第46回午前第47問の類似問題

第48回午後:第49問

広汎性発達障害に対する作業療法でみられる症状はどれか。  

1: 行為心迫

2: 常同行動

3: 解離症状

4: 離脱症状

5: 陰性症状

第42回午前:第86問

気分障害(うつ病)の患者で作業療法時にみられないのはどれか。  

1: 作品に高い完成度を求める。

2: 熱心に取り組む。

3: 他者からの評価を気にする。

4: 自分の判断で先に進む。

5: 作業手順にこだわる。

第42回午前:第83問

小脳症状として適切なのはどれか。2つ選べ。  

1: ジスメトリー

2: 折りたたみナイフ現象

3: 深部感覚障害

4: 病的反射陽性

5: 筋緊張低下

第34回午後:第73問

緊張型分裂病で誤っているのはどれか。  

1: 発症は急激である。

2: 慢性の経過をとる。

3: 精神運動興奮を呈する。

4: 昏迷を呈する。

5: カタレプシーを呈する。

第43回午後:第100問

小児の精神障害で正しいのはどれか。  

1: 多動性障害は女児よりも男児に多い。

2: 選択性緘黙は言語理解の障害を伴う。

3: 吃音は複雑性音声チックに分類される。

4: 乳児期の虐待は自閉症の原因となる。

5: 周産期の脳損傷はDown(ダウン)症の原因となる。

第43回午前:第78問

疾患と治療法との組合せで適切なのはどれか。  

1: 認知症 - 催眠療法

2: 人格障害 - 森田療法

3: 統合失調症 - 回想法

4: 気分障害 - 認知行動療法

5: 発達障害 - 自律訓練法

第57回午後:第40問

せん妄について正しいのはどれか。  

1: 急性に発症する。

2: 日内変動を伴わない。

3: 若年者が発症しやすい。

4: 重度の意識混濁を伴う。

5: 環境因子の影響を受けない。

  • 答え:1
  • 解説:せん妄は急性に発症し、注意力低下や思考力の低下などの精神機能の障害を特徴とする。原因は多くの病気や薬物、毒物などが関与し、高齢者に多いとされる。また、環境因子の影響も受ける。
  • 正しい。せん妄は急性に発症することが特徴であり、多くの病気や薬物、毒物が原因となることがある。
  • 間違い。せん妄は日内変動を伴うことが一般的であり、症状が時間帯によって変化することがある。
  • 間違い。せん妄はどの年齢層でも発症する可能性があるが、高齢者に多いとされる。若年者の場合、薬物使用や重篤な病気が原因となることがある。
  • 間違い。せん妄では主に注意力が障害される。意識混濁はあっても一時的であり、重度の意識混濁は少ない。
  • 間違い。せん妄は入院や手術などの環境因子の影響を受けることがある。環境の変化が誘因となることもあるため、環境因子の影響を受けないとは言えない。
  • 科目:認知症・高齢者障害
  • 重要度:プレミアム特典
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第56回午前:第100問

てんかんについて正しいのはどれか。  

1: 女性に多い。

2: 単純部分発作は意識障害を伴わない。

3: 高齢になるとてんかんの発症率は低下する。

4: 熱性けいれんの半数以上はてんかんに移行する。

5: 症候性てんかんは特発性てんかんに比べ予後が良い。

  • 答え:2
  • 解説:てんかんは脳の神経細胞が過剰に興奮することで発生する病気であり、性別や年齢に関係なく発症する。単純部分発作は意識障害を伴わない。熱性けいれんはてんかんとは異なり、約5%がてんかんに移行する。症候性てんかんと特発性てんかんでは予後が異なる。
  • 選択肢1は間違いです。てんかんは性別に関係なく発症する病気であり、女性に多いとは言えません。
  • 選択肢2は正しいです。単純部分発作は、大脳皮質の一点にてんかん発作を起こす焦点があり、その支配領域に症状が出現する発作である。意識障害はみられないため、この選択肢が正解です。
  • 選択肢3は間違いです。てんかんは年齢に関係なく発症する病気であり、高齢になると発症率が低下するとは言えません。
  • 選択肢4は間違いです。熱性けいれんは、発熱を伴う発作であり、てんかんとは異なります。熱性けいれんの約5%がてんかんに移行するとされています。
  • 選択肢5は間違いです。症候性てんかんは原因が特定できるてんかんで、予後は不良なことが多いです。一方、特発性てんかんは原因が特定できないてんかんで、予後は良好であることが多いです。
  • 科目:精神障害と臨床医学
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第35回午前:第85問

精神分裂病(統合失調症)の作業療法でみられないのはどれか。  

1: 判断が一面的になりやすい。

2: 物事への関心が低い。

3: 対人関係の距離が混乱しやすい。

4: 物事の全体的把握が苦手である。

5: 一つの作業に長時間没頭する。

第36回午後:第72問

妄想型分裂病の特徴でないのはどれか。  

1: 発症年齢が比較的遅い。

2: 妄想は時に体系化する。

3: 陰性症状は軽度である。

4: 人格水準は保たれることが多い。

5: 昏迷やカタレプシーがみられる。

第34回午後:第75問

うつ病でみられないのはどれか。2つ選べ。 ア.昏 迷イ.焦 燥ウ.徘 徊エ.行為心迫オ.精神運動興奮  

1: ア

2: イ

3: ウ

4: エ

5: オ

第39回午前:第98問

精神科デイケアの対象でないのはどれか。  

1: 自発性が低下している外傷性脳損傷患者

2: 年に1、2回の大発作をおこすてんかん患者

3: 希死念慮を言葉にするうつ病患者

4: 対人恐怖を有する神経症性障害患者

5: 自宅で過食のみられる摂食障害患者

第37回午前:第77問

器質性精神障害患者において観察だけでは評価が困難なのはどれか。  

1: 理解力

2: せん妄

3: 対人関係

4: 病識

5: 意欲

第35回午後:第76問

精神分裂病(統合失調症)の症状でないのはどれか。  

1: 感情鈍麻

2: 観念奔逸

3: 考想化声

4: 思考奪取

5: 作為体験

第54回午後:第81問

心理療法で正しいのはどれか。  

1: 陽性転移の出現を目標とする。

2: 逆転移を認識したときは治療を中止する。

3: 自律訓練法では不安階層表を作成させる。

4: 絵画療法は統合失調症急性期に有効である。

5: バイオフィードバックはオペラント条件付けを用いた手法である。

  • 答え:5
  • 解説:この問題では、心理療法に関する正しい選択肢を選ぶことが求められています。正しい選択肢は5で、バイオフィードバックはオペラント条件付けを用いた手法であることが正しいです。
  • 陽性転移は患者から治療者に向けられる陽性感情ですが、心理療法の目標ではありません。したがって、この選択肢は正しくありません。
  • 逆転移は治療者から患者への無意識的な感情であり、治療者は逆転移に注意し自己洞察が必要です。ただし、逆転移を認識したからといって治療を中止する必要はありません。この選択肢は誤りです。
  • 自律訓練法は自己催眠法の一種で、全身の弛緩状態を作り出せるようにし、生理的な身体機能の調整や心理的な自己統制を行うものです。不安階層表は曝露法で用いられるため、この選択肢は間違いです。
  • 統合失調症急性期では安静・休養が主となり、亜急性期から作業療法などの介入が始まります。しかし、休息援助や基本的生活リズムの回復が課題となるため、絵画療法などの自己洞察を含む作業は原則行われません。この選択肢は正しくありません。
  • バイオフィードバックは、心拍数や血圧、呼吸、体温などの生理現象を連続的に記録し、好ましい変化が生じた場合に信号を出して被検者に知らせ、その信号を持続させるように練習させるものです。オペラント条件付けの原理を用いた治療法であるため、この選択肢は正しいです。
  • 科目:臨床心理学
  • 重要度:プレミアム特典
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第45回午後:第81問

心理療法で正しいのはどれか。  

1: 陽性転移の出現を目標とする。

2: 逆転移を認識したときは治療を中止する。

3: 自律訓練法では不安階層表を作成させる。

4: 絵画療法は統合失調症急性期に有効である。

5: バイオフィードバックはオペラント条件付けを用いた手法である。

第35回午後:第77問

躁病でみられないのはどれか。  

1: 多 弁

2: 多 動

3: 注意転導

4: 睡眠障害

5: 思考伝播

第43回午後:第98問

外傷後ストレス障害(PTSD)の症状で誤っているのはどれか。  

1: 思考途絶

2: 知覚過敏

3: 集中困難

4: 不安焦燥

5: 睡眠障害

第36回午後:第70問

「すれ違った人が咳払いをした。これは自分への嫌がらせである」と訴える精神分裂病(統合失調症)患者の症状はどれか。  

1: 考想伝播

2: 妄想気分

3: 妄想知覚

4: 妄想着想

5: 作為体験

第44回午後:第97問

統合失調症で障害されない精神機能はどれか。  

1: 意 識

2: 知 覚

3: 感 情

4: 意 欲

5: 思 考