第36回午前第74問の類似問題

第41回午前:第64問

高齢者の骨折でよくみられるのはどれか。2つ選べ。 ア.頭蓋底骨折イ.脊椎圧迫骨折ウ.コーレス骨折エ.モンテジア骨折オ.踵骨骨折  

1: ア

2: イ

3: ウ

4: エ

5: オ

第56回午前:第43問

高齢者の転倒で生じやすいのはどれか。  

1: 距骨骨折

2: 脛骨骨折

3: 肩甲骨骨折

4: 踵骨骨折

5: 橈骨骨折

第34回午後:第81問

多発性硬化症の初発症状で多いのはどれか。2つ選べ。 ア.腱反射低下イ.視力低下ウ.しびれ感エ.膀胱障害オ.言語障害  

1: ア

2: イ

3: ウ

4: エ

5: オ

第51回午前:第45問

統合失調症患者が「自分は不老不死の薬を開発して人類を救うと突然わかった」と述べた。この症状はどれか。2つ選べ。  

1: 誇大妄想

2: 作為体験

3: 妄想気分

4: 妄想知覚

5: 妄想着想

第38回午前:第54問

頸髄損傷の急性期合併症として誤っているのはどれか。  

1: 排尿障害

2: 麻痺性イレウス

3: 胃潰瘍

4: 異所性骨化

5: 起立性低血圧

第44回午後:第87問

多発性硬化症について正しいのはどれか。  

1: 高齢者に多い。

2: 脱髄が主病変である。

3: 症状に日内変動がみられる。

4: 初発症状として眼瞼下垂が多い。

5: 脳神経では聴覚が障害されやすい。

第42回午前:第13問

65歳の男性。意識が消失し緊急入院となった。発症後2日目においても意識障害は重度である。MRI拡散強調画像(別冊No.2A、B)を別に示す。その後、意識状態が改善した。歩行が困難であるにもかかわらず、ひとりでベッドから立ち上がろうとする。この患者に認められる可能性が高い症状はどれか。 

42_0_13

1: 右手は自由に動かせるが、ジャンケンのチョキが模倣できない。

2: 5つの物品の中から指示した物を選択できない。

3: 「左手足は動きますか」と聞くと「はい」と答える。

4: 指示に対して右手足をほとんど動かせない。

5: 眼鏡を見て「めがね」と呼称できない。

第49回午前:第32問

多発性硬化症について正しいのはどれか。  

1: 高齢者に多い。

2: 脱髄が主病変である。

3: 症状に日内変動がみられる。

4: 初発症状として眼瞼下垂が多い。

5: 脳神経系では聴覚が障害されやすい。

第37回午前:第74問

デュシェンヌ型筋ジストロフィー患者の作業療法で注意が必要な症状・合併症はどれか。2つ選べ。 ア.知能低下イ.心電図変化ウ.肺活量低下エ.糖尿病オ.白内障  

1: ア

2: イ

3: ウ

4: エ

5: オ

第35回午前:第74問

失調症患者の症候とその原因との組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。 ア.企図振戦-固有感覚性イ.Romberg徴候-固有感覚性ウ.ジスメトリー-小脳性エ.羅針盤歩行-小脳性オ.変換運動障害-後索性  

1: ア

2: イ

3: ウ

4: エ

5: オ

第37回午前:第87問

中等度のアルツハイマー型老年認知症患者の特徴で適切なのはどれか。2つ選べ。 ア.新たに覚える能力は保たれる。イ.初対面の挨拶が自然にできる。ウ.過去に習熟した動作は保たれる。エ.視野の障害を認めやすい。オ.地誌的見当識は保たれる。  

1: ア

2: イ

3: ウ

4: エ

5: オ

第34回午前:第63問

無腐性壊死を起こしやすいのはどれか。2つ選べ。 ア.踵骨骨折イ.距骨骨折ウ.手舟状骨骨折エ.上腕骨外側上顆骨折オ.上腕骨外科頸骨折  

1: ア

2: イ

3: ウ

4: エ

5: オ

第42回午後:第72問

高齢患者の特徴で誤っているのはどれか。  

1: 症状が非定型的である。

2: 精神症候を伴いやすい。

3: 合併症を伴いやすい。

4: 検査所見での個人差が少ない。

5: 予後に心理社会的要因が影響しやすい。

第34回午後:第85問

末梢神経麻痺の症候で正しいのはどれか。2つ選べ。 ア.不随意運動イ.感覚障害ウ.筋萎縮エ.病的反射オ.腱反射亢進  

1: ア

2: イ

3: ウ

4: エ

5: オ

第48回午前:第89問

感覚障害を合併するのはどれか。2つ選べ。  

1: 多発性硬化症

2: 重症筋無力症

3: 筋萎縮性側索硬化症

4: 肢帯型筋ジストロフィー

5: 慢性炎症性脱髄性多発ニューロパチー

第53回午後:第45問

うつ病による仮性認知症患者の作業療法場面での特徴はどれか。2つ選べ。  

1: 多幸的である。

2: 社交的に振る舞う。

3: 物忘れがみられる。

4: 精神運動抑制がみられる。

5: 能力低下に無関心である。

  • 答え:3 ・4
  • 解説:仮性認知症は、うつ状態にある高齢者が認知症の検査に答えるのに時間がかかるなど、あたかも認知症のように見える状態です。うつ病による仮性認知症患者の作業療法場面での特徴として、物忘れがみられる(選択3)と精神運動抑制がみられる(選択4)が正しい選択肢です。
  • 選択1は間違いです。うつ病による仮性認知症患者ではうつ症状があるため、多幸的な様子はみられません。心理検査では投げやりな様子がみられることがあります。
  • 選択2は間違いです。うつ症状のある高齢者は、不安・焦燥感が強いうえ、心気的になりやすく、身体的愁訴が多いため、社交的に振る舞うことはありません。貧困・罪業・心気妄想や被害妄想などの精神病症状を伴うこともあります。
  • 選択3は正しいです。うつ病による仮性認知症では、記憶障害や遂行機能障害をみとめることがあります。これは、うつ病による仮性認知症患者の作業療法場面での特徴の一つです。
  • 選択4は正しいです。うつ症状による情報処理の速度低下により、一時的に応答時間が遅くなることがあります。これは精神運動抑制の症状の一つであり、うつ病による仮性認知症患者の作業療法場面での特徴の一つです。
  • 選択5は間違いです。仮性認知症は、認知症とは異なり、自らの能力に対する認識が著しく低下していることはありません。むしろ、うつ状態により、能力低下を憂いていることがある。認知検査の時は「わかりません」「ああ、こんなこともわからなくなった」といった発言のように、能力低下を自覚できます。
  • 科目:気分障害
  • 重要度:プレミアム特典
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第37回午後:第74問

うつ病に特徴的なのはどれか。2つ選べ。 ア.注察妄想イ.被害妄想ウ.関係妄想エ.貧困妄想オ.罪業妄想  

1: ア

2: イ

3: ウ

4: エ

5: オ

第41回午前:第82問

筋萎縮性側索硬化症の主な機能障害でみられないのはどれか。2つ選べ。 ア.知能障害イ.構音障害ウ.嚥下障害エ.呼吸障害オ.感覚障害  

1: ア

2: イ

3: ウ

4: エ

5: オ

第41回午前:第84問

ギラン・バレー症候群で誤っているのはどれか。2つ選べ。 ア.初期に軽い感覚障害を生じる。イ.四肢の痙性麻痺を生じる。ウ.軸索型は脱髄型より予後は良好である。エ.肢節近位部から遠位部に向けて回復する。オ.重症では呼吸筋麻痺をきたす。  

1: ア

2: イ

3: ウ

4: エ

5: オ