第57回午後第53問の類似問題

第49回午後:第54問

舌の運動を支配する神経の神経核があるのはどれか。  

1: 間脳

2: 中脳

3: 橋

4: 延髄

5: 脊髄

第41回午後:第8問

脳神経核で延髄にないのはどれか。  

1: 迷走神経核

2: 顔面神経核

3: 舌下神経核

4: 副神経核

5: 舌咽神経核

第57回午後:第54問

運動神経線維のみの脳神経はどれか。2つ選べ。  

1: 滑車神経

2: 三叉神経

3: 顔面神経

4: 舌咽神経

5: 舌下神経

  • 答え:1 ・5
  • 解説:運動神経のみの脳神経は、滑車神経、外転神経、副神経、舌下神経である。感覚機能のみの神経は、嗅神経、視神経、内耳神経である。複数の神経が関与する神経は、動眼神経、三叉神経、顔面神経、舌咽神経、迷走神経である。
  • 滑車神経は運動神経のみの脳神経であり、目の外側直筋を支配しています。そのため、正解です。
  • 三叉神経は運動神経と感覚神経が関与する脳神経であり、顔面の感覚や咀嚼筋の運動を支配しています。そのため、間違いです。
  • 顔面神経は運動神経、感覚神経、自律神経が関与する脳神経であり、顔面の表情筋の運動や味覚、涙腺・唾液腺の分泌を支配しています。そのため、間違いです。
  • 舌咽神経は運動神経、感覚神経、自律神経が関与する脳神経であり、咽頭の筋肉の運動や咽頭の感覚、舌の後部の味覚を支配しています。そのため、間違いです。
  • 舌下神経は運動神経のみの脳神経であり、舌の筋肉を支配しています。そのため、正解です。
  • 科目:解剖学(筋・骨格・神経系)
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第34回午後:第12問

顔面の皮膚感覚を支配する神経はどれか。  

1: 三叉神経

2: 顔面神経

3: 舌咽神経

4: 迷走神経

5: 滑車神経

第55回午前:第51問

自律神経系の機能をもつのはどれか。  

1: 視神経

2: 滑車神経

3: 三叉神経

4: 迷走神経

5: 舌下神経

  • 答え:4
  • 解説:自律神経系の機能を持つ脳神経は、動眼神経、顔面神経、舌咽神経、迷走神経であり、この中で選択肢にあるのは迷走神経です。
  • 視神経は感覚(求心性)神経線維のみで構成され、視覚情報を伝達する役割がありますが、自律神経系の機能は持っていません。
  • 滑車神経は運動(遠心性)神経線維のみで構成され、眼球の外側直筋を制御する役割がありますが、自律神経系の機能は持っていません。
  • 三叉神経は感覚(求心性)神経線維と運動(遠心性)神経線維の両方を含み、顔面の感覚や咀嚼筋の運動を制御する役割がありますが、自律神経系の機能は持っていません。
  • 迷走神経は感覚(求心性)神経線維と運動(遠心性)神経線維に加え、副交感神経節前線維を持ち、自律神経系の機能を持っています。迷走神経は内臓器官の働きを調節し、心拍数の低下や消化機能の促進などの役割があります。
  • 舌下神経は運動(遠心性)神経線維のみで構成され、舌の筋肉を制御する役割がありますが、自律神経系の機能は持っていません。
  • 科目:解剖学(筋・骨格・神経系)
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第56回午前:第55問

頸動脈小体を支配するのはどれか。  

1: 滑車神経

2: 三叉神経

3: 顔面神経

4: 舌咽神経

5: 副神経

  • 答え:4
  • 解説:頸動脈小体は酸素センサーであり、舌咽神経を介して呼吸中枢である延髄に情報を送ります。このため、頸動脈小体を支配する神経は舌咽神経です。
  • 滑車神経は正しくありません。滑車神経は外眼筋の一つである上斜筋を支配する運動神経であり、頸動脈小体とは関係がありません。
  • 三叉神経は正しくありません。三叉神経は眼神経、上顎神経、下顎神経に分かれる運動性と感覚性神経の混合神経であり、頸動脈小体とは関係がありません。
  • 顔面神経は正しくありません。顔面神経は顔面筋を支配する運動神経、涙腺などの分泌作用制御の副交感神経、味覚に関わる感覚神経の混合神経であり、頸動脈小体とは関係がありません。
  • 舌咽神経は正しい答えです。舌咽神経は運動性、知覚性、味覚性、副交感性神経の混合神経であり、扁桃、咽頭、舌、中耳、頸動脈小体からの知覚を送っています。頸動脈小体は酸素センサーであり、舌咽神経を介して呼吸中枢である延髄に情報を送ります。
  • 副神経は正しくありません。副神経は胸鎖乳突筋と僧帽筋の運動性神経であり、頸動脈小体とは関係がありません。
  • 科目:解剖学(筋・骨格・神経系)
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第41回午後:第9問

脳神経の中で副交感神経線維を含まないのはどれか。  

1: 動眼神経

2: 三叉神経

3: 顔面神経

4: 舌咽神経

5: 迷走神経

第49回午後:第57問

味覚を支配するのはどれか。2つ選べ。  

1: 滑車神経

2: 顔面神経

3: 舌咽神経

4: 副神経

5: 舌下神経

第55回午後:第66問

脳神経とその働きの組合せで正しいのはどれか。  

1: 顔面神経――軟口蓋の挙上

2: 三叉神経――下顎の運動

3: 舌咽神経――舌の運動

4: 舌下神経――唾液分泌

5: 迷走神経――口唇閉鎖

  • 答え:2
  • 解説:この問題では、脳神経とその働きの正しい組み合わせを選ぶ必要があります。脳神経は、脳から出ている神経のことで、それぞれ異なる機能を持っています。
  • 顔面神経は、顔面の表情筋を支配する運動神経、舌前2/3の味覚を伝える感覚神経、舌下腺を支配する副交感神経からなります。軟口蓋の挙上には、三叉神経、舌咽神経、迷走神経などが関与するため、この選択肢は間違いです。
  • 三叉神経は、顔面の体性感覚を伝える感覚神経、咀嚼筋を支配する運動神経からなります。下顎の運動は、三叉神経の第3枝である下顎神経によって行われるため、この選択肢は正しいです。
  • 舌咽神経は、舌後1/3の味覚と咽頭の感覚を伝える感覚神経、咽頭の嚥下運動を起こす運動神経、耳下腺を支配する副交感神経からなります。舌の運動は舌下神経によって行われるため、この選択肢は間違いです。
  • 舌下神経は、舌筋を支配する運動神経からなります。唾液分泌は、顔面神経、舌咽神経によって行われるため、この選択肢は間違いです。
  • 迷走神経は、咽頭・喉頭を支配する感覚神経と運動神経、胸腹部内臓を支配する副交感神経からなります。口唇閉鎖は顔面神経によって行われるため、この選択肢は間違いです。
  • 科目:生理学(筋・感覚・神経系)
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第38回午後:第10問

脳神経核と存在部位との組合せで誤っているのはどれか。  

1: 動眼神経-中脳

2: 迷走神経-延髄

3: 外転神経-橋

4: 舌下神経-延髄

5: 副神経-中脳

第44回午後:第10問

延髄にない神経核はどれか。  

1: 舌下神経核

2: 動眼神経核

3: 前庭神経核

4: 蝸牛神経核

5: 迷走神経背側核

第54回午後:第62問

副交感神経線維を含むのはどれか。2つ選べ。  

1: 動眼神経

2: 滑車神経

3: 内耳神経

4: 迷走神経

5: 舌下神経

  • 答え:1 ・4
  • 解説:副交感神経線維は、自律神経系の一部であり、身体のリラックスや消化などの機能を担当しています。この問題では、副交感神経線維を含む神経を選ぶ必要があります。
  • 動眼神経は、体性遠心性線維、体性求心性線維、内臓遠心性線維(副交感神経)を含むため、正しい選択肢です。
  • 滑車神経は、体性遠心性線維、体性求心性線維を含むが、副交感神経線維は含まないため、間違った選択肢です。
  • 内耳神経は、体性求心性線維を含むが、副交感神経線維は含まないため、間違った選択肢です。
  • 迷走神経は、特殊内臓遠心性線維、体性求心性線維、内臓遠心性線維(副交感神経)、内臓求心性線維を含むため、正しい選択肢です。
  • 舌下神経は、体性遠心性線維を含むが、副交感神経線維は含まないため、間違った選択肢です。
  • 科目:解剖学(筋・骨格・神経系)
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第47回午後:第56問

咽頭部の表在感覚を支配するのはどれか。2つ選べ。  

1: 三叉神経

2: 顔面神経

3: 舌咽神経

4: 迷走神経

5: 舌下神経

第48回午後:第93問

嚥下に関わる神経とその働きの組合せで正しいのはどれか。  

1: 三叉神経 − 口唇閉鎖

2: 顔面神経 − 下顎の運動

3: 迷走神経 − 嚥下反射

4: 舌咽神経 − 舌の運動

5: 舌下神経 − 唾液分泌

第35回午後:第11問

脳神経と筋との組合せで誤っているのはどれか。  

1: 滑車神経 - 上斜筋

2: 外転神経 - 外直筋

3: 顔面神経 - 咬 筋

4: 副神経 - 胸鎖乳突筋

5: 舌下神経 - 舌 筋

第54回午前:第52問

脳神経と支配筋の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 滑車神経―眼輪筋

2: 三叉神経―咬筋

3: 顔面神経―広頸筋

4: 舌咽神経―舌筋

5: 副神経――側頭筋

  • 答え:2 ・3
  • 解説:この問題では、正しい脳神経と支配筋の組み合わせを選ぶ必要があります。正しい組み合わせは、2(三叉神経―咬筋)と5(副神経―側頭筋)です。
  • 滑車神経は眼輪筋を支配していません。眼輪筋は顔面神経の側頭枝と頬骨枝によって支配されています。
  • 三叉神経は咬筋を支配しており、正しい組み合わせです。咬筋は三叉神経の第3枝である下顎神経によって支配されています。
  • 顔面神経は広頸筋を支配していません。広頸筋は顔面神経によって支配されています。
  • 舌咽神経は舌筋を支配していません。舌筋の運動は舌下神経によって支配されています。また、舌筋の体性感覚は前2/3が三叉神経第3枝の舌神経、後1/3が舌咽神経によって支配されています。味覚は前2/3が顔面神経、後1/3が舌咽神経によって支配されています。
  • 副神経は側頭筋を支配しており、正しい組み合わせです。側頭筋は三叉神経第3枝である下顎神経によって支配されています。
  • 科目:解剖学(筋・骨格・神経系)
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第50回午後:第58問

上咽頭後壁の触覚をつかさどる神経はどれか。  

1: 舌咽神経

2: 顔面神経

3: 迷走神経

4: 三叉神経

5: 第2頸神経

第34回午後:第11問

副交感神経が含まれる脳神経はどれか。2つ選べ。 ア.嗅神経イ.三叉神経ウ.顔面神経エ.迷走神経オ.舌下神経  

1: ア

2: イ

3: ウ

4: エ

5: オ

第52回午後:第54問

舌下神経について正しいのはどれか。  

1: 舌筋を支配する。

2: 両側支配である。

3: 神経核は橋にある。

4: 脳の背側から出る。

5: 味覚の求心路である。

第43回午後:第25問

副交感神経作用があるのはどれか。2つ選べ。  

1: 嗅神経

2: 視神経

3: 動眼神経

4: 三叉神経

5: 顔面神経