第57回午前第72問の類似問題

第46回午後:第6問

健常者が図に示す姿勢からゆっくりと立ち上がる過程で正しいのはどれか。 

46_1_6

1: 初期の股関節屈曲運動に伴い、体重心は前上方へ移動する。

2: 殿部離床直後、股関節は最大屈曲位となる。

3: 殿部離床直後、体重心の床への投影点は支持基底面の外にある。

4: 殿部離床後、膝関節はいったん屈曲する。

5: 殿部離床後、足関節は単調に背屈する。

第42回午後:第4問

正しいのはどれか。  

1: 脊椎後縦靱帯は棘突起間を連結する。

2: 膝前十字靱帯は脛骨前顆間区に付着する。

3: 膝外側側副靱帯は大腿骨と脛骨とを連結する。

4: 烏口鎖骨靱帯は円錐靱帯と肩鎖靱帯からなる。

5: 三角靱帯は腓骨と距骨、踵骨、舟状骨とを連結する。

第47回午後:第31問

小脳失調患者の上肢の協調性向上を目的とした方法で正しいのはどれか。  

1: 上肢遠位部に弾性緊迫帯を巻く。

2: 上肢遠位部に重錘を負荷する。

3: 筋にタッピング刺激を与える。

4: 筋に寒冷刺激を与える。

5: 筋の他動伸張を行う。

第53回午前:第71問

肩甲骨の下方回旋に作用する筋はどれか。  

1: 前鋸筋

2: 小胸筋

3: 小円筋

4: 棘下筋

5: 鎖骨下筋

  • 答え:2
  • 解説:肩甲骨の下方回旋に作用する筋は小胸筋、菱形筋、肩甲挙筋である。それぞれの筋肉は肩甲骨の動きを制御し、肩関節の安定性や可動域を維持する役割がある。
  • 前鋸筋は肩甲骨の外転(屈曲)と上方回旋に作用する筋肉であり、下方回旋には関与していない。
  • 小胸筋は肩甲骨の下制、外転(屈曲)、下方回旋に作用する筋肉であり、正しい答えである。
  • 小円筋は肩関節の外旋と水平伸展に作用する筋肉であり、肩甲骨の下方回旋には関与していない。
  • 棘下筋は肩関節の外旋と水平伸展に作用する筋肉であり、肩甲骨の下方回旋には関与していない。
  • 鎖骨下筋は肩甲骨の下制と鎖骨外側の下制に作用する筋肉であり、肩甲骨の下方回旋には関与していない。
  • 科目:運動学
  • 重要度:プレミアム特典
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第45回午前:第22問

関節可動域測定法(日本整形外科学会、日本リハビリテーション医学会基準による)で後上腸骨棘が基本軸に含まれるのはどれか。  

1: 胸腰部屈曲

2: 胸腰部回旋

3: 胸腰部側屈

4: 股関節伸展

5: 股関節外転

第39回午後:第84問

正しいのはどれか。  

1: 変形性肘関節症では前腕の回内制限が著しい。

2: 変形性膝関節症は男性に多い。

3: 変形性股関節症の多くは一次性である。

4: 変形性頸推症は第3、4頸椎に生じやすい。

5: 腰椎変形性後弯症は女性の農業従事者に多い。

第48回午前:第21問

単関節の障害で後髪をとかすことができなかった。このときの関節運動と可動域制限の組合せで正しいのはどれか。ただし、自助具は使用しないこととする。  

1: 肩関節屈曲 − 90°

2: 肩関節外転 − 120°

3: 肘関節屈曲 − 50°

4: 前腕回内 − 50°

5: 手関節背屈 − 20°

第44回午前:第43問

Danielsらの徒手筋力テストで正しいのはどれか。  

1: 股関節伸展筋力4は股関節伸展30°の抵抗値で求める。

2: 股関節屈曲筋力3の運動範囲は0°〜145°である。

3: 股関節内転筋力4の非テスト側下肢は45°外転させる。

4: 大腿筋膜張筋筋力3の運動範囲は外転30°あれば良い。

5: ハムストリングス筋力5は膝関節屈曲120°の抵抗値で求める。

第54回午前:第25問

関節可動域が正常な患者に対し、Danielsらの徒手筋力テストの段階5の検査で、軽度屈曲位で抵抗を加えるのはどれか。  

1: 肩関節伸展

2: 肘関節伸展

3: 手関節伸展

4: 股関節伸展

5: 頸部複合伸展

第44回午後:第7問

二関節筋はどれか。2つ選べ。  

1: 半膜様筋

2: 大内転筋

3: 大腿四頭筋の中間広筋

4: ヒラメ筋

5: 腓腹筋

第40回午前:第90問

筋萎縮性側索硬化症の理学療法で誤っているのはどれか。  

1: フレンケル体操

2: 起居動作の練習

3: 杖や自助具の使用

4: 変形・拘縮の予防

5: 胸郭可動域訓練

第45回午後:第28問

関節リウマチ患者の上肢の筋力と関節運動とで正しいのはどれか。  

1: 鉄アレイを用いて抵抗をかける。

2: 抵抗運動は関節内圧を下降させる。

3: 等尺性運動によって筋力を維持する。

4: 手関節伸展によって手内筋を強化する。

5: 関節運動によって関節内温度は低下する。

第46回午前:第44問

大腿義足ソケットの初期屈曲角で正しいのはどれか。  

1: 腸腰筋が最も効率的に働くように設定する。

2: 短断端例では標準断端よりも角度を小さくする。

3: 切断側股関節の最大伸展角度に5°加えた角度に設定する。

4: 角度の不足によって過度の腰椎後弯が生じる。

5: 角度の過大によって過度の膝継手不安定が生じる。

第41回午前:第44問

関節可動域測定法(日本整形外科学会、日本リハビリテーション医学会基準による)で運動方向と移動軸との組合せで誤っているのはどれか。  

1: 足関節背屈 - 第5中足骨

2: 頸部回旋 - 鼻梁と後頭結節を結ぶ線

3: 頸部屈曲 - 外耳孔と頭頂を結ぶ線

4: 前腕回外 - 手指を伸展して手背面

5: 股関節屈曲 - 大腿骨

第34回午後:第43問

手関節の掌屈に関与しない筋はどれか。  

1: 橈側手根屈筋

2: 長掌筋

3: 尺側手根屈筋

4: 長母指屈筋

5: 短母指外転筋

第49回午前:第87問

足関節靱帯損傷で最も頻度が高いのはどれか。  

1: 三角靱帯

2: 踵腓靱帯

3: 前距腓靱帯

4: 後距腓靱帯

5: 前脛腓靱帯

第52回午前:第41問

関節リウマチの症状と理学療法の組合せで正しいのはどれか。  

1: 肩関節痛――――――持続伸張運動

2: 手指の変形―――――超音波療法

3: 足の外反母指――――金属支柱付短下肢装具

4: 膝関節外反変形―――外側ウェッジ

5: 環軸関節亜脱臼―――頸椎前屈姿勢の予防

第52回午後:第5問

Danielsらの徒手筋力テストで肩関節屈曲(前方挙上)の段階3の測定をする際、図のような代償がみられた。代償動作を生じさせている筋はどれか。 

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1: 回外筋

2: 上腕二頭筋

3: 前鋸筋

4: 肩甲下筋

5: 広背筋

第34回午前:第53問

デュシェンヌ型筋ジストロフィーステージ7(厚生省筋萎縮症研究班の機能障害度分類による)の理学療法で誤っているのはどれか。2つ選べ。 ア.漸増抵抗運動イ.関節可動域訓練ウ.呼吸訓練エ.座位保持装置による側弯予防オ.装具を用いた歩行訓練  

1: ア

2: イ

3: ウ

4: エ

5: オ

第48回午前:第29問

膝関節前十字靭帯損傷で異常所見がみられるのはどれか。2つ選べ。  

1: Lachman test

2: McMurray test

3: Thompson test

4: 軸移動テスト(pivot shift test)

5: 後方引き出しテスト(posterior drawer test)