第37回午前第63問の類似問題

第51回午前:第42問

呼吸機能検査で求められる値について正しいのはどれか。  

1: %肺活量 = 肺活量 ÷ 全肺気量

2: 肺活量 = 予備吸気量 + 予備呼気量

3: 1秒率 = 予測値に対する1秒量の割合

4: 機能的残気量 = 残気量 + 予備吸気量

5: 最大吸気量 = 予備吸気量 + 1回換気量

第41回午前:第92問

慢性呼吸不全患者の生活指導で適切でないのはどれか。  

1: 腹式呼吸を励行する。

2: 時間当たり呼吸数を増やす。

3: 1回換気量を増やす。

4: 動作を分割する。

5: 酸素吸入下で体操する。

第50回午後:第39問

口すぼめ呼吸で正しいのはどれか。  

1: 気道の虚脱を抑える。

2: 全肺気量を増加させる。

3: 吸気時間を延長させる。

4: 呼吸仕事量を増加させる。

5: 機能的残気量を増加させる。

第42回午前:第54問

寒冷が生体に及ぼす影響で誤っているのはどれか。  

1: 疼痛閾値の低下

2: 末梢血管の収縮

3: 末梢神経伝導速度の遅延

4: 代謝の抑制

5: 浮腫の抑制

第34回午後:第92問

気管支喘息について誤っているのはどれか。  

1: 発熱が認められる。

2: 呼気が著明に延長する。

3: 夜間に起こることが多い。

4: 胸郭拡大が認められる。

5: 肺気腫に移行することがある。

第43回午前:第33問

呼吸機能テストの結果、図Aのようなフローボリューム曲線を得た。この患者の呼吸理学療法で誤っているのはどれか。ただし、図Bは健常者の結果を示す。 

43_0_33

1: 胸郭の可動性維持

2: 口すぼめ呼吸の指導

3: 横隔膜呼吸法の指導

4: 強制吸気の指導

5: 腹筋の筋力増強

第48回午前:第94問

呼吸状態と病態の組合せで誤っているのはどれか。  

1: Cheyne-Stokes(チェイン・ストークス)呼吸 − 気管支喘息

2: Kussmaul(クスマウル)呼吸 − 糖尿病性ケトアシドーシス

3: Biot(ビオー)呼吸 − 髄膜炎

4: 下顎呼吸 − 脳幹障害

5: 起坐呼吸 − 心不全

第37回午前:第78問

呼吸障害の理学療法で適切なのはどれか。  

1: 拘束性換気障害には口すぼめ呼吸を行う。

2: 慢性肺気腫の症例では速い呼気運動を行う。

3: ボルグ指数15~17の負荷で行う。

4: 無酸素性作業閾値以上の運動負荷で行う。

5: 階段では昇りながら息をはき、止まって吸気を行う。

第48回午前:第4問

70歳の男性。慢性閉塞性肺疾患による慢性呼吸不全。安静時も酸素吸入が必要である。処方に従って作業療法時に酸素流量を上げ、休息中に下げようとしたところ、呼吸が浅くなり意識障害が出現した。最も考えられるのはどれか。  

1: 呼吸性アルカローシス

2: 代謝性アシドーシス

3: CO2ナルコーシス

4: 天幕上脳梗塞

5: 低血糖発作

第46回午前:第39問

慢性閉塞性肺疾患の呼吸理学療法で正しいのはどれか。  

1: 運動中の息こらえを避ける。

2: 上肢のトレーニングは避ける。

3: 酸素吸入が必要な運動は避ける。

4: 嫌気的代謝能を優先して向上させる。

5: 運動中のSpO2は80%を保持できればよい。

第57回午後:第38問

新型コロナウイルス(COVID-19)による肺炎後の患者に呼吸機能検査を行ったところ、努力性肺活量は5.00 Lで、1秒率は80%であった。年齢、性別、体格をもとに計算した1秒量の予測値が3.46 Lであるとき、%一秒量(%FEV 1)で正しいのはどれか。  

1: 76%

2: 86%

3: 96%

4: 106%

5: 116%

第51回午後:第90問

慢性閉塞性肺疾患の急性増悪時の動脈血ガス分析の所見はどれか。  

1: 酸素分圧低下、二酸化炭素分圧低下

2: 酸素分圧低下、二酸化炭素分圧正常

3: 酸素分圧低下、二酸化炭素分圧上昇

4: 酸素分圧正常、二酸化炭素分圧低下

5: 酸素分圧正常、二酸化炭素分圧上昇

第43回午後:第65問

高齢者における変化で誤っているのはどれか。  

1: 収縮期血圧低下

2: 腎血流量低下

3: 心拍出量低下

4: 赤血球数低下

5: 体水分量低下

第41回午後:第74問

誤っている組合せはどれか。  

1: 気管支喘息-気道狭窄

2: 間質性肺炎-肺の線維化

3: 肺性心-左室肥大

4: 気 胸-肺の縮小

5: 胸膜中皮腫-石綿(アスベスト)小体

第42回午後:第27問

誤っているのはどれか。  

1: 残気量= 全肺気量 - 肺活量

2: 肺活量= 予備呼気量 + 最大吸気量

3: 予備吸気量= 最大吸気量 - 1回換気量

4: 予備呼気量= 全肺気量 - 最大吸気量

5: 機能的残気量= 予備呼気量 + 残気量

第51回午前:第17問

80歳の男性。胸部CTを示す。この患者で予想されるのはどれか。 

51_0_17

1: 肥満

2: 残気量の低下

3: 一秒率の低下

4: 気道抵抗の低下

5: 肺コンプライアンスの低下

第38回午前:第66問

肺理学療法の内容と効果との組合せで誤っているのはどれか。  

1: 胸郭可動域訓練-肺コンプライアンスの増大

2: 口すぼめ呼吸-横隔膜の強化

3: 体位排痰法-気道の浄化

4: リラクセーション-酸素消費量の低下

5: 腹式呼吸-換気量の増大

第34回午前:第20問

50歳の男性。慢性呼吸不全。運動時酸素流量 1 リットル/分の運動療法の指標で誤っているのはどれか。  

1: ボルグスケール13

2: 経皮的酸素飽和度95 %

3: 嫌気性代謝閾値(AT)レベル

4: 脈拍110/分

5: 呼吸数40/分

第48回午後:第94問

慢性閉塞性肺疾患による呼吸性アシドーシスで腎性の代償が起こって、状態が安定している。基準値と比べた場合の動脈血液所見として正しいのはどれか。  

1: pH:上昇

2: PaCO2:下降

3: PaO2:上昇

4: HCO3⁻:上昇

5: SaO2:上昇

第42回午前:第93問

慢性閉塞性肺疾患の理学療法で適切でないのはどれか。  

1: 呼吸筋訓練

2: 胸郭可動域訓練

3: 深吸気

4: 下肢エルゴメーター

5: 体位排痰法