:プレミアム特典
  • 類似問題を見る
  • この問題について報告する

第43回午前:第78問

疾患と治療法との組合せで適切なのはどれか。  

1: 認知症 - 催眠療法

2: 人格障害 - 森田療法

3: 統合失調症 - 回想法

4: 気分障害 - 認知行動療法

5: 発達障害 - 自律訓練法

第42回午後:第60問

投影法検査はどれか。2つ選べ。  

1: MMPI(ミネソタ多面人格検査)

2: P-Fスタディ

3: YG性格検査

4: CMI(コーネル・メディカル・インデックス)

5: 文章完成法テスト

第48回午前:第41問

症状や問題が少ないほど点数が高くなる評価尺度はどれか。  

1: 陰性症状評価尺度(SANS)

2: 機能の全体的評定尺度(GAF)

3: 簡易精神症状評価尺度(BPRS)

4: 精神障害者社会生活評価尺度(LASMI)

5: 精神科リハビリテーション行動評価尺度(Rehab)