てんかん患者が作業療法中に強直間代発作の重積状態を呈したときの対応として最も優先すべきなのはどれか。
1: 家族に連絡する。
2: 呼吸を確認する。
3: 服薬状況を確認する。
4: 四肢を押さえて固定する。
5: 心電図モニターを装着する。
ベッドサイドで行う対麻痺患者の下肢深部静脈血栓症の予防で誤っているのはどれか。
1: 早期離床を促進する。
2: 両下肢に寒冷療法を行う。
3: 両下肢の他動運動を行う。
4: 両下肢に間欠的空気圧迫法を行う。
5: 両下肢に弾性ストッキングを装着する。
人工呼吸器装着患者の理学療法で適切でないのはどれか。
1: 離床はベッドアップ60°までとする。
2: 体位変換を行い気道内分泌物の移動を促す。
3: 気管内吸引時は陰圧をかけずに吸引カテーテルを挿入する。
4: 気管内吸引に使用するカテーテルは滅菌したものを使用する。
5: 会話が不可能なため患者が自分のニーズを伝えられるように援助する。
リハビリテーション室で訓練中に意識を失った患者への対応としてまず行うのはどれか。
1: 主治医に報告する。
2: ベッドに移動させる。
3: 心臓マッサージを行う。
4: バイタルサインを確認する。
5: 自動体外式除細動器〈AED〉を準備する。
65歳の女性。脳幹部の梗塞で、発症2日後からベッドサイドでの作業療法が処方された。血圧は不安定で、意識レベルも変動している状態である。ベッドサイドでの作業療法の初回評価として適切なのはどれか。
1: 追視による眼球運動の評価
2: ベッド上での座位バランス評価
3: ミニメンタルステート検査
4: 簡易上肢機能検査(STEF)
5: 机上での線引きテスト
内シャントによる血液透析患者の作業療法で適切でないのはどれか。
1: 血圧の測定は非シャント側の上肢で行う。
2: 訓練中の水分摂取を積極的に勧める。
3: 透析による体調の変動に配慮する。
4: 訓練の時間設定は透析後よりも透析前となるようにする。
5: 易骨折性に注意する。
65歳の女性。脳幹部の梗塞で、発症2日後からベッドサイドでの作業療法が処方された。血圧は不安定で、意識レベルも変動している状態である。この患者のベッドサイドでの早期作業療法プログラムとして適切なのはどれか。
1: 車椅子で30分間座位耐性訓練を行う。
2: 麻痺側上肢の筋力強化を図る。
3: 書字練習により手指機能を高める。
4: 背臥位で上肢の両側活動を行う。
5: ベッド上座位での食事動作訓練を行う。
頸髄損傷(第6頸髄節まで機能残存)の作業療法として適切でないのはどれか。
1: 上着はかぶりタイプから練習する。
2: 車椅子上で起立性低血圧が起こったら下肢を挙上する。
3: 自己導尿ができるようにカテーテル操作の練習をする。
4: 排便は臥位で行えるように環境を整える。
5: コンピュータの入力デバイスを検討する。