発症早期の多系統萎縮症で頻度が低いのはどれか。
1: 認知症
2: 尿失禁
3: 動作緩慢
4: 起立性低血圧
5: 姿勢反射障害
高齢者の病態と作業療法との組合せで適切なのはどれか。
1: 難 聴 − かん高い声で話しかける。
2: 白内障 − 陽の当たる明るい場所は避ける。
3: うつ症状 − 激励する様に話しかける。
4: 骨粗鬆症 − 腰痛時は体幹前屈位を勧める。
5: 記銘力低下 − 課題を早めに変更する。
肝炎について誤っているのはどれか。
1: A型肝炎は経口感染である。
2: B型肝炎は血液や体液を介して感染する。
3: B型肝炎は垂直感染の可能性がある。
4: C型肝炎は呼吸器を介して感染する。
5: C型肝炎は慢性肝炎に移行しやすい。
急性炎症で誤っているのはどれか。
1: 循環障害
2: 滲 出
3: 壊 死
4: 増 殖
5: 充 血
82歳の男性。認知症はなく身辺動作は自立しており毎日近所の散歩もしていた。急性肺炎に罹患して入院し、安静臥床を指示されて排泄もベッドの上で行っていた。安静臥床が4週続いた後に、廃用症候群の改善を主な目的として作業療法が開始された。初めて車椅子に乗車させる際のチェック項目で適切でないのはどれか。
1: 顔色
2: 血圧
3: 脈拍
4: 瞳孔の左右差
5: 問いかけに対する反応
糖尿病で正しいのはどれか。
1: 膵臓からのインスリンの分泌亢進によって起こる。
2: 糖尿病性腎症では血尿が特徴的である。
3: 診断のために経口ブドウ糖負荷試験を行う。
4: 血糖値が正常ならば尿糖陽性にならない。
5: HbA1Cはインスリン抵抗性の指標になる。
多発性硬化症で誤っているのはどれか。
1: 発症は15歳から50歳までが多い。
2: 男性に多い。
3: 高緯度地域に多い。
4: 視力障害が高頻度にみられる。
5: 症状の寛解、再燃がある。
糖尿病患者にみられる病態で運動負荷が禁忌となるのはどれか。
1: 高血圧症
2: 感覚神経障害
3: 脳梗塞後遺症
4: ケトアシドーシス
5: 閉塞性動脈硬化症
老年期の特徴について誤っているのはどれか。 ア.身体機能の個人差が縮小する。イ.薬剤の必要な投与量は成人量よりも少ない。ウ.個人で多くの疾患をもっている。エ.本来の疾患とは無関係の合併症を併発する。オ.典型的な症状が強く現れる。
1: ア、イ
2: ア、オ
3: イ、ウ
4: ウ、エ
5: エ、オ