第56回午後第72問の類似問題

第47回午前:第54問

外側皮質脊髄路について正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 後索を通る。

2: 延髄で交叉する。

3: 運動前野からの投射線維を含まない。

4: 脊髄で前角細胞にシナプス結合する。

5: 上肢に対応する線維は下肢に対応する線維よりも外側にある。

第34回午前:第62問

背臥位で強度の腰椎前弯がみられる原因として正しいのはどれか。  

1: 膝関節の伸展拘縮

2: 股関節の屈曲拘縮

3: 腰方形筋の筋力低下

4: 脊柱起立筋の筋力低下

5: 腹筋の筋力低下

第43回午前:第41問

関節可動域測定法(日本整形外科学会、日本リハビリテーション医学会基準による)における運動と前腕肢位の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 肩関節屈曲・伸展 - 回内位

2: 肩関節外旋・内旋 - 中間位

3: 肘関節屈曲・伸展 - 回外位

4: 手関節屈曲・伸展 - 回外位

5: 手関節橈屈・尺屈 - 中間位

第35回午後:第18問

上前腸骨棘に付着するのはどれか。2つ選べ。 ア.腸腰筋イ.縫工筋ウ.大腿筋膜張筋エ.大腿直筋オ.大殿筋  

1: ア

2: イ

3: ウ

4: エ

5: オ

第37回午前:第49問

ダニエルスらの徒手筋力テストにおいて段階1(Trace)の筋と触診部位との組合せで正しいのはどれか。  

1: 小円筋-肩甲骨外側縁

2: 大胸筋-腋窩

3: 肩甲下筋-肩甲骨下縁

4: 上腕筋-上腕外側

5: 回外筋-上腕骨内側上顆

第53回午前:第53問

外側腋窩隙を構成する筋はどれか。  

1: 棘上筋

2: 棘下筋

3: 広背筋

4: 大円筋

5: 肩甲下筋

  • 答え:4
  • 解説:外側腋窩隙は、小円筋、大円筋、上腕骨、上腕三頭筋長頭で囲まれた四角形の隙間であり、後上腕回旋動脈と腋窩神経が通っている。この問題では、外側腋窩隙を構成する筋を選ぶ必要がある。
  • 棘上筋は肩甲骨棘上窩から起始し、上腕骨大結節に停止するが、外側腋窩隙を構成していないため、正解ではありません。
  • 棘下筋は肩甲骨棘下窩から起始し、上腕骨大結節に停止するが、外側腋窩隙を構成していないため、正解ではありません。
  • 広背筋は下部胸椎・腰椎・仙椎棘突起、腸骨稜、下部肋骨、肩甲骨下角、胸腰筋膜から起始し、上腕骨小結節稜に停止するが、外側腋窩隙を構成していないため、正解ではありません。
  • 大円筋は肩甲骨下角から起始し、上腕骨小結節稜に停止する。この筋は外側腋窩隙を構成しているため、正解です。
  • 肩甲下筋は肩甲下窩から起始し、上腕骨小結節に停止するが、外側腋窩隙を構成していないため、正解ではありません。
  • 科目:解剖学(筋・骨格・神経系)
  • 重要度:プレミアム特典
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第35回午前:第75問

デュシェンヌ型筋ジストロフィーの理学療法について正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 近位筋の筋力増強訓練は避ける。

2: 股関節と膝関節の屈曲拘縮の予防・改善が重要である。

3: 立位・歩行時の尖足は膝を安定させる作用がある。

4: 立位・歩行時の腰椎前弯はバランスを崩す原因となる。

5: 歩行時の上半身の左右の振れの原因は背筋の筋力低下である。

第45回午前:第60問

筋腹が触診できるのはどれか。2つ選べ。  

1: 肩甲下筋

2: 腕橈骨筋

3: 長母指屈筋

4: 方形回内筋

5: 橈側手根屈筋

第44回午前:第42問

Danielsらの徒手筋力テストでみられる代償運動と筋との組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 肘関節屈曲 − 肘 筋

2: 手関節掌屈 − 浅指屈筋

3: 股関節屈曲 − 大腿二頭筋

4: 膝関節伸展 − 大腿筋膜張筋

5: 足関節背屈 − 後脛骨筋

第57回午前:第72問

膝関節屈曲運動の制限に関与するのはどれか。  

1: 斜膝窩靱帯の緊張

2: 前十字靱帯の緊張

3: 大腿後面と下腿後面の接触

4: 大腿骨の転がり運動の出現

5: 内側側副靱帯の緊張

  • 答え:3
  • 解説:膝関節屈曲運動の制限に関与するのは大腿後面と下腿後面の接触である。これは筋腹の接触により運動が制限されるためである。
  • 斜膝窩靱帯の緊張は、膝関節伸展と外旋の制限に関与しているため、屈曲運動の制限には関与しない。
  • 前十字靱帯の緊張は、膝関節伸展と内旋の制限に関与しているため、屈曲運動の制限には関与しない。
  • 大腿後面と下腿後面の接触は、膝関節屈曲運動の制限に関与する。これは筋腹の接触により運動が制限されるためである。
  • 膝関節完全伸展位から屈曲初期時に大腿骨の転がり運動が出現するが、これは正常な動きであり制限に関与しない。
  • 内側側副靱帯の緊張は、膝関節伸展と内旋の制限に関与しているため、屈曲運動の制限には関与しない。
  • 科目:運動学
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第35回午後:第15問

筋と支配神経との組合せで誤っているのはどれか。  

1: 長橈側手根伸筋-橈骨神経

2: 長母指外転筋-橈骨神経

3: 小指対立筋-正中神経

4: 浅指屈筋-正中神経

5: 母指内転筋-尺骨神経

第53回午後:第3問

関節可動域測定法(日本整形外科学会、日本リハビリテーション医学会基準による)で正しいのはどれか。2つ選べ。 

53_1_3

1: 頸部回旋

2: 頸部側屈

3: 胸腰部回旋

4: 胸腰部側屈

5: 胸腰部屈曲

第50回午前:第3問

Danielsらの徒手筋力テスト(股関節伸展の検査)を図に示す。正しいのはどれか。2つ選べ。 

50_0_3

1: 図1の肢位で段階2を検査できる。

2: 図1は大殿筋のみを分離して伸展力を検査している。

3: 図1は股関節屈曲拘縮がある場合のための変法である。

4: 図2の方法では両側同時に検査する。

5: 図2の方法では段階5~段階2まで検査できる。

第51回午後:第4問

Danielsらの徒手筋力テストで股関節内転筋の段階3を測定する際、図のような代償動作がみられた。代償動作を生じさせている筋はどれか。 

51_1_4

1: 腸骨筋

2: 梨状筋

3: 中殿筋

4: 大腿二頭筋

5: 内側広筋

第35回午前:第96問

誤っている組合せはどれか。  

1: トーマステスト-股関節屈曲拘縮

2: オーベルテスト-腸脛靭帯短縮

3: パトリック徴候-股関節外転筋短縮

4: SLR(下肢伸展挙上テスト)-ハムストリングス短縮

5: 尻上がり現象-大腿四頭筋短縮

第44回午後:第23問

深部腱反射と反射中枢との組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: C3、4 − 下顎反射

2: C5、6 − 上腕三頭筋反射

3: C6−T1 − 回内筋反射

4: L1、2 − 膝蓋腱反射

5: L5−S2 − アキレス腱反射

第42回午前:第1問

ダニエルスらの徒手筋力テストによる股関節外転、段階3(Fair)のテストを実施したところ図のような代償運動がみられた。この代償運動への関与が疑われる筋はどれか。2つ選べ。 

42_0_1

1: 小殿筋

2: 腸腰筋

3: 大腿直筋

4: 大腿筋膜張筋

5: 半腱様筋

第56回午後:第65問

排便機構について正しいのはどれか。  

1: 骨盤神経は便意に関与する。

2: 内肛門括約筋の弛緩は随意的に起こる。

3: 排便反射は仙髄から抑制を受けている。

4: 大腸の蠕動運動は縦走筋によって生じる。

5: 外肛門括約筋は下腹神経の作用で弛緩する。

  • 答え:1
  • 解説:排便機構に関する正しい選択肢は、骨盤神経が便意に関与するというものです。他の選択肢は、排便機構に関する誤った情報を含んでいます。
  • 骨盤神経は便意に関与するので正しいです。直腸内圧が40~50 mmHg以上に上昇すると、直腸壁に分布する骨盤神経が刺激され、便意が起こります。
  • 内肛門括約筋の弛緩は、不随意的に排便反射で起こるため、選択肢2は間違いです。
  • 排便反射は、仙髄(S2~4)により促進されるので、選択肢3は間違いです。
  • 大腸の蠕動運動は、縦走筋のみでなく縦走筋と環状筋の繰り返しの収縮により起こるため、選択肢4は間違いです。
  • 外肛門括約筋は随意支配を受けるため、陰部神経の作用で収縮、弛緩することができますが、選択肢5は下腹神経の作用で弛緩すると述べているため、間違いです。
  • 科目:生理学(消化・吸収・排泄系)
  • 重要度:プレミアム特典
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第43回午前:第43問

手の機能解剖で適切なのはどれか。2つ選べ。  

1: 手関節は背屈時に尺屈する。

2: 環指MP関節は伸展時に外転する。

3: 短母指外転筋は母指IP関節を伸展する。

4: 小指外転筋はMP関節を伸展する。

5: 外在筋は手の横アーチを支持する。

第34回午後:第1問

正しい組合せはどれか。2つ選べ。 ア.骨端-関節軟骨イ.骨幹-緻密質ウ.骨梁-シャーピー線維エ.骨膜-関節面オ.骨髄-ハバース管  

1: ア

2: イ

3: ウ

4: エ

5: オ