神経伝達物質について誤っているのはどれか。
1: アセチルコリンは神経筋接合部で働く。
2: ガンマアミノ酪酸(GABA)は抑制性に働く。
3: セロトニンは精神活動に関与している。
4: ドーパミンは淡蒼球で働く。
5: ノルアドレナリンは交感神経の節後線維で働く。
骨格筋について正しいのはどれか。
1: 活動電位は筋収縮に遅れて発生する。
2: 伸張反射の感覚受容器は筋紡錘である。
3: 筋に単一刺激を加えると強縮が生じる。
4: 神経筋接合部にはアドレナリン受容体が分布する。
5: 筋小胞体から放出されたNa+がトロポニンに結合する。
中枢神経系の感染症と病原体との組合せで誤っているのはどれか。
1: エイズ脳症-ウイルス
2: クロイツフェルト・ヤコブ病-プリオン
3: 進行麻痺-スピロヘータ
4: 日本脳炎-ウイルス
5: 急性灰白髄炎(ポリオ)-細菌
誤っているのはどれか。
1: 随意的排尿には大脳皮質が関与する。
2: 交感神経を刺激すると膀胱は収縮する。
3: 膀胱体部からの求心性神経は骨盤神経である。
4: 脊髄排尿中枢は第2~4仙髄節にある。
5: 外尿道括約筋は陰部神経の支配を受ける。
骨の構造で正しいのはどれか。
1: 皮質骨には骨梁がある。
2: 踵骨は海綿骨の部分が少ない。
3: 発育時の骨髄は赤色骨髄である。
4: 関節面は骨端軟骨で覆われている。
5: 骨は軟骨よりもプロテオグリカンを豊富に含む。
脳の病変部位と出現しやすい症候との組合せで正しいのはどれか。
1: 黒質―――感覚障害
2: 視床―――嗅覚障害
3: 赤核―――摂食嚥下障害
4: 線条体――不随意運動
5: 扁桃体――筋緊張異常
脳腫瘍について誤っているのはどれか。
1: 増大すると頭蓋内圧亢進症状を呈する。
2: 神経鞘腫は顔面神経に好発する。
3: 神経線維腫症は皮膚色素沈着を合併する。
4: 膠芽細胞腫は悪性度が高い。
5: 髄膜腫は良性が多い。
視覚について正しいのはどれか。
1: 硝子体が混濁した状態を白内障という。
2: 眼内圧とは眼房水の圧のことである。
3: 視神経乳頭部は視力の最もよい部分である。
4: 網膜の背後に結像するのを近視という。
5: 明順応は暗順応より遅い。
脳腫瘍で正しいのはどれか。2つ選べ。 ア.星細胞腫と周囲の境界は明瞭である。イ.上衣腫は脳室系に多発する。ウ.多形膠芽腫の悪性度は高い。エ.神経芽腫は成人に多発する。オ.髄膜腫の再発率は低い。
1: ア
2: イ
3: ウ
4: エ
5: オ
正しいのはどれか。
1: 耳小骨は内耳にある。
2: コルチ器は三半規管にある。
3: 平衡斑は卵形嚢と球形嚢とにある。
4: 蝸牛は頭部の回転加速度を検出する。
5: 前庭神経核から動眼神経核への連絡はない。
脳腫瘍で誤っているのはどれか。
1: 髄膜腫は良性が多い。
2: 膠芽細胞腫は悪性度が高い。
3: 神経鞘腫は顔面神経に好発する。
4: 増大すると頭蓋内圧亢進症状を呈する。
5: 神経線維腫症は皮膚色素沈着を合併する。
大脳の中心後回にあるのはどれか。
1: 運動前野
2: 前頭眼野
3: 補足運動野
4: 第二次視覚野
5: 第一次体性感覚野
大脳基底核に分類されるのはどれか。
1: 視床
2: 上丘
3: 被殻
4: 下垂体
5: 歯状核
細胞について誤っているのはどれか。
1: 細胞膜は二重膜である。
2: 細胞膜は主にリン脂質から構成される。
3: ミトコンドリアではATP生成を行っている。
4: リボソームは蛋白質とDNAから構成される。
5: Na+−K+ポンプにより細胞内のNa+は低く保たれる。
筋と支配神経の組合せで誤っているのはどれか。
1: 長掌筋 ― 正中神経
2: 円回内筋 ― 正中神経
3: 腕橈骨筋 ― 橈骨神経
4: 方形回内筋 ― 尺骨神経
5: 尺側手根伸筋 ― 橈骨神経
正しいのはどれか。
1: 眼動脈は外頸動脈からの分枝である。
2: 後下小脳動脈は椎骨動脈からの分枝である。
3: 脳底動脈は左右内頸動脈が結合したものである。
4: 前交通動脈は中大脳動脈からの分枝である。
5: 後大脳動脈は椎骨動脈からの分枝である。
骨格筋の構造で正しいのはどれか。2つ選べ。
1: 筋細胞の細胞膜を筋周膜という。
2: A帯を明帯という。
3: A帯は筋収縮時に短縮する。
4: I帯の中央部にZ帯がある。
5: Z帯の間を筋節という。
中枢神経系の感染症と病原体との組合せで誤っているのはどれか。
1: エイズ脳症 — ウイルス
2: Creutzfeldt-Jakob(クロイツフェルト・ヤコブ)病 — プリオン
3: 進行麻痺 — スピロヘータ
4: 日本脳炎 — ウイルス
5: 急性灰白髄炎(ポリオ) — 細菌