第53回午前第31問の類似問題

第46回午後:第83問

視床症候群の症候として正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: めまい

2: 重度片麻痺

3: 体温の上昇

4: 激しい自発痛

5: 深部感覚障害

第43回午前:第15問

CT(①~⑤)を別に示す。片麻痺を呈する可能性が高いのはどれか。2つ選べ。 

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1: ①

2: ②

3: ③

4: ④

5: ⑤

第56回午後:第19問

74歳の女性。6か月前に左被殻出血を発症して、軽度の右片麻痺を呈している。くしを歯ブラシのように使おうとしたり、スプーンの柄に食物を乗せようとする行動がみられた。この患者の症状はどれか。  

1: 観念失行

2: 構成失行

3: 着衣失行

4: 観念運動失行

5: 肢節運動失行

第42回午前:第23問

65歳の女性。左片麻痺。短下肢装具と杖で歩行が可能。発症後6か月経過し自宅に帰ることになった。家屋改造で適切でないのはどれか。 

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1: ①:玄関の上がりかまちに踏み台を置く。

2: ②:便器に向かって左側に手すりを設置する。

3: ③:浴室出入り口の右側に手すりを設置する。

4: ④:浴槽の向かって左側にトランスファーボードを置く。

5: ⑤:自室の出入り口を引き戸にする。

第51回午前:第36問

脳性麻痺の痙直型両麻痺で生じやすい肢位はどれか。  

1: 踵足

2: 外反母趾

3: 股関節外転位

4: 股関節外旋位

5: クラウチング肢位

第34回午前:第68問

適切でない組合せはどれか。  

1: 伸展パターンの強い痙直型脳性麻痺児-床に腰をおろした更衣指導

2: 非対称性姿勢の強いアテトーゼ型脳性麻痺児-正中位保持での食事指導

3: 筋緊張の低いダウン症児-前傾したバランスボードを用いた立位での遊び

4: 点頭てんかん児-電動車椅子の操作指導

5: 体幹変形を生じた重症心身障害児-座位保持装置の使用

第52回午後:第9問

図はアテトーゼ型脳性麻痺児の摂食訓練の様子である。実施している手技(オーラルコントロール)の目的として適切でないのはどれか。 

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1: 頭部コントロールの援助

2: 口周辺の過敏の脱感作

3: 口唇閉鎖の援助

4: 咀嚼運動の促通

5: 舌突出の防止

第49回午後:第25問

脳卒中後の肩手症候群について正しいのはどれか。  

1: 患側の手に冷感がみられる。

2: 麻痺が重度の場合に発症しやすい。

3: 星状神経節ブロックは無効である。

4: 脳卒中発症後3週以内に生じやすい。

5: 自動的な関節可動域運動は症状を悪化させる。

第36回午前:第83問

疾患と歩行補助具との組合せで適切でないのはどれか。  

1: 脳卒中片麻痺-T字杖

2: 脊髄小脳変性症-交互型歩行器

3: 痙直型両麻痺-ロフストランド杖

4: 慢性関節リウマチ-プラットフォーム杖

5: パーキンソン病-四点杖

第37回午前:第39問

70歳の独居女性。脳梗塞による右片麻痺。発症から3か月入院しリハビリテーションを受け、退院後2年経過。ブルンストローム法ステージは上肢・下肢ともにIII。屋内は短下肢装具、屋外は短下肢装具と杖とを使用して歩行。コミュニケーションは良好。在宅における指導で適切でないのはどれか。  

1: 分離運動の獲得

2: 関節可動域の維持

3: 歩行能力の向上

4: 生活リズムの確立

5: 生活環境の整備

第50回午後:第4問

70歳の女性。右利き。高血圧性脳出血。急性期の頭部CTを示す。この患者で最も出現しにくいのはどれか。 

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1: 片麻痺

2: 失語症

3: 感覚障害

4: 運動維持困難

5: 中枢性顔面神経麻痺

第56回午後:第39問

高次脳機能障害と脳の障害部位との組合せで正しいのはどれか。  

1: 顔の左側の髭を剃り残す。 ── 後頭葉

2: 新しい道順を覚えられない。 ── 前頭葉

3: 何度も同じことを繰り返し聞く。 ── 側頭葉

4: 物事を順序立てて実行することが難しい。 ── 後頭葉

5: 見えていないのに見えているように振る舞う。 ── 頭頂葉

  • 答え:3
  • 解説:高次脳機能障害は、脳の特定の部位が障害されることで、認知や行動に影響が出る症状です。選択肢で挙げられた症状と脳の障害部位の組み合わせの中で正しいものは、何度も同じことを繰り返し聞く症状が側頭葉の障害によるものです。
  • 顔の左側の髭を剃り残す症状は、半側空間無視という症状で、劣位半球の頭頂葉が障害されることが多いため、後頭葉との組み合わせは間違いです。
  • 新しい道順を覚えられない症状は、地誌的障害と呼ばれ、海馬傍回や紡錘状回が障害されることが原因です。前頭葉との組み合わせは間違いです。
  • 何度も同じことを繰り返し聞く症状は、側頭葉が障害されることで言葉の意味が理解できなくなるために起こります。この組み合わせは正しいです。
  • 物事を順序立てて実行することが難しい症状は、遂行機能障害と呼ばれ、前頭葉が障害されることが原因です。後頭葉との組み合わせは間違いです。
  • 見えていないのに見えているように振る舞う症状は、皮質盲に伴う病態失認であり、Anton症候群と呼ばれ、後頭葉が障害されることが原因です。頭頂葉との組み合わせは間違いです。
  • 科目:脳血管疾患
  • 重要度:プレミアム特典
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第54回午前:第9問

第5頸髄不全四肢麻痺〈ASIA C〉患者の図の矢印の部分に褥瘡ができた。見直すべき動作で考えられるのはどれか。 

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1: 移乗

2: 座位保持

3: 立ち上がり

4: 起き上がり

5: プッシュアップ

第36回午前:第67問

脳血管障害の早期作業療法で誤っているのはどれか。  

1: 意識レベルに応じて課題を検討する。

2: 悪心などの自覚症状があれば直ちに中止する。

3: 起立性低血圧があれば安静臥床を続ける。

4: 患肢の管理法を指導する。

5: 排泄コントロール、排泄方法を評価する。

第35回午前:第66問

摂食・嚥下障害患者の指導で適切でないのはどれか。  

1: 下顎を引いた姿勢を促通する。

2: 顎の水平方向の運動を促通する。

3: 口唇の閉鎖運動を促通する。

4: 口腔内の過敏性を緩和する。

5: 口呼吸を促通する。

第46回午後:第10問

60歳の男性。右利き。意識障害のため搬入された。脳梗塞と診断され、保存的治療が開始された。片麻痺を呈している。入院後2週の頭部CTを別に示す。この患者に認められる可能性が高いのはどれか。 

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1: 失算

2: 失書

3: 注意障害

4: 物体失認

5: 左同名半盲