第55回午後第56問の類似問題

第36回午前:第93問

ダニエルスらの徒手筋力テストにおいて段階1(Trace)の筋と触診位置との組合せで正しいのはどれか。  

1: 腸腰筋-上前腸骨棘直下

2: 前鋸筋-鎖骨外側

3: 棘下筋-肩甲骨内側縁

4: 肩甲下筋-腋窩中心

5: ヒラメ筋-腓腹部近位

第43回午前:第46問

上下肢の計測で正しい組合せはどれか。2つ選べ。  

1: 上肢長 - 肩峰から尺骨茎状突起まで

2: 上腕周径 - 上腕の中央部

3: 前腕周径 - 前腕の最大膨隆部

4: 大腿長 - 大転子から外側膝関節裂隙

5: 下肢長 - 上前腸骨棘から足関節外果

第42回午前:第62問

前腕能動義手のパーツと役割との組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: ソケット-切断部の長さを代償する。

2: ケーブル-手先具に力を伝達する。

3: 三角筋パッド-ハウジングの角度を調節する。

4: リテーナー-ハーネスの装着感を向上させる。

5: 手継手-手先具の開閉効率を向上させる。

第35回午後:第9問

誤っているのはどれか。  

1: 左右の前大脳動脈は前交通動脈を介して吻合する。

2: 左右の椎骨動脈は合流して脳底動脈となる。

3: 内頸動脈は中大脳動脈と前大脳動脈とに分かれる。

4: 左右の後大脳動脈は後交通動脈を介して吻合する。

5: 脳底動脈は左右の後大脳動脈に分かれる。

第36回午後:第17問

関節の分類と関節との組合せで誤っているのはどれか。  

1: 球関節-肩関節

2: 鞍関節-母指の手根中手関節

3: 車軸関節-上橈尺関節

4: 顆状関節-手根間関節

5: 蝶番関節-指節間関節

第36回午前:第6問

図は右片麻痺患者が右体側に置かれたブロックを左手で左体側方向へ移動させているところである。この作業について誤っているのはどれか。 

36_0_6

1: 患側上肢に体重を負荷し肘屈筋と伸筋との同時収縮を得る。

2: 患側の手指伸展によって前腕屈筋群の筋緊張を高める。

3: 短縮傾向にある患側体幹の伸張を図る。

4: 患側肩甲骨の内外転を得る。

5: 患側肩関節の内外旋を得る。

第51回午後:第70問

基本肢位からの股関節の運動とそれに作用する筋の組合せで正しいのはどれか。  

1: 外転――――薄筋

2: 外旋――――半腱様筋

3: 屈曲――――恥骨筋

4: 内旋――――大殿筋

5: 内転――――梨状筋

第57回午前:第53問

深部反射と反射中枢の組合せで誤っているのはどれか。  

1: 上腕二頭筋反射 ── C5・6

2: 上腕三頭筋反射 ── C7・8

3: 腕橈骨筋反射 ── C8・Thl

4: 膝蓋腱反射 ── L2~4

5: アキレス腱反射 ── Sl・2

  • 答え:3
  • 解説:深部反射は、筋肉の伸張を感知し、適切な反応を引き起こす神経反射であり、それぞれの反射には特定の脊髄神経節が関与している。この問題では、深部反射とその反射中枢の組み合わせに関して正しいものを選ぶ。
  • 上腕二頭筋反射は、上腕二頭筋の伸張を感知し、適切な反応を引き起こす反射であり、その反射中枢はC5・6であるため、正しい組み合わせである。
  • 上腕三頭筋反射は、上腕三頭筋の伸張を感知し、適切な反応を引き起こす反射であり、その反射中枢はC7・8(主にC7)であるため、正しい組み合わせである。
  • 腕橈骨筋反射の反射中枢は、C5,C6(主にC6)であり、誤りのため正解である。C8・Thlは、回内筋反射である。
  • 膝蓋腱反射は、膝蓋腱の伸張を感知し、適切な反応を引き起こす反射であり、その反射中枢はL2~4であるため、正しい組み合わせである。
  • アキレス腱反射は、アキレス腱の伸張を感知し、適切な反応を引き起こす反射であり、その反射中枢はL5、Sl・2であるため、正しい組み合わせである。
  • 科目:解剖学(筋・骨格・神経系)
  • 重要度:プレミアム特典
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第42回午後:第43問

筋と作用との組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 小殿筋-股関節外旋

2: 大腿筋膜張筋-股関節屈曲

3: 恥骨筋-股関節内転

4: 大腿直筋-股関節伸展

5: 縫工筋-股関節内旋

第39回午後:第44問

関節可動域で誤っているのはどれか。  

1: 手指屈曲は手関節掌屈で小さくなる。

2: 股関節屈曲は膝関節伸展で小さくなる。

3: 膝関節屈曲は股関節伸展で小さくなる。

4: 足関節背屈は膝関節屈曲で小さくなる。

5: 足指屈曲は足関節底屈で小さくなる。

第45回午前:第60問

筋腹が触診できるのはどれか。2つ選べ。  

1: 肩甲下筋

2: 腕橈骨筋

3: 長母指屈筋

4: 方形回内筋

5: 橈側手根屈筋

第57回午後:第30問

上腕能動義手の適合検査項目とその不適合の原因との組合せで正しいのはどれか。  

1: 義手装着時の肩関節可動域―――――――――肘プーリーユニット取り付け位置の不良

2: 前腕部(肘継手)の屈曲可動域―――――――ソケットのトリミング不良

3: 肘の最大屈曲に要する肩関節の屈曲角度―――ケーブルの長さの不良

4: 回旋力に対する安定性―――――――――――ハーネスの調整不良

5: 引っ張り荷重(下垂力)に対する安定性―――リテーナーの位置不良

第35回午前:第35問

関節可動域測定法(日本整形外科学会、日本リハビリテーション医学会基準による)で誤っているのはどれか。 

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1: 肩外転

2: 手伸展

3: 股伸展

4: 足部外がえし

5: 頸部側屈

第45回午前:第6問

65歳の男性。右上腕外側の持続圧迫による橈骨神経麻痺。発症後3日。橈骨神経領域の感覚障害がある。Danielsらの徒手筋力テストで腕橈骨筋3、橈側手根伸筋2、尺側手根伸筋2、指伸筋2、長母指外転筋2、示指伸筋1である。この患者に対する作業療法で適切なのはどれか。2つ選べ。  

1: 手関節の伸展他動運動

2: MP関節伸展の抵抗運動

3: Capener装具による示指伸張

4: コックアップスプリントの装着

5: 手関節伸筋に対する遠心性収縮による筋力強化

第50回午前:第52問

筋と支配神経の組合せで正しいのはどれか。  

1: 腸骨筋 - 大腿神経

2: 大殿筋 - 上殿神経

3: 小殿筋 - 下殿神経

4: 前脛骨筋 - 脛骨神経

5: 内閉鎖筋 - 閉鎖神経

第55回午後:第23問

四肢長と測定部位の組合せで正しいのはどれか。  

1: 棘果長―――上前腸骨棘の最下端から内果の最下端まで

2: 手長――――橈骨茎状突起の最下端から中指の先端まで

3: 上腕長―――肩峰の最前端から肘頭の最突出点まで

4: 前腕長―――肘頭の最上端から尺骨茎状突起の最下端まで

5: 転子果長――小転子の最上端から外果の外側突出点まで

第44回午後:第4問

膝関節で正しいのはどれか。  

1: 生理的に内反している。

2: 前十字靭帯は膝で最も強い靭帯である。

3: 内側側副靭帯は内反によって緊張する。

4: 半月板は関節面の適合性を良好にする。

5: 膝蓋腱は大腿四頭筋の力を腓骨に伝える。

第54回午前:第82問

ASIAの評価法における脊髄の髄節とそのkey muscleの組合せで正しいのはどれか。  

1: C6――上腕二頭筋

2: C8――上腕三頭筋

3: T1――小指外転筋

4: L1――大腿四頭筋

5: L5――前脛骨筋

  • 答え:3
  • 解説:ASIAの評価法では、脊髄の髄節ごとにkey muscleが定められており、それぞれの髄節の機能を評価するために用いられます。この問題では、正しい髄節とkey muscleの組合せを選ぶ必要があります。
  • C6のkey muscleは長・短橈側手根伸筋であり、上腕二頭筋はC5のkey muscleです。従って、この選択肢は間違いです。
  • C8のkey muscleは中指深指屈筋であり、上腕三頭筋はC7のkey muscleです。従って、この選択肢は間違いです。
  • T1のkey muscleは小指外転筋であり、この選択肢は正しいです。
  • L1にはASIAのkey muscleは存在しません。大腿四頭筋はL3のkey muscleです。従って、この選択肢は間違いです。
  • L5のkey muscleは長母趾伸筋であり、前脛骨筋はL4のkey muscleです。従って、この選択肢は間違いです。
  • 科目:神経・筋系の障害と臨床医学
  • 重要度:プレミアム特典
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第52回午前:第72問

股関節の運動とそれに作用する筋の組合せで正しいのはどれか。  

1: 屈曲――――梨状筋

2: 伸展――――大腰筋

3: 内転――――薄筋

4: 内旋――――上双子筋

5: 外旋――――半腱様筋

第52回午後:第70問

肩関節の運動とそれに作用する筋の組合せで正しいのはどれか。  

1: 屈曲――――棘上筋

2: 伸展――――大円筋

3: 外転――――棘下筋

4: 外旋――――肩甲下筋

5: 内旋――――小円筋