第55回午前第59問の類似問題

第36回午後:第2問

視覚系について正しいのはどれか。  

1: 硝子体はカメラのレンズの役割を果たす。

2: 瞳孔括約筋は動眼神経が支配している。

3: 視神経乳頭は中心視野に関与する。

4: 眼球運動は顔面神経が関与する。

5: 各大脳半球は同側視野からの情報を受ける。

第57回午後:第53問

神経核が橋に位置するのはどれか。  

1: 副神経

2: 滑車神経

3: 顔面神経

4: 舌咽神経

5: 舌下神経

  • 答え:3
  • 解説:脳神経は中脳、橋、延髄の神経核に位置しており、それぞれの部位から特定の神経が発生しています。橋からは三叉神経、外転神経、顔面神経、内耳神経が位置しています。
  • 副神経は間違いで、副神経は延髄から発生しています。
  • 滑車神経は間違いで、滑車神経は中脳から発生しています。
  • 顔面神経は正解で、顔面神経は橋から発生しています。
  • 舌咽神経は間違いで、舌咽神経は延髄から発生しています。
  • 舌下神経は間違いで、舌下神経は延髄から発生しています。
  • 科目:解剖学(筋・骨格・神経系)
  • 重要度:プレミアム特典
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第40回午後:第15問

感覚支配で正しい組合せはどれか。  

1: 母指背側-正中神経

2: 前腕尺側-筋皮神経

3: 上腕内側-橈骨神経

4: 足指背側-脛骨神経

5: 下腿内側-伏在神経

第54回午後:第62問

副交感神経線維を含むのはどれか。2つ選べ。  

1: 動眼神経

2: 滑車神経

3: 内耳神経

4: 迷走神経

5: 舌下神経

  • 答え:1 ・4
  • 解説:副交感神経線維は、自律神経系の一部であり、身体のリラックスや消化などの機能を担当しています。この問題では、副交感神経線維を含む神経を選ぶ必要があります。
  • 動眼神経は、体性遠心性線維、体性求心性線維、内臓遠心性線維(副交感神経)を含むため、正しい選択肢です。
  • 滑車神経は、体性遠心性線維、体性求心性線維を含むが、副交感神経線維は含まないため、間違った選択肢です。
  • 内耳神経は、体性求心性線維を含むが、副交感神経線維は含まないため、間違った選択肢です。
  • 迷走神経は、特殊内臓遠心性線維、体性求心性線維、内臓遠心性線維(副交感神経)、内臓求心性線維を含むため、正しい選択肢です。
  • 舌下神経は、体性遠心性線維を含むが、副交感神経線維は含まないため、間違った選択肢です。
  • 科目:解剖学(筋・骨格・神経系)
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第40回午後:第5問

脳神経と支配筋との組合せで誤っているのはどれか。  

1: 動眼神経-上斜筋

2: 三叉神経-咬筋

3: 顔面神経-広頸筋

4: 舌下神経-縦舌筋

5: 副神経-僧帽筋

第40回午後:第18問

視覚系について正しいのはどれか。  

1: 虹彩はカメラのレンズの役割を果たす。

2: 瞳孔括約筋は動眼神経が支配している。

3: 視神経乳頭は中心視野に関与する。

4: 眼球運動には顔面神経が関与する。

5: 各大脳半球は同側視野からの情報を受ける。

第42回午後:第13問

腰神経叢に含まれるのはどれか。  

1: 大腿神経

2: 上殿神経

3: 下殿神経

4: 陰部神経

5: 坐骨神経

第36回午後:第13問

誤っている組合せはどれか。  

1: 動眼神経-開眼運動

2: 顔面神経-顔面感覚

3: 舌咽神経-味 覚

4: 迷走神経-内臓感覚

5: 舌下神経-舌運動

第54回午後:第26問

小指の感覚をつかさどる神経根と末梢神経の組合せはどれか。  

1: 第6頸髄神経根―橈骨神経

2: 第7頸髄神経根―正中神経

3: 第7頸髄神経根―尺骨神経

4: 第8頸髄神経根―正中神経

5: 第8頸髄神経根―尺骨神経

  • 答え:5
  • 解説:小指の感覚をつかさどる神経根と末梢神経の組合せは、第8頸髄神経根と尺骨神経である。第8頸髄神経根からの末梢神経は、腋窩神経、正中神経、橈骨神経、尺骨神経をなし、尺骨神経の知覚支配領域に小指が含まれる。
  • 第6頸髄神経根からの末梢神経は、筋皮神経、腋窩神経、正中神経、橈骨神経をなすが、橈骨神経の知覚支配領域は母指や手背橈側であり、小指の感覚をつかさどる神経ではない。
  • 第7頸髄神経根からの末梢神経は、筋皮神経、腋窩神経、正中神経、橈骨神経をなすが、正中神経の知覚支配領域は手背の母指尺側~環指橈側や手掌の母指~環指橈側と手掌部であり、小指の感覚をつかさどる神経ではない。
  • 尺骨神経の知覚支配領域は、手背・手掌の環指尺側~小指であるが、尺骨神経は第7頸髄神経根からの末梢神経ではないため、この選択肢は正しくない。
  • 第8頸髄神経根からの末梢神経は、腋窩神経、正中神経、橈骨神経、尺骨神経をなすが、正中神経の知覚支配領域には小指は含まれないため、この選択肢は正しくない。
  • 尺骨神経は第8頸髄神経根からの末梢神経であり、知覚支配領域に小指も含まれるため、この選択肢が正しい。
  • 科目:整形外科疾患
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第36回午後:第39問

表情筋でないのはどれか。  

1: 皺眉筋

2: 側頭筋

3: 眼輪筋

4: 口輪筋

5: 広頚筋

第53回午前:第61問

反射と脳神経の組合せで正しいのはどれか。  

1: 角膜反射―――――視神経

2: 対光反射―――――動眼神経

3: 前庭動眼反射―――三叉神経

4: 下顎反射―――――顔面神経

5: 咽頭反射―――――副神経

  • 答え:2
  • 解説:この問題では、反射とそれに関連する脳神経の組み合わせを正しく選ぶ必要があります。正しい組み合わせは、対光反射と動眼神経です。
  • 角膜反射は求心路が三叉神経、遠心路が顔面神経であるため、視神経との組み合わせは正しくありません。視神経は対光反射に関与します。
  • 対光反射は正しい組み合わせで、求心路が視神経、遠心路が動眼神経です。この反射は、光が目に入ると瞳孔が収縮する現象を指します。
  • 前庭動眼反射は、求心路が前庭神経、遠心路が動眼神経、滑車神経、外転神経であるため、三叉神経との組み合わせは正しくありません。三叉神経は角膜反射に関与します。
  • 下顎反射は、求心路・遠心路ともに三叉神経であるため、顔面神経との組み合わせは正しくありません。顔面神経は角膜反射に関与します。
  • 咽頭反射は、主に求心路が舌咽神経、遠心路が迷走神経であるため、副神経との組み合わせは正しくありません。副神経は、上位の頸神経と合して胸鎖乳突筋と僧帽筋に分布します。
  • 科目:生理学(筋・感覚・神経系)
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第54回午後:第53問

外眼筋の中で動眼神経の支配でないのはどれか。  

1: 上斜筋

2: 下斜筋

3: 上直筋

4: 下直筋

5: 上眼瞼挙筋

  • 答え:1
  • 解説:外眼筋は眼球の動きを制御する筋肉で、その中で動眼神経が支配していない筋肉は上斜筋であり、滑車神経が支配しています。
  • 上斜筋は滑車神経支配であり、動眼神経の支配ではないため、正解です。
  • 下斜筋は動眼神経下枝支配であり、動眼神経の支配であるため、間違いです。
  • 上直筋は動眼神経上枝支配であり、動眼神経の支配であるため、間違いです。
  • 下直筋は動眼神経下枝支配であり、動眼神経の支配であるため、間違いです。
  • 上眼瞼挙筋は動眼神経上枝支配であり、動眼神経の支配であるため、間違いです。
  • 科目:解剖学(筋・骨格・神経系)
  • 重要度:プレミアム特典
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第56回午前:第24問

感覚機能について正しいのはどれか。  

1: 聴覚路は上側頭回に至る。

2: 視覚路は内側膝状体を通る。

3: 深部覚は脊髄視床路を上行する。

4: 痛覚は脊髄内で後索を上行する。

5: 味覚は副神経を経由して伝わる。

第57回午後:第54問

運動神経線維のみの脳神経はどれか。2つ選べ。  

1: 滑車神経

2: 三叉神経

3: 顔面神経

4: 舌咽神経

5: 舌下神経

  • 答え:1 ・5
  • 解説:運動神経のみの脳神経は、滑車神経、外転神経、副神経、舌下神経である。感覚機能のみの神経は、嗅神経、視神経、内耳神経である。複数の神経が関与する神経は、動眼神経、三叉神経、顔面神経、舌咽神経、迷走神経である。
  • 滑車神経は運動神経のみの脳神経であり、目の外側直筋を支配しています。そのため、正解です。
  • 三叉神経は運動神経と感覚神経が関与する脳神経であり、顔面の感覚や咀嚼筋の運動を支配しています。そのため、間違いです。
  • 顔面神経は運動神経、感覚神経、自律神経が関与する脳神経であり、顔面の表情筋の運動や味覚、涙腺・唾液腺の分泌を支配しています。そのため、間違いです。
  • 舌咽神経は運動神経、感覚神経、自律神経が関与する脳神経であり、咽頭の筋肉の運動や咽頭の感覚、舌の後部の味覚を支配しています。そのため、間違いです。
  • 舌下神経は運動神経のみの脳神経であり、舌の筋肉を支配しています。そのため、正解です。
  • 科目:解剖学(筋・骨格・神経系)
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第55回午前:第55問

腰神経叢に含まれるのはどれか。  

1: 陰部神経

2: 下殿神経

3: 坐骨神経

4: 上殿神経

5: 大腿神経

  • 答え:5
  • 解説:腰神経叢は第1~3腰神経前枝の全部と、第4腰神経前枝の一部からなります。選択肢の中で腰神経叢に含まれるのは大腿神経です。
  • 陰部神経は仙骨神経叢の枝であり、腰神経叢には含まれません。
  • 下殿神経は仙骨神経叢の枝であり、腰神経叢には含まれません。
  • 坐骨神経は仙骨神経叢の枝であり、腰神経叢には含まれません。
  • 上殿神経は仙骨神経叢の枝であり、腰神経叢には含まれません。
  • 大腿神経は腰神経叢の枝の中で最大のものであり、腰神経叢に含まれます。大腰筋の外側縁下部から、大腰筋と腸骨筋との間を外側下方に下行しながら、腸骨筋に筋枝を出す。
  • 科目:解剖学(筋・骨格・神経系)
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第56回午後:第56問

体性感覚神経の一次ニューロンの細胞体があるのはどれか。  

1: 延 髄

2: 視 床

3: 脊髄後角

4: 大脳皮質

5: 脊髄後根神経節

  • 答え:5
  • 解説:体性感覚神経は、感覚情報を末梢の受容器から脊髄神経節へ伝える一次ニューロン、脊髄または脳幹へ伝える二次ニューロン、視床へ伝える三次ニューロンの3段階で構成されています。この問題では、一次ニューロンの細胞体がどこにあるかを問うています。
  • 延髄は、二次ニューロンが存在する場所であり、一次ニューロンの細胞体がある場所ではありません。
  • 視床は、三次ニューロンが存在する場所であり、一次ニューロンの細胞体がある場所ではありません。
  • 脊髄後角は、二次ニューロンが存在する場所であり、一次ニューロンの細胞体がある場所ではありません。
  • 大脳皮質は、三次ニューロンが存在する場所であり、一次ニューロンの細胞体がある場所ではありません。
  • 脊髄後根神経節は、体性感覚神経の一次ニューロンの細胞体がある場所であり、正しい答えです。
  • 科目:解剖学(筋・骨格・神経系)
  • 重要度:プレミアム特典
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第44回午後:第26問

正しいのはどれか。  

1: 瞳孔散大は副交感神経の作用である。

2: 視細胞の錐状体は明暗感覚に関与する。

3: 視神経乳頭部は視力の最も良い部分である。

4: 内側膝状体は視覚伝導路に含まれる。

5: 左視野の視覚情報は右後頭葉に入力する。

第56回午後:第61問

三叉神経が関与するのはどれか。  

1: 咽頭反射

2: 角膜反射

3: 咳反射

4: 前庭眼反射

5: 対光反射

  • 答え:2
  • 解説:三叉神経は顔面の感覚や咀嚼筋の運動を担当しており、角膜反射に関与しています。他の選択肢に挙げられた反射は、それぞれ異なる神経が関与しています。
  • 咽頭反射は、舌咽神経と迷走神経が関与しています。舌咽神経は咽頭の感覚を担当し、迷走神経は咽頭の筋肉を制御します。
  • 角膜反射は、三叉神経と顔面神経が関与しています。三叉神経は角膜の感覚を担当し、顔面神経は眼瞼を閉じる筋肉を制御します。この反射は正しい選択肢です。
  • 咳反射は、迷走神経が関与しています。迷走神経は気道の感覚を担当し、咳を引き起こす筋肉を制御します。
  • 前庭眼反射は、前庭神経と動眼神経が関与しています。前庭神経は平衡感覚を担当し、動眼神経は眼球の運動を制御します。
  • 対光反射は、視神経と動眼神経が関与しています。視神経は光の感覚を担当し、動眼神経は瞳孔を狭める筋肉を制御します。
  • 科目:生理学(筋・感覚・神経系)
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第48回午後:第38問

一側の顔面神経麻痺の評価で優先度の低いのはどれか。  

1: Synkinesis(随伴運動)の程度

2: 前頭筋の筋力

3: 咀嚼筋の筋力

4: 味覚の程度

5: 兎眼の程度

第41回午後:第38問

表情筋に含まれないのはどれか。  

1: 眼輪筋

2: 大頬骨筋

3: 笑筋

4: 側頭筋

5: 口輪筋