第36回午後第52問の類似問題

第38回午後:第55問

我が国で発生頻度が最も高い肺がんはどれか。  

1: 腺がん

2: 扁平上皮がん

3: 腺扁平上皮がん

4: 大細胞がん

5: 小細胞がん

第34回午後:第53問

正しいのはどれか。  

1: 肺の小細胞癌は進行が緩徐である。

2: 胃癌では扁平上皮癌が多い。

3: 大腸癌は上行結腸に好発する。

4: 肝細胞癌は肝硬変に合併する。

5: 膵癌は女性に多い。

第57回午後:第90問

悪性腫瘍はどれか。  

1: 下垂体腺腫

2: 頭蓋咽頭腫

3: 神経鞘腫

4: 膠芽腫

5: 髄膜腫

  • 答え:4
  • 解説:悪性腫瘍は、周囲の組織に浸潤し、転移する性質を持つ腫瘍です。この問題では、膠芽腫が悪性腫瘍であり、他の選択肢は良性腫瘍です。
  • 下垂体腺腫は下垂体の一部の細胞が腫瘍化したもので、良性腫瘍です。下垂体はホルモンを分泌する器官であり、下垂体腺腫はホルモンの過剰分泌や欠乏による症状が現れることがあります。
  • 頭蓋咽頭腫は下垂体茎にみられる良性腫瘍です。この腫瘍は、頭蓋咽頭部という解剖学的な位置に発生し、視神経や下垂体に影響を与えることがあります。
  • 神経鞘腫は脳神経と脊髄神経でみられる良性腫瘍です。前庭神経鞘腫や三叉神経鞘腫が多くみられ、聴力低下や顔面の感覚異常などの症状が現れることがあります。
  • 膠芽腫は神経膠細胞が腫瘍化したもので、悪性腫瘍です。悪性脳腫瘍の中で最も頻度が高く、治療が困難で予後が悪いことが特徴です。手術や放射線治療、化学療法が行われることがあります。
  • 髄膜腫はくも膜にみられる良性腫瘍です。髄膜腫は脳や脊髄の外側に発生し、圧迫による症状が現れることがあります。手術による切除が一般的な治療法です。
  • 科目:がん関連障害と臨床医学
  • 重要度:プレミアム特典
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第50回午後:第75問

扁平上皮癌の特徴はどれか。  

1: 粘液を産生する。

2: 神経組織に由来する。

3: 複数の胚葉成分を含む。

4: 細胞は相互に結合している。

5: 細胞間に間質成分がみられる。

第55回午前:第92問

食道癌で正しいのはどれか。  

1: 女性に多い。

2: 高血圧は危険因子である。

3: 好発部位は頸部食道である。

4: 組織型は扁平上皮癌が多い。

5: ヘリコバクター・ピロリ菌が発症に関与する。

  • 答え:4
  • 解説:食道癌は男性に多く、喫煙や飲酒、熱い食べ物、食品添加物などの食物中の発癌物質が危険因子とされる。日本では中部食道に発生するものが多く、組織型は扁平上皮癌が90%以上を占める。ヘリコバクター・ピロリ菌は胃癌や慢性胃炎、胃潰瘍と関連がある。
  • 女性に多いというのは誤りで、食道癌は男性に多いとされています。
  • 高血圧は食道癌の危険因子ではなく、喫煙や飲酒、熱い食べ物、食品添加物などの食物中の発癌物質が危険因子とされています。
  • 好発部位は頸部食道ではなく、日本では中部食道に発生するものが多いとされています。
  • 正解です。食道癌の組織型は扁平上皮癌が90%以上を占めています。
  • ヘリコバクター・ピロリ菌は食道癌とは関連がなく、胃癌や慢性胃炎、胃潰瘍などと関連があるとされています。
  • 科目:がん関連障害と臨床医学
  • 重要度:プレミアム特典
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