第37回午前第80問の類似問題

第38回午前:第82問

虚血性心疾患に対する運動療法の効果について誤っているのはどれか。  

1: 最大酸素摂取量の増大

2: 安静時の二重積の低下

3: 心筋虚血閾値の低下

4: 筋血流量の増加

5: 総コレステロールの低下

第36回午前:第69問

インスリン非依存型(2型)糖尿病患者の運動療法で誤っているのはどれか。  

1: 食後約1時間から開始する。

2: 有酸素運動の種目を選択する。

3: ボルグ指数は15~16で行う。

4: 1週間に3回以上行う。

5: 運動中冷汗が出たら糖分を摂取させる。

第44回午前:第76問

薬物治療中の2型糖尿病患者の運動療法で適切なのはどれか。  

1: 食前に行う。

2: 運動前に経口用オリゴ糖を飲用する。

3: 最大酸素摂取量の40〜60%の強度で行う。

4: 運動療法による消費カロリーを1日300〜400 kcalとする。

5: 冷汗が出たら両下肢を挙上する。

第47回午前:第30問

糖尿病患者にみられる病態で運動負荷が禁忌となるのはどれか。  

1: 高血圧症

2: 脳梗塞後遺症

3: ケトアシドーシス

4: 閉塞性動脈硬化症

5: 糖尿病性神経障害

第39回午前:第78問

心筋梗塞に対するリハビリテーションの効果として認められないのはどれか。  

1: 運動耐容能の向上

2: HDLコレステロールの減少

3: 下肢筋力の増大

4: 安静時心拍数の低下

5: 生活の質の向上

第34回午前:第68問

糖尿病の運動療法で誤っているのはどれか。  

1: 食後1時間後に実施する。

2: 低血糖症状に対して糖分を携帯する。

3: 自転車エルゴメータで1日30分程度行う。

4: 頻度は週3回程度とする。

5: 運動強度はボルグ指数で「かなりきつい」とする。

第54回午後:第23問

継続的な持久力運動で低下するのはどれか。  

1: 中性脂肪

2: 筋内毛細血管数

3: 最大酸素摂取量

4: インスリン感受性

5: 筋内ミトコンドリア量

第39回午前:第80問

インスリン自己注射をしている糖尿病患者の理学療法で適切でないのはどれか。  

1: 最大酸素摂取量の40~60%の強度で行う。

2: ボルグ指数7~11で行う。

3: 冷や汗が出たら両下肢を挙上する。

4: 食後1時間経過してから開始する。

5: 1週間に3回以上行う。

第56回午前:第46問

糖尿病患者の運動療法を中止すべき状態はどれか。  

1: 発汗

2: 冷汗

3: 体温 37.0℃

4: Borg指数 13

5: 脈拍数 110/分

第42回午前:第96問

糖尿病患者の理学療法で誤っているのはどれか。  

1: HbA1cの数値を確認する。

2: 冷や汗は低血糖発作の予兆である。

3: ベッド上の安静は血糖値を低下させる。

4: 運動療法施行時には砂糖を用意しておく。

5: 意識障害発作は低血糖と高血糖で起こる。

第41回午前:第97問

インスリン依存型糖尿病の運動療法で誤っているのはどれか。2つ選べ。 ア.運動強度はボルグ指数で13以下に設定する。イ.自転車エルゴメーターは1日20~30分程度とする。ウ.尿ケトン体陽性時には運動量を増やす。エ.食後2時間以内の運動は避ける。オ.インスリン注射部位の運動は避ける。  

1: ア

2: イ

3: ウ

4: エ

5: オ

第35回午前:第66問

糖尿病の運動療法で適切な運動負荷量はどれか。  

1: 最大酸素摂取量の50~60 %

2: 3 METs

3: ボルグ指数(10段階)の7

4: 予測最大心拍数の70~80 %

5: 10 Watts

第36回午前:第16問

50歳の男性。糖尿病性腎不全で週3回の血液透析とインスリン療法とで治療中である。最近、両足趾の痛みを訴えている。運動療法で正しいのはどれか。  

1: 最大酸素摂取量の70%で運動を行う。

2: 血糖値が高いときは運動療法を中止する。

3: 透析直前に運動を行う。

4: 脈拍数150/分で運動を中止する。

5: 下肢の皮膚色に注意しながら運動を行う。

第57回午前:第6問

50歳の男性。糖尿病。1か月前からインスリンによる治療が開始されている。空腹時血糖150 mg/dL、HbA1cは7.5%であった。これまでに低血糖症状は認めていない。血糖コントロールの改善に向けた運動療法、生活指導で誤っているのはどれか。  

1: 歩数計を活用する。

2: 運動は食後1時間後に行う。

3: 階段を使用するように助言する。

4: 低強度でのレジスタンス運動を行う。

5: 1週間で合計60分の有酸素運動を行う。

  • 答え:5
  • 解説:この問題では、糖尿病患者に対する運動療法と生活指導の中で誤っている選択肢を選ぶことが求められています。正しい運動療法や生活指導は、血糖値のコントロールを改善し、糖尿病の症状を軽減することに役立ちます。
  • 歩数計を活用することは、糖尿病患者にとって有益です。歩数計や活動量計を使用することで、患者は自分の活動量を適切に管理し、運動療法の効果を最大限に引き出すことができます。
  • 運動は食後1時間後に行うことが望ましいです。食後1時間後は血糖値が最も高くなるため、このタイミングで運動を行うことで筋肉が糖を取り込み、血糖値の上昇を抑制することができます。
  • 階段を使用するように助言することは、糖尿病患者にとって有益です。階段の使用は自重を利用したレジスタンス運動となり、筋肉の糖消費が促進され、耐糖能が向上します。
  • 低強度でのレジスタンス運動を行うことは、糖尿病患者にとって適切です。レジスタンス運動は低強度から始め、徐々に強度やセット回数を増やすことが推奨されています。
  • 1週間で合計60分の有酸素運動を行うという選択肢は誤りです。糖尿病患者に対する運動療法では、週に150分以上の中等度~強度の有酸素運動が推奨されています。この選択肢では運動量が不十分であり、血糖コントロールの改善には効果が期待できません。
  • 科目:内科疾患
  • 重要度:プレミアム特典
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第56回午前:第20問

68歳の男性。2型糖尿病、脂質異常症。身長160 cm、体重85.0 kg、体脂肪率38%。血液検査は、HbA1c8.2%、空腹時血糖145 mg/dL。仕事は管理職、デスクワーク中心で一日の歩数は3,550歩(同年代歩数7,157歩)。筋力低下、感覚障害、関節可動域制限は認めない。運動療法で誤っているのはどれか。  

1: 食事の1時間後に実施する。

2: 筋力増強運動は週2~3回行う。

3: 身体活動量増加のための生活指導を行う。

4: 有酸素運動は1回10分、週に合計40分程度行う。

5: 有酸素運動の運動強度は最大酸素摂取量の50%程度とする。

第34回午後:第33問

アドレナリンの作用について誤っているのはどれか。  

1: 心拍数の増加

2: 血糖値の上昇

3: 血中遊離脂肪酸の増加

4: 骨格筋の血管拡張

5: 消化管運動亢進

第34回午前:第67問

虚血性心疾患に対する運動療法の効果で 正しいのはどれか。2つ選べ。 ア.1回心拍出量の増加イ.血中カテコラミン濃度の増加ウ.最大下運動での心拍数の増加エ.最大心拍数の増加オ.嫌気性代謝閾値(AT)の上昇  

1: ア

2: イ

3: ウ

4: エ

5: オ

第57回午後:第46問

心臓リハビリテーションにおいて有酸素運動が勧められる理由として正しいのはどれか。  

1: 乳酸の蓄積

2: 除脂肪体重の増加

3: 交感神経活動の亢進

4: HDLコレステロールの増加

5: 血中カテコラミンの著しい増加

第55回午前:第42問

慢性心不全患者に対する運動療法の効果で正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: BNPの増加

2: QOLの改善

3: 運動耐容能の向上

4: 左室駆出率の低下

5: 交感神経活性の亢進

第45回午後:第76問

糖尿病で正しいのはどれか。  

1: 膵臓からのインスリンの分泌亢進によって起こる。

2: 糖尿病性腎症では血尿が特徴的である。

3: 診断のために経口ブドウ糖負荷試験を行う。

4: 血糖値が正常ならば尿糖陽性にならない。

5: HbA1Cはインスリン抵抗性の指標になる。