第57回午後第46問の類似問題

第43回午前:第95問

心筋梗塞後の包括的リハビリテーションの効果として正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 安静時心拍数の増加

2: HDLコレステロールの低下

3: 最大酸素摂取量の増加

4: 安静時血圧の低下

5: 中性脂肪の増加

第39回午前:第78問

心筋梗塞に対するリハビリテーションの効果として認められないのはどれか。  

1: 運動耐容能の向上

2: HDLコレステロールの減少

3: 下肢筋力の増大

4: 安静時心拍数の低下

5: 生活の質の向上

第49回午前:第65問

呼吸運動の促進要因として正しいのはどれか。  

1: 気道の拡張

2: 四肢の運動

3: 髄液のpH上昇

4: 動脈血酸素分圧の上昇

5: 肺胞二酸化炭素分圧の低下

第41回午前:第67問

有酸素運動で期待される効果で誤っているのはどれか。  

1: 最大酸素摂取量の増加

2: 乳酸性閾値の上昇

3: インスリン感受性の改善

4: HDLコレステロールの低下

5: 体脂肪量の減少

第38回午前:第82問

虚血性心疾患に対する運動療法の効果について誤っているのはどれか。  

1: 最大酸素摂取量の増大

2: 安静時の二重積の低下

3: 心筋虚血閾値の低下

4: 筋血流量の増加

5: 総コレステロールの低下

第41回午前:第96問

心筋梗塞のリハビリテーションの効果で誤っているのはどれか。  

1: 運動耐容能の向上

2: 生活の質の向上

3: 余命の延長

4: HDLコレステロール値の上昇

5: 安静時心拍数の上昇

第54回午後:第38問

虚血性心疾患に対する運動療法の効果について適切なのはどれか。  

1: 再入院頻度の低下

2: 収縮期血圧の上昇

3: 血小板凝集能の増加

4: 交感神経の緊張亢進

5: HDLコレステロールの低下

第34回午前:第67問

虚血性心疾患に対する運動療法の効果で 正しいのはどれか。2つ選べ。 ア.1回心拍出量の増加イ.血中カテコラミン濃度の増加ウ.最大下運動での心拍数の増加エ.最大心拍数の増加オ.嫌気性代謝閾値(AT)の上昇  

1: ア

2: イ

3: ウ

4: エ

5: オ

第36回午前:第70問

全身調整運動(コンディショニング)の効果で誤っているのはどれか。  

1: 最大酸素摂取量の増加

2: 安静時心拍数の増加

3: 心拍出量の増加

4: 肺活量の増加

5: 持久力の向上

第36回午後:第48問

運動トレーニング効果で正しいのはどれか。  

1: インスリン感受性の低下

2: 血中カテコラミン値の増加

3: 拡張期血圧の上昇

4: 1回換気量の低下

5: 1回心拍出量の増加

第46回午前:第63問

運動時の生体反応で正しいのはどれか。  

1: 腎血流は増加する。

2: 脳血流は増加する。

3: 冠血流は増加する。

4: 拡張期血圧は低下する。

5: 酸素含有量の動静脈較差は減少する。

第50回午後:第42問

全身持久力トレーニングの長期効果について誤っているのはどれか。  

1: 血圧の低下

2: 心拍出量の増加

3: 最大酸素摂取量の増加

4: 骨格筋毛細血管密度の減少。

5: 動静脈酸素含有量較差の増加。

第56回午後:第69問

身体活動のエネルギー代謝で誤っているのはどれか。  

1: 20分以上の有酸素運動では脂質より糖質が利用される。

2: 筋収縮エネルギーとしてATPが利用される。

3: 無酸素性閾値は心肺負荷試験で算出できる。

4: 最大酸素摂取量は運動持久力を反映する。

5: グリコーゲンの解糖により乳酸を生じる。

  • 答え:1
  • 解説:この問題では、身体活動のエネルギー代謝に関する知識を問うています。正しい選択肢は1で、20分以上の有酸素運動では糖質より脂質が利用されるというのが誤りです。
  • 選択肢1は誤りです。実際には、20分以上の有酸素運動では糖質よりも脂質が主に利用されます。運動の強度が低い場合や運動時間が長い場合、脂質がエネルギー源として利用される割合が高くなります。
  • 選択肢2は正しいです。筋収縮エネルギーとしてATP(アデノシン三リン酸)が利用されます。筋収縮時には、ATP分解酵素がATPをADP(アデノシン二リン酸)に分解し、放出されるエネルギーがアクチンとミオシンの滑走を起こし、筋を収縮させます。
  • 選択肢3は正しいです。無酸素性閾値は心肺負荷試験で算出できます。無酸素性閾値とは、運動強度が上がるにつれて乳酸が急激に増加する点を指し、これを測定することで運動強度の適切な調整が可能になります。
  • 選択肢4は正しいです。最大酸素摂取量(VO2max)は運動持久力を反映する指標です。シャトルランや6分間歩行などの試験で測定され、個人の運動能力や心肺機能を評価するのに用いられます。
  • 選択肢5は正しいです。グリコーゲンの解糖により乳酸が生じます。骨格筋のグリコーゲンは筋の収縮に使われ、酸素が不十分な場合、グルコースは解糖系のみで分解され、ピルビン酸あるいは乳酸が生じます。これが無酸素性代謝の一部です。
  • 科目:生理学(その他)
  • 重要度:プレミアム特典
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第52回午後:第43問

心不全のない急性心筋梗塞患者の退院後運動指導として適切なのはどれか。  

1: 1日10分程度のジョギング

2: 等尺性収縮による筋力増強

3: 心拍数を増加させない運動

4: Borg指数16レベルの運動

5: 週3日以上の有酸素運動

第53回午前:第75問

運動時の生体反応で正しいのはどれか。  

1: 冠血流は低下する。

2: 腎血流は増加する。

3: グリコーゲン分解が促進される。

4: 尿へのナトリウム排泄は促進される。

5: 酸素含有量の動静脈較差は減少する。

  • 答え:3
  • 解説:運動時には、冠血流が増加し、腎血流が低下し、グリコーゲン分解が促進され、尿へのナトリウム排泄が減少し、酸素含有量の動静脈較差が増加する。
  • 選択肢1は間違いです。運動時には冠血流が増加する。これは、カテコラミン(エピネフリン、ノルエピネフリン)の働きにより心拍数と収縮力が増加し、心拍出量が増加するためです。
  • 選択肢2は間違いです。運動時には、腎臓など機能を一時停止してもよい内臓器官への血流は低下する。これは、運動時には筋肉への血流が優先されるためです。
  • 選択肢3は正しいです。運動により、筋肉内のグリコーゲン分解は促進される。これは、運動時に筋肉がエネルギーを必要とするため、グリコーゲンが分解されてグルコースが生成されることでエネルギーが供給されるからです。
  • 選択肢4は間違いです。運動により、尿細管でのナトリウムの再吸収が高まるため、尿へのナトリウム排泄は減少する。これは、運動時には体内の水分と電解質のバランスを維持するためです。
  • 選択肢5は間違いです。運動時には酸素含有量の動静脈較差が増加する。これは、筋活動の組織レベルでPCO2、H+イオン濃度、血液温度が上昇し、その結果ヘモグロビン酸素解離曲線が右方に偏位するため、組織での酸素放出が促進されるからです。
  • 科目:運動学
  • 重要度:プレミアム特典
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第57回午後:第36問

全身持久力トレーニングの効果で正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 最大心拍出量は減少する。

2: 末梢血管抵抗は増加する。

3: 最大酸素摂取量は増加する。

4: 同じ運動強度での換気量は減少する。

5: 嫌気性代謝閾値が出現する運動強度が低下する。

第42回午後:第39問

運動時の循環制御で誤っているのはどれか。  

1: 心臓血管系は筋の代謝需要に対応できるように働く。

2: 交感神経は神経性制御に関与する。

3: 皮膚と内臓では血管の収縮が起こる。

4: 激しい運動時の心拍出量は安静時の5倍に増加する。

5: 局所の酸素分圧上昇は活動筋への血流を増加させる。

第45回午前:第65問

心臓で正しいのはどれか。  

1: 心筋の収縮は主に水素イオンの細胞内流入によって生ずる。

2: 通常、心筋は伸張されると収縮力が低下する。

3: ノルアドレナリンは心筋収縮力を増加する。

4: 左心室と左心房とは同時に収縮が始まる。

5: 収縮期に冠血管の血流は増加する。

第37回午前:第80問

糖尿病患者における運動療法の効果で適切でないのはどれか。  

1: インスリン感受性の増大

2: 体脂肪率の減少

3: 中性脂肪の減少

4: HDLコレステロールの減少

5: 最大酸素摂取量の増大

第46回午前:第34問

心筋梗塞の二次予防のための生活指導で正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 禁煙

2: BMI目標値30以上

3: 食塩摂取量12〜14 g/日

4: Borg指数15以上の運動

5: 最大酸素摂取量50%程度の運動