第41回午前第91問の類似問題

第53回午後:第81問

無意識的な葛藤を洞察して精神症状を和らげようとするのはどれか。  

1: 催眠療法

2: 行動療法

3: 芸術療法

4: 自律訓練法

5: 精神分析療法

  • 答え:5
  • 解説:無意識的な葛藤を洞察して精神症状を和らげる療法は、精神分析療法である。これは、患者の無意識の世界に抑圧されている葛藤とその象徴的意味を理解し、無意識を意識化することによって精神症状を和らげるものである。
  • 催眠療法は、催眠による暗示を用いて神経症症状の改善を目指す方法であり、無意識的な葛藤を洞察するものではない。
  • 行動療法は、学習理論に基づいて人間の異常行動を是正しようとする精神療法であり、無意識的な葛藤を洞察するものではない。
  • 芸術療法は、音楽や絵画などの芸術を用いて治療を行う方法であり、無意識的な葛藤を洞察するものではない。
  • 自律訓練法は、自己催眠法を用いたリラクゼーション療法であり、無意識的な葛藤を洞察するものではない。
  • 精神分析療法は、患者の無意識の世界に抑圧されている葛藤とその象徴的意味を了解し、無意識を意識化することによって精神症状を和らげるものである。この療法は、無意識的な葛藤を洞察して精神症状を和らげる目的に適している。
  • 科目:臨床心理学
  • 重要度:プレミアム特典
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第39回午前:第65問

脳血管障害の症状と理学療法との組合せで適切でないのはどれか。  

1: 関節拘縮-モビライゼーション

2: 下肢共同運動-ブリッジ運動

3: 肩手症候群-ホットパック

4: 肩関節亜脱臼-肩関節周囲筋の同時収縮

5: 非対称性座位姿勢-体幹装具の作製

第37回午前:第81問

精神分裂病(統合失調症)患者の作業場面で観察されるのはどれか。2つ選べ。 ア.注意の狭さイ.疲れやすさウ.興味の拡散エ.探索行動オ.他者への介入  

1: ア

2: イ

3: ウ

4: エ

5: オ

第41回午前:第88問

躁状態の患者への作業療法場面でみられないのはどれか。  

1: 多弁多動

2: 誇大妄想

3: 注意散漫

4: 被害妄想

5: 易刺激性

第51回午後:第24問

脳卒中片麻痺の上肢に対するCI療法〈constraint-induced movement therapy〉で正しいのはどれか。  

1: 非麻痺側上肢を拘束する。

2: 理学療法士の近位監視下で行う。

3: 疼痛が少しでもあれば適応とならない。

4: 他動的関節可動域運動を長時間行う方法である。

5: 患側手指がBrunnstrom法ステージⅡで適応となる。

第36回午前:第51問

慢性閉塞性肺疾患の作業療法で適切でないのはどれか。  

1: ろうそく吹きで呼気筋の筋力強化を行う。

2: 安静時の脈拍が100/分以上では作業を中止する。

3: 全身の筋緊張の緩和を図る。

4: ヤスリがけで作業耐久性を高める。

5: 作業中も腹式呼吸を維持させる。

第35回午前:第74問

失調症患者の症候とその原因との組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。 ア.企図振戦-固有感覚性イ.Romberg徴候-固有感覚性ウ.ジスメトリー-小脳性エ.羅針盤歩行-小脳性オ.変換運動障害-後索性  

1: ア

2: イ

3: ウ

4: エ

5: オ

第51回午前:第25問

脳卒中片麻痺に対する斜面台を用いた運動療法の目的で適切でないのはどれか。  

1: 内反尖足の予防

2: 立位感覚の向上

3: 覚醒レベルの向上

4: 体幹筋筋力の維持

5: 膝関節伸展筋の痙縮抑制

第41回午前:第30問

16歳の女子。統合失調症。高校入学後、人の目を気にするようになり、被害的な言動が出現するようになった。文化祭時に興奮状態となり入院となった。入院10日後、症状は徐々に落ち着いてきたが敏感さが残る。この時点で作業療法が処方された。作業療法導入時の対応で適切でないのはどれか。  

1: 短時間から開始する。

2: 個別で対応する。

3: 単純な作業から導入する。

4: 学校での様子を聴取する。

5: 疲労感を確認する。

第48回午後:第39問

認知行動療法において重視されるのはどれか。  

1: 無意識の葛藤

2: 全身の弛緩状態

3: あるがままの生活態度

4: 幼少期の養育者との関係

5: 認知が感情に与える影響

第50回午前:第18問

20歳の男性。統合失調症。専門学校に通っていたが、いじめをきっかけに引きこもる生活となった。次第に容姿を批判される幻聴が生じ、不穏興奮状態となって精神科に入院した。3週後、不穏興奮は落ち着いたため作業療法が開始されたが、抑うつ気分の訴え、睡眠過剰および無力感などの状態がみられていた。作業療法を開始してまもなく「学校に戻れるだろうか」と不安を訴えた。作業療法士の対応で適切なのはどれか。  

1: 「勉強を取り入れていきましょう」

2: 「生活リズムから整えていきましょう」

3: 「スポーツで体力の向上を図りましょう」

4: 「集団レクリエーションに参加してみましょう」

5: 「SSTに参加して対人関係の練習をしてみましょう」

第37回午前:第78問

アルツハイマー型老年認知症患者に対する面接で適切でないのはどれか。  

1: 表情や仕草に注意を払う。

2: 行動面の問題を指摘する。

3: 病前の趣味を聞く。

4: 飽きさせない工夫をする。

5: 身体面の訴えを聞く。

第50回午後:第35問

糖尿病患者にみられる病態で運動負荷が禁忌となるのはどれか。  

1: 高血圧症

2: 感覚神経障害

3: 脳梗塞後遺症

4: ケトアシドーシス

5: 閉塞性動脈硬化症

第57回午後:第44問

重症筋無力症で正しいのはどれか。  

1: 過用に注意して運動は漸増負荷とする。

2: 日内変動として午前中に症状が悪化する。

3: 低頻度連続刺激の筋電図でwaxing現象がみられる。

4: 運動神経末端からのアセチルコリン放出が障害される。

5: クリーゼによる呼吸症状悪化は閉塞性換気障害で起こる。

第40回午前:第87問

多発性硬化症の障害に対する対策で適切でないのはどれか。  

1: 痙性対麻痺─短下肢装具

2: 視力障害─環境整備

3: 協調運動障害─PNF

4: 歩行障害─メトロノーム

5: 異常感覚─TENS

第41回午前:第31問

16歳の女子。統合失調症。高校入学後、人の目を気にするようになり、被害的な言動が出現するようになった。文化祭時に興奮状態となり入院となった。入院10日後、症状は徐々に落ち着いてきたが敏感さが残る。この時点で作業療法が処方された。この患者が作業療法を開始して2週後「作業療法は受けたくない」と言った。この時点の対応で適切でないのはどれか。  

1: しばらく作業療法を休ませて様子をみる。

2: 受けたくない理由を聞く。

3: 2週間の作業療法の感想を聞く。

4: 他の作業療法士が担当する。

5: 病棟での生活の様子を観察する。

第44回午前:第99問

てんかん患者に対する作業療法実施時の発作予防の留意点はどれか。  

1: 固執性

2: 集中度

3: 疲労度

4: 協調性

5: 参加度

第36回午前:第66問

発症後1週経過した脳卒中患者(ブルンストローム法ステージは上肢III、手指IV、下肢IV)の評価で適切でないのはどれか。  

1: 病前の機能レベルは機能予後に重要である。

2: 脳圧亢進は生命予後に関連する。

3: 意識障害は高次脳機能症状を分かりにくくする。

4: 移動の予後は車椅子が中心となる。

5: 上肢の機能予後は補助手以上となる。

第49回午後:第48問

高機能広汎性発達障害患者の導入時の作業療法で重要なのはどれか。  

1: 自主性

2: 具体性

3: 集団活動

4: 言語説明

5: 刺激の加増

第37回午前:第45問

作業療法士の業務として適切でないのはどれか。  

1: 入浴介助方法の指導

2: 公共交通機関の利用練習

3: 階段への手すりの設置

4: 調理の手順や方法の指導

5: 趣味活動の指導