第56回午後第21問の類似問題

第44回午前:第94問

国際生活機能分類(ICF)における環境因子はどれか。  

1: 対人関係

2: 支援と関係

3: 運動・移動

4: 学習と知識の応用

5: コミュニケーション

第51回午前:第45問

ICFで身体構造・心身機能の第一評価点(小数点1桁)が示すのはどれか。  

1: 障害の程度や大きさ

2: 阻害因子の有無

3: 障害された範囲

4: 時間的な経過

5: 実行状況

第43回午前:第54問

国際生活機能分類(ICF)の活動制限に対するアプローチとして正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: ミルウォーキー装具装着

2: 障害筋の筋力増強

3: 利き手交換

4: 関節可動域拡大

5: 車椅子の練習

第41回午後:第68問

国際障害分類(ICIDH)と国際生活機能分類(ICF)で誤っているのはどれか。  

1: ICIDHとICFはWHOによって発表された。

2: ICIDHの機能・形態障害にはICFの心身機能・身体構造が対応する。

3: ICIDHの能力低下にはICFの活動が対応する。

4: ICIDHの社会的不利にはICFの参加が対応する。

5: ICIDHの背景因子にはICFの環境因子が対応する。

第40回午後:第63問

正しいのはどれか。  

1: 障害はICD(International Classification of Diseases)で分類される。

2: 能力低下(能力障害)とは社会レベルの障害である。

3: QOLとは主観的満足度を意味する。

4: ノーマライゼーションとは身体機能の正常化である。

5: ユニバーサル・デザインでは障害の有無にかかわらず使用可能な製品を目指す。

第48回午前:第82問

国際生活機能分類(ICF)で「活動」に含まれる項目はどれか。2つ選べ。  

1: 入浴

2: 移乗

3: 嚥下

4: 呼吸機能

5: 関節可動域

第57回午前:第42問

統合失調症に対する作業療法で、ICFの構成要素の「活動」に分類されるのはどれか。  

1: 認知の機能

2: 社会生活技能

3: 思考機能の統合

4: 社会からの隔離

5: 生物学的なストレス脆弱性

  • 答え:2
  • 解説:ICF(International Classification of Functioning, Disability and Health)は、人間の生活機能と障害の分類法であり、心身機能、活動、参加、環境因子、個人因子の5つの構成要素がある。この問題では、統合失調症に対する作業療法で「活動」に分類されるものを求めている。
  • 認知の機能は、個体としての身体と精神活動、視覚・聴覚、内臓諸臓器の機能であり、「心身機能」に分類されるため、この問題の答えではありません。
  • 社会生活技能は、「活動」に分類される。活動は動作を実行する目的があり、行動を構成する複数の動作からなる。歩行・移動、ADLから、調理・掃除などの家事行為・職業上の行為・余暇活動(趣味やスポーツなど)を実行するための能力が含まれる。このため、正しい答えは2です。
  • 思考機能の統合は、個人が行動を発現する基盤となる高次機能の1つであり、「心身機能」に分類されるため、この問題の答えではありません。
  • 社会からの隔離は、個人の意思と行動とは別に、規則や倫理といった集団による社会規範などにより個人の「心身機能」や「活動」に影響を与えるものであり、「環境因子」に含まれるため、この問題の答えではありません。
  • 生物学的なストレス脆弱性は、個体の心理特性であり、「心身機能」に分類されるため、この問題の答えではありません。
  • 科目:統合失調症
  • 重要度:プレミアム特典
  • 類似問題を見る
  • この問題について報告する

第45回午前:第82問

国際生活機能分類(ICF)で「活動」に含まれる項目はどれか。2つ選べ。  

1: 更衣

2: 嚥下

3: 入浴

4: 呼吸機能

5: 関節可動域

第42回午前:第46問

国際生活機能分類(ICF)で「活動」に含まれる項目はどれか。  

1: 四肢の筋力

2: 言語表出

3: 心機能

4: 歩 行

5: 嚥 下

第50回午前:第82問

国際生活機能分類(ICF)で活動に含まれるのはどれか。  

1: 嚥下

2: 歩行

3: 言語表出

4: 呼吸機能

5: 関節の可動性

第52回午後:第46問

ICFの脳卒中Brief core setに含まれるのはどれか。  

1: 歩行

2: 痛みの感覚

3: 運動耐容能

4: 関節の可動性

5: レクリエーションとレジャー

第53回午前:第48問

脳卒中後の在宅高齢者について、ICFにおける活動の評価に最も関連する情報はどれか。  

1: 住環境

2: 家族関係

3: 認知機能

4: 外出時の交通手段

5: 活用可能なインフォーマルサービスの有無

第53回午前:第22問

国際疾病分類ICD-10について正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 作成したのはWHOである。

2: 障害の階層性を表している。

3: 生活モデルに基づく分類である。

4: 精神障害に特化した分類である。

5: 我が国の死因統計はこの分類に準拠している。

  • 答え:1 ・5
  • 解説:国際疾病分類ICD-10は、世界保健機関(WHO)が作成した疾病や健康問題の分類システムであり、各国の死因統計などに使用されている。
  • 正しい。ICD-10は世界保健機関(WHO)が作成した国際的な疾病分類システムである。
  • 間違い。ICD-10は疾病や健康問題の分類システムであり、障害の階層性を表すものではない。
  • 間違い。ICD-10は疾病や健康問題の分類システムであり、生活モデルに基づく分類ではない。
  • 間違い。ICD-10は疾病や健康問題全般を対象とした分類システムであり、精神障害に特化した分類ではない。精神障害に特化した分類は、例えばDSM(Diagnostic and Statistical Manual of Mental Disorders)がある。
  • 正しい。日本を含む多くの国では、ICD-10に基づいて分類されたデータをもとに、死因統計を公表している。
  • 科目:基礎作業療法学・作業療法管理学
  • 重要度:プレミアム特典
  • 類似問題を見る
  • この問題について報告する

第42回午前:第49問

FIMの評価項目で正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 各項目0~7点で評価する。

2: 日常実際に行っている状態を評価する。

3: 運動項目と認知項目から成り立っている。

4: 介助者が必要でなければ5点以上と判定する。

5: 問題解決はコミュニケーションの下位項目である。