第36回午前第92問の類似問題

第54回午後:第29問

下腿義足の静的アライメントにおいて、つま先の浮き上がりが観察され、膝折れを起こしそうな不安定感の訴えがあった。ソケットへの対応で適切なのはどれか。  

1: 外側へ移動させる。

2: 後方へ移動させる。

3: 内側へ移動させる。

4: 初期屈曲角度を減らす。

5: 初期内転角度を減らす。

第45回午前:第5問

被検者を左側臥位にして、図に示す肢位から検者が右手を離しても右下肢は外転位のままとどまっている。図に示す検査法で評価しているのはどれか。 

45_0_5

1: 腸腰筋拘縮

2: 腸脛靱帯拘縮

3: 仙腸関節病変

4: 大腿四頭筋拘縮

5: 腰椎神経根圧迫

第37回午前:第61問

デュシェンヌ型筋ジストロフィーで誤っているのはどれか。  

1: 動揺性歩行

2: トレンデレンブルグ歩行

3: 膝屈曲位での立位姿勢

4: 尖足位での立位姿勢

5: 膝に手をついての立ち上がり

第45回午前:第26問

内反変形のある変形性膝関節症患者の歩行の特徴はどれか。2つ選べ。  

1: 立脚相:外側スラスト

2: 立脚相:立脚側への体幹傾斜

3: 立脚相:立脚肢の反張膝

4: 遊脚相:分回し

5: 遊脚相:遊脚側の骨盤下制

第36回午前:第64問

正しいのはどれか。  

1: 深指屈筋を伸張するためには、手関節掌屈位で指関節を伸展する。

2: 円回内筋を伸張するためには、肘屈曲位で前腕を回外する。

3: 大腿筋膜張筋を伸張するためには、股伸展位で内転・外旋する。

4: 大腿直筋を伸張するためには、股屈曲位で膝を十分に屈曲する。

5: ハムストリングスを伸張するためには、股伸展位で膝関節を伸展する。

第37回午前:第48問

ダニエルスらの徒手筋力テストの筋力4(Good)を検査する体位で誤っている組合せはどれか。  

1: 頸部回旋-背臥位

2: 肩関節内旋-腹臥位

3: 肩関節伸展-腹臥位

4: 肩甲骨内転-腰掛け座位

5: 肩甲骨挙上-腰掛け座位

第44回午前:第58問

熱傷部位と拘縮予防肢位との組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 前頸部 − 頸部屈曲位

2: 腋窩部 − 肩関節外転位

3: 手背部 − MP関節屈曲位

4: 大腿後面 − 膝関節屈曲位

5: 足関節部 − 足関節底屈位

第46回午前:第2問

図1から図2へと固定法を変えたとき、被験者の体幹の伸展角度が変化した。被験者の機能障害はどれか。 

46_0_2

1: 大腿四頭筋の筋力低下

2: 腸腰筋の筋力低下

3: 大殿筋の筋力低下

4: 股関節の可動域制限

5: 下肢の運動失調

第41回午後:第46問

正常平地歩行で正しいのはどれか。  

1: 股関節は立脚中期に最も伸展する。

2: 膝関節は立脚中期に最も伸展する。

3: 膝関節は遊脚中期に最も屈曲する。

4: 足関節は踵接地時に最も底屈する。

5: 足関節は遊脚中期に最も背屈する。

第40回午後:第41問

正しいのはどれか。  

1: 距腿関節は背屈位で内外転が容易になる。

2: 外がえしは回内・外転・背屈の複合運動である。

3: 横足根関節は距舟関節と距骨下関節からなる。

4: 外側縦足弓は踵骨・舟状骨・第5中足骨からなる。

5: 長腓骨筋は足関節の背屈筋として作用する。

第43回午前:第2問

図は関節可動域測定法(日本整形外科学会、日本リハビリテーション医学会基準による)を示している。誤っているのはどれか。 

43_0_2

1: 母指の対立を評価する。

2: 母指先端と小指基部との距離で表示する。

3: 母指MP関節とIP関節の総和の可動域を表す。

4: 把持機能の情報を提供する。

5: 患者個人の経過が把握できる。

第43回午前:第1問

図は関節可動域測定法(日本整形外科学会、日本リハビリテーション医学会基準による)を示している。誤っているのはどれか。 

43_0_1

1: 母指の対立を評価する。

2: 母指先端と小指基部との距離で表示する。

3: 母指MP関節とIP関節の総和の可動域を表す。

4: 把持機能の情報を提供する。

5: 患者個人の経過が把握できる。

第36回午後:第81問

先天性股関節脱臼について誤っているのはどれか。  

1: 寛骨臼は浅く発育が悪い。

2: 骨端核の出現は遅延する。

3: 脱臼側の下肢短縮を認める。

4: 股関節の屈曲内転が制限される。

5: トレンデレンブルグ徴候が陽性である。

第47回午後:第34問

短期間の固定後に生じた肘伸展制限に対する関節可動域運動で適切でないのはどれか。  

1: 上腕二頭筋の収縮を利用する。

2: 上腕三頭筋の収縮を利用する。

3: 前処置として温熱を加える。

4: 手関節の可動域運動を行う。

5: 短時間に強い伸張を加える。

第34回午前:第62問

ブルンストローム法における上肢回復段階の屈筋共同運動の組合せで正しいのはどれか。  

1: 肩甲帯挙上と後方突出-肩関節内転と外旋-肘関節屈曲

2: 肩甲帯前方突出-肩関節外転と内旋-肘関節屈曲

3: 肩甲帯挙上と後方突出-肩関節外転と外旋-肘関節屈曲

4: 肩甲帯前方突出-肩関節内転と内旋-肘関節伸展

5: 肩甲帯挙上と後方突出-肩関節内転と外旋-肘関節伸展

第52回午後:第36問

上肢装具と目的について正しいのはどれか。  

1: ウェブスペーサ ―――――――――― 母指外転筋短縮予防

2: Thomasスプリント ―――――――― 手関節中間位固定

3: 指用ナックルベンダー ――――――― PIP関節屈曲補助

4: 肘屈曲型アームスリング ―――――― 肩関節外転位保持

5: フレクサーヒンジ・スプリント ――― 手関節屈曲機能を利用した把持動作

第41回午前:第60問

脳卒中片麻痺の病的共同運動で正しいのはどれか。  

1: 肩甲骨挙上に伴う肘関節伸展

2: 肘関節屈曲に伴う手関節背屈

3: 股関節外転に伴う膝関節伸展

4: 股関節内旋に伴う膝関節屈曲

5: 膝関節屈曲に伴う足関節背屈

第46回午前:第44問

大腿義足ソケットの初期屈曲角で正しいのはどれか。  

1: 腸腰筋が最も効率的に働くように設定する。

2: 短断端例では標準断端よりも角度を小さくする。

3: 切断側股関節の最大伸展角度に5°加えた角度に設定する。

4: 角度の不足によって過度の腰椎後弯が生じる。

5: 角度の過大によって過度の膝継手不安定が生じる。

第53回午後:第30問

脳卒中片麻痺の亜脱臼に対する肘屈曲型アームスリングのチェックアウトで正しいのはどれか。  

1: 頸部で上肢を支持する。

2: 肩関節は内旋位とする。

3: 前腕は回外位とする。

4: 手関節は掌屈位とする。

5: 手部は肘関節より低くする。

第37回午前:第30問

大腿義足歩行で図のような異常がみられた。考えられる原因はどれか。 

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1: 断端の外転可動域に制限がある。

2: 断端の外転筋力が低下している。

3: 断端の股関節屈曲拘縮がある。

4: 義足が長すぎる。

5: ソケットに対して足部が内方にある。